サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」の歌詞の意味を考察

昭和歌謡
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この記事は、サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」の歌詞の意味を考察します。

サザンオールスターズと言えば、夏の名曲の宝庫です。「チャコの海岸物語」もそのひとつ。

若い世代でも一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

それでは、サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」の歌詞の意味を読み解いていきましょう。

サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」

【チャコの海岸物語】

アーティスト:サザンオールスターズ

作詞:桑田佳祐

作曲:桑田佳祐

リリース: 1982年1月21日(Invitation)

★チャート最高順位  週間2位(オリコン)、1982年度年間8位(オリコン) 

サザンオールスターズは言わずと知れた日本の5人組ロックバンド。

バンドのメンバーは青山学院大学で結成されて、1974年から活動がスタートしました。

「チャコの海岸物語」は、1982年に販売されたサザンオールスターズの14枚目のシングルです。

1982年の年間シングルチャートは8位、シングル売上枚数は55.6万枚もの大ヒットとなりました。

この曲で1982年大晦日の第33回NHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。

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サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」の歌詞の意味を考察

「チャコの海岸物語」は、波の音とカモメの鳴き声から始まります。

ひと夏の刺激的な出来事の始まりを予感させるような、ドラマチックでどこか懐かしさも感じるイントロが印象的です。

胸の高鳴りを後押しするように「♪抱きしめたい~」と続けば、一気に楽曲の世界観に引き込まれてしまいます。

 

サザンオールスターズの曲について、歌詞の一文一文を追い、その意味を読み解いていくのは、なんとなくナンセンスというか、野暮な気もします。

 

「チャコの海岸物語」についても、日本人の耳に馴染む、心地よいリズムをベースに、歌詞については、発音したときの語呂感やメロディーとの親和性をポイントにして作られているように感じます。

それは、歌詞の世界観を重要視していた昭和歌謡の時代において、音楽維新ともいえる革命だったのではないでしょうか。

デビュー当時から話題となった派手なパフォーマンスや少々ヘンテコな歌詞は、音楽への情熱と好奇心からくるイノベーションであり、それがサザンオールスターズの最大の魅力にもなっています。

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「チャコの海岸物語」というタイトルも、なんとも革新的なタイトルです。

「チャコ」というのは、愛しい彼女のニックネームなんだろうな~と思って聴いていると、続く2番、3番の歌詞では「ミーコ」「ピーナッツ」というまったく別の人物が登場します。

心から好きだった「チャコ」どこ行ったんや?と思わずツッコミを入れたくなりますね。

 

主人公は、夏の解放感に乗じて、次々とナンパでもしていたのでしょうか?

いいえ、これには秘密があるんです。

実は「チャコ」「ミーコ」「ピーナッツ」というのは、それぞれ実在する人物のニックネームなんです。

 

「チャコ」というのは、1960年代に活躍した歌手、飯田久彦さんのニックネームです。

そう、女の子ではなく、なんと男性なんです。

 

同じく歌詞に登場する「ミーコ」というのは、「人形の家」などのヒットで知られる歌手の弘田三枝子さん。

「ピーナッツ」というのは、双子デュオ、ザ・ピーナッツからきており、それぞれ桑田さんの憧れの歌手を歌詞に入れたということなんです。

 

1956年生まれの桑田さんにとって、「チャコ」「ミーコ」「ピーナッツ」は少年時代のスターであり、憧れと尊敬の意味を込めて作詞したことがうかがえますね。

3人ともそれぞれに「心から好きだよ」と歌っていますが、「チャコ」には、自分などまったく眼中にないようなつれない態度でかわされているようです。

「チャコ」こと飯田久彦さんは、「チャコの海岸物語」が発売された当時、すでに歌手を引退してサザンオールスターズが所属するビクター音楽産業の課長だったそうです。

そんな関係性を知った上で聴くと、所属アーティストとして、もっと目をかけてもらいたいなぁなんて感情が見え隠れしているような気もしますね。

 

続いて2番では「ミーコ」に夢中になりますが、彼女のことは「甘くてすっぱい」と形容しています。

「甘い」というのは、女性としての可愛らしさを意味していると思われますが、「すっぱい」とは果たしてどういう意味でしょう?

ニュアンスとしては、一筋縄ではいかないというような意味合いでしょうか。

自分など太刀打ちできない、及ぶところではないといった桑田さんの謙遜もうかがえるような印象の歌詞です。

 

そして3番に登場する「ピーナッツ」については、「浜辺の天使」だと言っています。

2度繰り返されるこの表現で、やっと見つけたぞという安堵感を感じさせます。

畏敬や尊敬といった感情抜きで、純粋に好きなんだという幼心に返っているようにも深読みできますね。

 

また、歌詞の中に出てくる「エボシ岩」というのは、茅ヶ崎海岸から見える烏帽子岩を指しています。

この曲は、桑田さんが生まれ育った茅ヶ崎の海を舞台にしているのです。

 

「チャコ」「ミーコ」「ピーナッツ」そして「エボシ岩」と、この曲の歌詞には、桑田さんの個人的なバックグラウンドである固有名詞が多く出てきますが、夏の定番ソングとして日本中で愛され歌われています。

 

夏というのは、誰しも気分が高揚し、リミットを外してはしゃぎたいという気持ちになるものです。

そんな気分にマッチする刺激的な歌詞と、耳なじみの良いメロディーがこの曲の魅力ではないでしょうか。

彼女のニックネームで替え歌をするのも盛り上がりますね!

 

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まとめ

サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」の歌詞の意味を考察しました。

サザンオールスターズと言えば名曲の宝庫であり、ファンそれぞれに自分なりのベストソングがあるのではないでしょうか。

「チャコの海岸物語」のようにイントロから心を掴まれてしまう楽曲も多いですね。

そこで筆者が個人的におすすめするサザンの名イントロを紹介します。

 

まずは「希望の轍」です。

疾走感のある綺麗なメロディーラインが、タイトル通り希望を感じさせます。

 

続いては「真夏の果実」です。

夏の恋の切なさを感じるイントロが、とても感傷的な気分にさせます。

 

そして番外編ですが、桑田さんが研ナオコさんに楽曲提供した「夏をあきらめて」。

こちらもドラマチックでおすすめです。

 

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