松田聖子「赤いスイートピー」の歌詞の意味を考察!乙女の可愛らしい恋心

昭和歌謡
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この記事は、松田聖子「赤いスイートピー」の歌詞の意味を考察します。

「赤いスイートピー」は、1982年1月に発売された、松田聖子のシングル曲です。

松田聖子は「永遠のアイドル」と称され、数多くのヒット曲を持つ日本を代表する歌手・アイドルです。

そんな松田聖子「赤いスイートピー」の歌詞の意味を読み解いていきましょう。

松田聖子「赤いスイートピー」とはどんな曲

【赤いスイートピー】

アーティスト:松田聖子

作詞:松本隆

作曲:呉田軽穂(松任谷由実)

編曲:松任谷正隆

リリース: 1982年1月21日 (CBS・ソニー)

★チャート最高順位  週間1 位 (オリコン)、1982年度年間12位(オリコン) 

「赤いスイートピー」は、1982年1月に発売された松田聖子の8枚目のシングルです。

オリコンチャートで1982年度年間12位、シングルは50.0万枚のヒット曲となりました。

作詞は松本隆、作曲の呉田軽穂とは、ユーミンこと「松任谷由実」のペンネームです。
ユーミンの作曲ということで当時話題になりました。

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松田聖子「赤いスイートピー」の歌詞を考察

うららかな春の日差しの下、駅のベンチに若い男女が並んで座っています。
女性の年恰好は、17、8才でしょうか。

少しだけ頬が赤らんでいるのは、まだ慣れないメイクのせいでしょうか?
それとも隣に座る男性のせいでしょうか?

彼女は向かいのホームの汽車を眺めながら、このまま彼と海に出掛けたいなぁと考えています。

まだ彼と一緒に海を見たことはありません。

気付かれないように、ちらっとだけ彼を見て思います。

「良いお天気だし、海でも見にいこうか」と言い出してくれたらいいのになぁ。

 

彼女は、ふたりで汽車に乗って海へ向かうことを心の中で想像します。

可憐な恋心を乗せた汽車は、淡い春色です。
それは桜色でしょうか。それとも菜の花色、若葉色、もしくは空色でしょうか。

並んで座るシートでは、今よりもう少しふたりの距離は近づいています。

彼女は彼の肩に寄りかかり、ウトウトしています。
彼のシャツからは、ほのかに煙草の匂いがします。

男性の方は、彼女より少し年上の成人のようです。

出逢って半年が経つふたりですが、彼はまだ彼女の手も握ったことがないようです。

彼女の方は彼に恋心を抱いており、ふたりの関係を進めたい気持ちですが、彼の方はどうでしょう?

彼女が言うように、ただの奥手なのでしょうか?

それとも何か事情があるのでしょうか?

 

彼女の想像は続いています。

海に着いたふたりは波打ち際ではしゃいでいます。

寄せる波から逃げるように、不意に彼が彼女の手をとりました。

彼女は彼の手をしっかり握り、ふたりは一緒に走り出します。

「心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー」とても印象的な歌詞です。

春色の汽車に乗った、膨らみかけのつぼみのような可愛らしい恋心は、パッと花開き、それは鮮やかな赤色をしていました。

大人の女性として、彼と恋愛を一歩進めたいという、彼女の心的イメージを表しています。


パラパラと小雨が降ってきました。

場面はまた駅のベンチです。

見渡すと、ホームにはふたりの他には誰もいません。

想像上のデートでは手を取り合い、はしゃいでいましたが、ベンチのふたりには拳ひとつ分の距離があります。

彼女はさっきまでの自分の想像が、ひとり先走っているように感じて、なんだか恥ずかしい気分です。

彼は彼で、なんとなく決まりが悪そうにチラチラと左手の腕時計に目をやっています。

「つまらないなぁ」「早く帰りたいなぁ」という彼の心の声が聞こえる気がして、彼女は悲しい気持ちになってしまいました。

ふたりにはまだ、心の距離があるようです。

それはもしかしたら、拳ひとつ分よりも大きいかもしれません。

彼女は、少し年上の彼の考え方や価値観が気になります。

「翼の生えたブーツ」で、青春の階段を飛び越えて、彼に追いつきたい気持ちです。

 

大人の女性として、彼と恋愛を一歩進めたいという彼女の思いは、やはり強いのです。

彼といると、その思いがどんどん溢れてきます。

恋愛漫画や映画のようなドラマチックな展開に憧れる彼女は、彼が運命の人だと感じているようです。

まだ17、8才の女性の「今日までに出逢っただれよりも好きよ」「あなたの生き方が好きよ」という台詞は、聴く者にとってはなんとも微笑ましい感じがします。

 

バルセロナ五輪で金メダルを獲得した、当時14才の岩崎恭子さんの「今まで生きてきた中で、一番幸せです」という名言を思い出します。

きっと、彼女が自分自身の気持ちを、感じるままに表現したのでしょう。

もう少し彼と一緒にいたいという思いが喉まで出かかっています。

「言わせないで、わかって」

彼女の中の情熱に彼は応えるでしょうか?

この曲の歌詞からは、男性側の気持ちははっきりとは読み取れません。

しかし、好意がありながら半年以上手も握らない男性というのは、なかなかレアです。

 

このふたりは、両想いの恋人同士ではないようにも思います。

例えば、この男性は、彼女の友達のお兄さん。或いはアルバイト先の先輩ではないでしょうか。

出逢ってから半年、最初から彼女は彼に憧れていました。

彼の方はというと、妹の友達という気恥ずかしさから、或いは仕事を教えるべき立場という気まずさから、彼女の好意に気付きつつも、それを素直に受け取ってはいなかったのです。

恋人未満という感じで、たまに食事をしたり、自宅に送ったりという関係性だったのではないでしょうか。

彼女の「帰りたくない」という気持ちを受け入れる準備は、きっとまだ出来ていないでしょう。

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まとめ

松田聖子「赤いスイートピー」の歌詞の意味を考察しました。

「赤いスイートピー」は、冒頭の歌詞からフォトジェニックな映像が広がります。

春色の汽車と聴いて、何色が浮かぶでしょうか?
筆者はラベンダー色が浮かびました。

パステルカラーを背景に、ほのかな煙草の匂い、車窓から入る潮風、遠くに聞こえる波音と、五感に訴えかける歌詞がとても瑞々しい恋の歌です。

この曲が作られた当時、赤色のスイートピーは実在しなかったそうです。

可憐に、そして鮮やかに咲くスイートピーに、彼女の恋心を寄せて表しているところが、情感があってとても素敵ですね。

 

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