麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」の歌詞の意味を考察!

昭和歌謡
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麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」の歌詞の意味を考察します。

清潔感あふれるルックスと優しい歌声で1970年代人気アイドルの麻丘めぐみ。
歌詞に合わせた左手の振り付けが特徴の「わたしの彼は左きき」。

そんな麻丘めぐみの名曲「わたしの彼は左きき」の歌詞の意味を読み解いていきます。

麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」はどんな曲

【わたしの彼は左きき】

アーティスト:麻丘めぐみ

作詞:千家和也

作曲:筒美京平

リリース: 1973年7月5日(ビクター音楽産業)

★ オリコンチャート週間1位獲得(1973年 8月27日 – 9月3日)

麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」は、1973年7月に発売された彼女の通算5枚目のシングル曲です。
麻丘めぐみの代表曲として知られます。

麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」は1973年の第15回日本レコード大賞・大衆賞を受賞。
同年大晦日の「第24回NHK紅白歌合戦」にもこの曲で初出場しています。

シングル売上枚数は総計50万枚以上とされます。

麻丘めぐみの他のヒット曲には「芽ばえ」、「悲しみよこんにちは」、「アルプスの少女」、「森を駈ける恋人たち」などがあります。

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麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」の歌詞の意味を考察

「わたしの彼は左きき」の主人公の女性の大好きな彼はタイトルの通り、左利き。

とにかく彼の一挙手一投足が気になって仕方ない!そんな微笑ましい恋の歌です。

その初々しさから、この女の子にとっては、初めての彼かもしれません。

 

そして彼の方はというと、投げキッスをしてみたり、小指を繋いだり、ブラックコーヒーを飲んだりという歌詞から、彼女より少しだけ年上で、恋愛経験がありそうです。

 

左利きの人口というのはどれくらいなのでしょうか?

調べてみると、世界の人口のうち左利きの割合は約10%、つまり10人に1人は左利きということです。

 

今でこそ左利きは、スポーツで有利と言われたり、ユニバーサルデザインという概念も広まり、それほど暮らしにくいことはありません。

しかし、昭和の時代の左利きというのは、『恥ずかしいから直しなさい』と言われ、右利きへ矯正を強いられることがしばしばありました。

そのため、実際に身近で左利きの人と接するのは、10%という数字よりも少なかったはずです。

この曲の主人公である女の子にとっても、彼は初めて身近で触れ合うことになった左利きの人かもしれません。

 

投げキッスをしたり、こっちにおいでと手招きしたり、どうやら二人の恋愛は彼の方がイニシアチブをとっているようです。

きっとこの女の子は、彼の仕草にドキドキしたり、沸き立ったりしているのでしょう。

 

彼女が泣いているとき、彼はその涙を優しく拭い、手を繋いでくれます。

彼にとっても彼女は、健気で素直で、感情がすぐに表に出てしまうようなチャーミングな女の子なのではないでしょうか。

 

彼女はいつも、彼の左手がどんな動きをするか、目で追っています。

そして彼の左手の動きに合わせて、自分も左手を動かしてみようとします。

でも右利きの彼女は、左手を器用に、滑らかに動かすことができません。

何度やっても彼の左手の動きとテンポが合わず、すれ違い。

 

そんな彼女を見て彼は、笑ってからかったかもしれません。

『意地悪!』と頬を膨らませて子どもっぽく拗ねる彼女が浮かんできます。

 

デートの帰り際も、やっぱり彼女は彼の左手を追っています。

そして彼と同じように左手でバイバイと手を振ります。

 

家に帰ってからも考えるのは彼の事ばかり。

大好きな彼をもっと知りたい、もっと彼に近づきたいという気持ちでいっぱいです。

 

またある時、二人はお互いの背中に指で文字を書き、当てっこをしています。

はじめはカップルらしく『大好き』とか『♡』などと書き合っていました。

そのうち彼はわざと難しい文字や記号を書きはじめ、彼女にいたずらします。

背中を向けているということは、彼女には彼の手元は見えていないのに、それでも彼女は背中の文字が左手で書かれる様子を目を閉じて想像しています。

 

彼女は今日も、彼の真似をして左手を動かします。

喫茶店で向かい合って座りおしゃべりしている時も、彼と同じように左手でコーヒーカップを持ってみます。するとまるで鏡を見ているような感覚です。

 

それがなんだか面白くて、彼女はコーヒーカップを持つタイミングを彼に合わせます。

彼も彼女が自分を真似していることに気づき、わざとカップを素早く持ったり、持つと見せかけて持たなかったり、そんなことをして楽しんでいます。

彼女はまた、『意地悪!』と頬を膨らませて子どもっぽく拗ねています。

 

なんでもないことでも二人はいつも楽しそうです。

左利きを右利きに矯正しなさいと言われた時代に、彼女は逆に彼と同じ左利きになりたいと思っています。

 

好きな人の癖や仕草を真似したいというのはどういう心理なのでしょう?

憧れや好意の意識があると、相手の行動をよく観察してしまいますよね。

そして少しでも相手に近づきたいという思いから、自分も同じような行動をとることを心理学では『モデリング』と呼びます。

よく夫婦や恋人同士で口癖や服装が似てくるのは、このためかもしれませんね。

 

さらには、相手を真似することで親近感を抱かせる恋愛テクニックもあります。

これを『ミラーリング』と呼びます。

人は、自分と考え方や行動が似ている人に対して、自然と好意を持ちやすい心理を持っています。

なんとなく波長が合ったり、しっくりくる、そんな感覚を持つ相手とは恋愛関係に発展しやすいのです。

 

この主人公の彼女は、もちろんこのような恋愛テクニックは知らなかったでしょうが、結果的に彼にとって可愛くて愛くるしい存在になっていることがうかがえます。

 

「わたしの彼は左きき」は、少し大人な左利きの彼と、その横で子犬みたいに無邪気に笑う彼女が浮かんでくるような楽曲です。

まとめ

麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」の歌詞の意味を考察しました。

主人公の若い女性が大好きな左利きの彼を想い自分も左利きを真似しようとしたりする様子がとても微笑ましく思えます。

彼も左利きを真似しようとする彼女のことをとてもかわいらしく思っていることでしょう。

 

筆者も実は左利きなのでこの曲を聞くと当時、昔はマイナーな存在の左利きに対する応援歌のように思え、嬉しかったことを思い出します。

個人的には麻丘めぐみの「わたしの彼は左きき」も好きですが、デビュー曲の「芽生え」も甲乙つけがたい位、気に入っています。

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