獅子座の神話が簡単に分かる!星座の特徴や誕生日、性格や相性は? | カモシカおやじの趣味ブログ

獅子座の神話が簡単に分かる!星座の特徴や誕生日、性格や相性は?

天体
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この記事は獅子座のギリシャ神話のあらすじ、獅子座の特徴や誕生日、性格と相性などを紹介します。獅子座は、黄道十二星座の春の星座として有名ですね。

あなたもこれを読めば獅子座の神話のあらすじ、獅子座の特徴や誕生日、性格や相性などを簡単に知ることができます。

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 獅子座はどんな星座?

獅子座は紀元前600年頃には、もうすでに<獅子>(ライオン)と見立てられていたようです。

そう思うと、獅子も相当歴史のある動物ですね。

獅子座は春の星座になります。小学校でも習う「春の大三角形」。

 

牛飼い座のアルクトゥルス、乙女座のスピカ、そして獅子座のデネボラ。

この3つの大きな星を繋ぐと綺麗な三角形が出来上がります。

これが「春の大三角形」です。

 

獅子座の場合、デネボラも確かに大きく輝いていますが、一等星はレグルス。

レグルスはデネボラよりもさらに大きく堂々と輝いています。

デネボラは獅子の尻尾で、レグルスは獅子の心臓。

 

レグルスには「小さな王」という意味もあります。

レグルスの北に獅子の頭があり、尻尾のデネボラまでまるで大きな鎌のように繋がっているのが獅子座、ということになります。

 

北斗七星から南、春の大三角形を目印に<獅子の大鎌>を探すと良いでしょう。

太陽が沈む頃、大きなライオンは駆け上がるように東の空から登場します。

 

獅子座の神話や伝承は?

獅子座はヘラクレスに倒された人食いライオン、とされています。

蟹座の神話から続いているヘラクレスの12の試練の1つ。

ヘラクレスが人々を助けるために誰も倒すことが出来ない怪物のような獅子を退治したお話です。

 

 

この人食い獅子はネメアの森に棲んでいました。

どこで生まれ、どんな生き方をしてネメアまでやってきたか?

そのプロフィール的なことは残ってはいませんが…。

動物でありながら、人まで襲う恐ろしい怪物のようになりました。

 

近隣の住人は、この太々しい獅子を何度も退治しようと試みましたが…。

討伐に出たものは、残念ながら退治どころか、帰ってきた者すらいません。

食べられちゃったんでしょうか?

 

そこで、ヘラクレス参上!です。

ヘラクレスは並大抵の強者ではありません。

なんせ、ゼウスの血を引いていますから半分神様です。

 

 

生まれながらにゼウスの本妻ヘラの怒りで何度も暗殺計画に合い数々の窮地を乗り越えてきた男。

さらには、ヘラの策略によって最悪の大罪まで陥れられ、不幸のどん底に落ち、12の試練を受けることで罪を償おうとしているのです。

そりゃ、苦労人です。

 

そんじょそこらの強者なんかとは、訳が違います。

試練を受けるため、立ち上がったヘラクレス!

ヘラクレスは、話に聞いた獅子を退治すべく、とりあえず相当デカく強靭な棍棒を用意します。

 

この棍棒で殴られたら、どんな怪物でも、まぁ、気絶くらいはするでしょ?

気絶しなくても、激痛でビビるはず。

「そこを一気にガツンと退治しちゃおう」という作戦で行くことにしました。

 

さぁ、ネメアの森に出~発!

ヘラクレスは棍棒でザクザク森の雑草や小枝を跳ね除けながら、棍棒を手に馴染ませつつ、精神統一、準備万全にズンズン進んで行きました。

途中、小川の畔では「体力勝負だしね、ちゃんと食べよ」と村人から差し入れのお弁当を食べました。

 

そして、とうとう人食い獅子が棲むという洞窟前にたどり着きました。

 

 

(クンクン…また、人のニオイ。ちょっと汗臭っ!風呂、入ってないやろ?今、ごはん食べたばっかりだけど~デザートは別腹だし…)と獅子は気配に気づきます。

そして、のそっと洞窟から出てきた獅子は、ヘラクレスと鉢合わせしました。

 

一方、ヘラクレスは事前に子分(こぶん)も出ず、最初からラスボスの獅子の登場に、さすがにちょっとビックリしました。

しかも口は真っ赤。歯と歯の間からも血がダラダラしたたり落ちています。

「うわ~!口から血、出てるし~!吐血?それとも歯周病?…まさか!今、食べた?ヒト!!」

 

吐血なら既に今、弱っています。

歯周病なら牙はもう使い物になりませんが…、そんな都合が良いわけありません。

そう、ヘラクレスが思った通り、人食い獅子は、今、豪華なランチタイムを終えたばかり。

 

けれど、その眼は殺気立ち「まだ食える、オマエ食べちゃうぞ~」と物語っています。

「コノヤロー!胃下垂か!!」

とヘラクレスは棍棒を振り上げ獅子へ向かって飛びかかり、獅子の頭に棍棒で力いっぱい叩きつけます!!

