薬師丸ひろ子「探偵物語」の歌詞の意味を考察! 透き通る声が心に響く

昭和歌謡
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この記事は、薬師丸ひろ子「探偵物語」の歌詞の意味を考察します。

この曲は、デビュー曲の『セーラー服と機関銃』に続き、角川映画『探偵物語』に主演し、歌った主題歌として知られます。

それでは、薬師丸ひろ子「探偵物語」の歌詞の意味を読み解いていきましょう。

薬師丸ひろ子「探偵物語」はどんな曲

【探偵物語】

アーティスト:薬師丸ひろ子

作詞:松本隆

作曲:大瀧詠一

リリース:1983年5月25日( EASTWORLD / 東芝EMI)

★チャート最高順位
週間1位、1983年度年間4位(オリコン)

この曲は、1983年7月に公開された角川映画『探偵物語』の主題歌です。

映画は、薬師丸ひろ子が演じるお嬢様女子大生・直美が、探偵事務所から派遣されたボディーガードと、偶然遭遇した事件に首を突っ込み、探偵ごっこに興じるうちにボディーガードに恋をする、というストーリーです。

映画『探偵物語』と共に薬師丸のこの曲もヒットし、オリコン・シングルチャートでは1983年度年間ランキング4位、売上枚数は84.1万枚を記録しました。

 

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薬師丸ひろ子「探偵物語」の歌詞の意味を考察

映画のストーリーに沿って、歌詞を読み解いていきます。

主人公の女子大生・直美は、早くに母親を亡くし、父親はアメリカに単身赴任中なので、普段はお手伝いさんと暮らしています。

しかし、直美もまた、しばらく大学を休学し、一週間後にアメリカに行く予定です。

 

そんな状況で、彼女は大学の憧れの先輩から海辺の街へ行かないかと誘われます。

そして、先輩といいムードになりますが、ある中年の男性に邪魔をされてしまいます。

実は、この辻山と名乗る男性(演じるのは松田優作)は、お手伝いさんが探偵事務所に依頼して雇った、直美を見張るボディーガードでした。

 

不満いっぱいの直美でしたが、辻山と行動を共にするうちに、二人はとある事件に遭遇し、辻山の元妻がその容疑者として指名手配されてしまいます。

探偵気取りで事件に関わる直美と、それに付き合わされる辻山。

 

そんな中、直美は夏の非日常感がもたらす魔法にかけられたのか、辻山に恋心を抱きます。

しかし、彼女は、そんな自分にひどく戸惑います。

 

何故なら相手は、自分よりもだいぶ年上でバツイチのぼーっとした感じの中年男性。

そんな異性を、彼女は今まで意識したことがないからです。

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歌詞にある「昨日からはみ出した 私がいる」から、この恋を知る以前の自分には戻れない彼女の静かな心の動揺が読み取れます。

 

それにしっかり者の彼女は、この想いが本当に恋なのか確信が持てません。

「自信はないけれど」の部分は、そんな彼女の心情を言っているのでしょう。

 

ですが、相手に「見つめられ」ると「身動きも出来な」くなり、あんなに鳴っていた「激しい潮騒」の音すらも彼を前にすると遠くに感じてしまうのです。

それは、やはり恋です。

しかし、自分はもうすぐアメリカに行ってしまうきょう身ですし、相手もそれまでの契約でそばにいるだけ・・。

そんな状況でこの想いを告げる訳にはいきません。

 

彼女は、あえて言葉にして告げることなく「好きよ でもね たぶん きっと」と何度もその想いのみを相手に向かって投げかけるのです。

 

また、彼は職業柄、時には危険に遭うかもしれないので、気をつけてねと彼を気遣ったりもします。

 

「波の頁めくる 時の見えない指さき」という時の経過を表す表現のように、ひと夏の短い時間はあっという間に過ぎ去ります。

そして、事件も直美の活躍もあって無事に解決し、いよいよ渡米の日がやって来ます。

空港で別れ際、直美と辻山は、抱き締め合い、熱い口づけを交わしますが、これを最後にこの恋は終わり、彼女は見送る辻山を残し、アメリカへと旅立って行きます。

 

飛行機の搭乗ゲートへ向かう彼女は、その背中に彼の熱い視線を感じたことでしょう。

やっと想いが通じ合ったけれど、自分は行かなければならないのです。

なのに、いつまでもそうして見つめられていては、せっかくの決意が揺らぎかねません。

 

「離れて見つめないで」という最後の歌詞は、そんな映画のラストの彼女の気持ちを表現している歌詞とも読み取れます。

 

その後の二人がどうなったかは分かりませんが、おそらく、この二人はもう再会することもなく、別々の人生をそれぞれ歩いて行ったと思われます。

真夏の太陽のように刺激的で熱い、それでいて陽炎のように儚い恋の記憶を胸に隠し持ったままで・・。

 

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まとめ

薬師丸ひろ子「探偵物語」の歌詞の意味を映画のストーリーに沿った形で考察しました。

主人公の女子大生・直美と、探偵事務所のボディーガードである辻山の夏の日の出会いと恋、別れ・・。

 

もしかすると、何十年も後に、もうすっかり年をとってから、直美は、孫相手にお祖母ちゃんの若き日の武勇伝としてあの夏の出来事を語ったりするのかもしれません。

そんな記憶を人知れず持ち続けた直美は、きっとお茶目で素敵なお祖母さんになったことでしょう。

夏の魔法が生み出した恋を歌う曲は多くありますが、この歌は言葉少なに、でも詩的な表現が各所に見られる大変素晴らしい歌だと思います。

 

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