獅子の頭にガツンと一撃!棍棒は命中したはずなのですが…。

ペキッ…と情けない音を立て、棍棒は真っ2つに割れてしまいます。

相当、硬い頑丈な棍棒を受けたにも関わらず、獅子はまるでハリセンで叩かれたごとく、びくともしません。

 

それどころか、ヘラクレスにのしかかり、前足でヘラクレスを押さえつけます

「な、なんと!この石頭!!もう、これは素手で倒すしかない」

激闘が始まりました。

 

ヘラクレスはラリアット、四の字固め、アナコンダバイスなどなど。

プロレス技で応戦しますが、獅子に疲れる様子は一向に見られません。

賢いヘラクレスは技をかけながら、必死に獅子の弱点を探ります。

 

「猛獣とはいえ、獅子とて生き物。何か弱点があるはず。そうだ!首だ!首を締めあげてしまえば、息もできまい…」

そうと決まれば、獅子の首を掴めるような態勢になるチャンスが来るまで。

 

「獅子さんコチラ~、お尻ペンペン」

「お前の母ちゃん出べそ」

など獅子を挑発し体力を消耗させつつ…。

 

時々、やられたような素振りをするなど、獅子が油断するよう、あの手この手を繰り広げ、やっとの事、後ろから獅子の首を捉えました!

 

ぐおぉぉぉ~!!獅子は苦しみますが、それでも一向に弱る気配はありません。もはや、どちらの体力が持つか?が勝負です。

ヘラクレスは死んでも離すもんか!と力いっぱい獅子の首を絞め続けます。

獅子がどんなに暴れても、スッポンのように意地でも食いついたヘラクレスは獅子の首を絶対に放しません。

 

…それは、三日三晩続きました。

 

勝負はヘラクレスの勝ちです。

ヘラクレスとて三日三晩、不眠不休。

何にも食べずで、自分でもよく体力が続いたと感心しました。

 

 

勝利後、ヘラクレスは一人解体ショー!実演。

獅子の首を切り落とし、毛皮を剥ぎ、肉は、マグロのそれとは逆に…ま、その辺に放っておきました。

そして獅子の頭を兜に、毛皮を身体に纏い、村に向かって歩き出しました。

「森で村人の弁当、食べておいたよかったな…」

と人々の期待を背負った差し入れに深く感謝しながら…。

 

「ち、チキショ~~!!」(ちょっとお下品)

その頃、天界では神の女王ヘラがヘラクレスの勝利に悶々としていました。

またもや、ヘラクレスの命を取れなかったのですから。

とはいえ、三日三晩、よくヘラクレスの手を煩わしてくれた獅子です。

 

「人食いニャンコ!負けたのはとって~も、残念だったけど、アイツ困らせてくれたから、特別にご褒美として星座にしてあげても良くてよ~」

(ニャンコちゃうわ~獅子やで、しし!!by獅子)

こうして、人食い獅子は<獅子座>となって春の夜空を駆けているのです。

 

 

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獅子座の誕生日はいつ、獅子座の性格や相性は?

星座占いとは、生まれた日にホロスコープのどの星座の位置に太陽があるか?で星座が決まります。

獅子座に太陽があるのは 7/23~8/22 の間。

この期間に誕生日があるのが<蟹座>の方、獅子座の加護を持つ人です。

 

獅子座の人は正義感も責任感も強く、リーダーシップを取れる素質を持っています。

けれども、プライドがとても高い自信家で融通が利かない所がタマにキズ。

時々、墓穴を掘って身動き取れなくなってしまうこともあります。

 

相性の良い星座は獅子座同様に自分の世界をしっかり持っている、牡羊座、牡牛座、射手座など。

反対に人は人、自分は自分、と考える山羊座や蟹座や蠍座は獅子座にとっては打っても響かないと感じ。

コミュニケーションが取りづらいかもしれません…。

獅子座の星座石は?

星座石とは誕生日によって分けられる12の星座にもとづいて持ち主を守護する石のことです。

獅子座の星座石は、守護石はダイヤモンド。

守護石をサポートするサブストーンはサードオニキスペリトッドです。

 

獅子座にオススメのパワーストーンは「ダイヤモンド」です。

ダイヤモンドは、精神力を高めて困難に立ち向かう力を与えてくれたり、恋人や夫婦、家族などの人間関係の絆を強めてくれる力があります。

 

まとめ

獅子座のギリシャ神話のあらすじ、獅子座の特徴や誕生日、性格と相性、星座石などを紹介しました。

獅子座は春の夜空を駆け上がって来ますが、実は…ペルセウス座が上がってくる頃には、西の空に去っていきます。

ヘラクレス座の星座図ではヘラクレスは獅子の毛皮を身にまとった姿で描かれています。

 

それは、あの戦利品となった獅子の毛皮!

獅子座になった人食い獅子だと言われています。

もう、二度とヘラクレスに会いたくないのでしょうね。

 

オリオン座が命を奪った蠍座から逃げるように西の地平に消えるお話とちょっと似ています。

獅子座もヘラクレス座の物語を彩るキャラクターでした。

お気づきかもしれませんが、12星座には物語の上でグループがあります。

この獅子座も、蟹座もヘラクレスの物語に登場するキャラクター。

 

また別のグループでは魚座や水瓶座、山羊座が神々の川の畔での宴に関わる物語に登場します。

12星座以外にも、まだまだサイドストーリーがいくつもあります。

オリオンの物語やアンドロメダ、カシオペアなどケフェウス王一家と鯨座、ペガサス座などはペルセウス座の長い物語に登場ます。

 

今は別々の星座になっているアルゴ座にも星座の英雄たちが多く登場します。

多くの星座の物語は交差しながら繋がっているのです。

…夜空の星々の物語はまだまだ続いて行きます。

 

【他の星座の記事はこちら▼】

牡羊座 (3/21-4/19) 牡牛座 (4/20-5/20) 双子座 (5/21-6/21) 蟹座 (6/22-7/22)
獅子座(7/23-8/22) 乙女座 (8/23-9/22) 天秤座 (9/23-10/23) さそり座 (10/24-11/22)
射手座 (11/23-12/21) 山羊座 (12/22-1/19) 水瓶座 (1/20-2/18) 魚座 (2/19-3/20)

 

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