岩崎宏美「ロマンス」の歌詞の意味を考察!歌われた時代背景は?

昭和歌謡
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この記事は岩崎宏美「ロマンス」の歌詞の意味を考察します。

1975年、清楚な容姿で抜群の歌唱力を持つ少女・岩崎宏美がデビュー、2曲目のシングル「ロマンス」は大ヒット。

そんな、岩崎宏美の名曲「ロマンス」の歌詞の意味を歌われた時代も含めて考察していきます。

岩崎宏美「ロマンス」ってどんな曲?

【ロマンス】

アーティスト:岩崎宏美

リリース  1975年7月25日 (ビクターレコード)

作詞:阿久悠 、作曲:筒美京平

岩崎宏美は、「天まで響け岩崎宏美」というキャッチコピーどおり天まで響くほど美しい歌声の持ち主です。
デビュー曲「二重唱 (デュエット)」はいきなりトップ20入りする好調のスタートを切りました。

そのわずか3か月後に発売となった2枚目のシングル「ロマンス」もデビュー曲同様に阿久悠&筒美京平コンビの楽曲で、新人ながらオリコン1位を獲得、累計売上90万枚の大ヒットとなりました。

この年の日本レコード大賞で新人賞をはじめ数々の音楽賞を受賞。
1975年「第26回NHK紅白歌合戦」にも出場。

「ロマンス」は岩崎宏美の同世代の恋する心情を唄ったラブソングです。

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岩崎宏美「ロマンス」の歌詞の意味を考察

ロマンスとは元々はラテン語が由来、中世ヨーロッパの恋愛・冒険談の物語をロマンということから、一般的には恋愛物語などを“ロマンス”と表現します。

音楽用語では、叙情的な歌曲、小規模な器楽曲などの意味があります。

岩崎宏美の「ロマンス」の歌詞を読んでみると…、確かに恋愛初心者の心情を抒情的に語ったまさに“ロマンス”です。

冒頭で「お願いだから席を立たないで」と語ります。

おそらく言葉にしているのではなく、心の中で言っているのでしょう。

そのワンフレーズだけだと別れの曲とも思えますが…。

ネタバレとして後半に「生まれて初めて愛された」「私はキレイになる」「幸せな私」などの言葉があるので、付き合ったばかりの恋人たちが一番盛り上がってる時期の心情なのでしょう。

カフェ(当時は喫茶店やパーラーと呼びました)なのか、家の中なのか?

どんな状況で何故、彼は席を立ったのか?

場所やシチュエーションは詳しく語られていませんが、まだチューもしていない2人はデートの真っ最中。

彼が「ちょっと失礼」と電話かトイレに立ったのか?

もし、そうであるならば「トイレくらい行かせてやれよ」と突っ込みたくもなります。

息がかかるほどの距離にいたいようですが…、ソーシャルディスタンスが基本のご時世にはアウトです。

恋は盲目…まさにソレです。

ソレを絵に描いたように四六時中“アナタ好き!好き!光線”を発しています。

1人でいるのが怖い。もう会えなくなってしまったら、どうしよう?ハラハラドキドキ♡

…大丈夫、会えます。彼はどこにも逃げません。

 

トイレに立つフリをして姿を消したら恋愛詐欺です。

それは事件ですので早めに別れて正解です。

何はともあれ、今の彼女は寝ている時も、風呂でもトイレでも、学校だろうが仕事だろうが、嵐の中でもどんなに遠くでも、飛んでついて行く気満々です。

それほど“好きなんです”。

まるで親からはぐれて泣き出す迷子みたいな気分。

こんな状況の女性には「彼にペットのリード付けて歩いたら?」と冗談を言ったら本気にしてやりかねません。

当時の女性にはこんな恋愛もあったのかもしれません。

それほどに純真に何の疑いもなく相手を好きになることが出来るとは…。

それはとても素敵で貴重な経験です。

 

その結末がどうなったとしても、人生でそんな恋愛が出来きた事は心の栄養になり、後の人生を豊かにするのではないでしょうか?
 
ところで、男性はどう感じるのでしょう?

彼女と同じ気持ちなら最初は嬉しいかもしれませんが…どこに行くにも彼女がついてくる。

離れていてもずっと想われている。

コントのように常に彼女が背後霊のようにずっといる…正直コワイと思うかもしてません。

 

ここまでの執着はさすがに少し気の毒です。

恋愛ピークを過ぎた男のフェードアウトはかなり難しく、ひと悶着、二悶着あるはずです。

今で言うストーカーに発展してもおかしくありません。

たとえばもし、この男が恋愛詐欺だったら?相当の達人です。

純真無垢な女の子を恋という餌で捕まえ、都合よく使い、金を搾り取る…ダメです!

ロマンスの主人公のような純真な女性には絶対にこのような男のカモになってはなりません!

…なんて、少し不真面目な考察になりましたが、予想通り恋愛が超盛り上がった時の女性の心情がこの「ロマンス」には描かれています。

この恋の結末はどうなったのでしょう?紆余曲折を経て結婚まで至ったのか?

もしくは「お願い、席を立たないで」という冒頭のセリフがそのまま別れのシーンの言葉になったのか?

この曲が発売になって約半世紀。
もしこの曲が実在する人物の“ロマンス”であるならば…きっと年金受給者の年齢です。

彼女はどんなオバサンになっているでしょうか?
あの頃のロマンスを振り返り「若かったわ~恥ずかしい!」と良き想い出になっているといいですね。
 
ちなみに、最近ではオタ芸にも“ロマンス”という基本のダンスがあるようです。

両手にサイリューム、円を描くように腕を振り必死に踊る定番の振り付け、あれが“ロマンス”です。

岩崎宏美の「ロマンス」に合わせてのオタ芸の“ロマンス”も観てみたいものです。

当時のアイドル歌謡ですので楽曲的には充分楽しめるはずではないでしょうか?

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岩崎宏美「ロマンス」の流行った1975年(昭和50年)とは?

『秘密戦隊ゴレンジャー』はご存じですか?

当時を知る人は、その名を聞くだけで♪バンバラ、バンバンバン~♪で始まるテーマ曲をすぐに歌えるはず。この年に放送になった「ゴレンジャー」に少年たちが夢中になりました。

それまでにウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズなど、実写ヒーロー番組はありましたが、チームで戦う、友情と団結を意識したヒーローは、ゴレンジャーからです。

性格もプロフィールも異なる赤青黄緑の青年4人のレンジャーに紅一点の桃レンジャー。

女性がヒーローチームの一員であることがセンセーショナル!

ヒーローは男だけじゃない!と、少女たちにも注目されました。

ゴレンジャーごっこには女子も欠かせません。

それから約45年、この「スーパー戦隊シリーズ」は現在までに45作が制作されています。

今までの作品にはバトルカラーも当初の5色から様々な色や人数。

そして女性枠が1人とは限られず、色も限定されなくなり、時代と共に戦隊ヒーローにもジェンダー平等となって来ました。

そして敵サイドもただ地球を狙う悪ではなく“戦う理由”が語られるようになりました。

ゴレンジャーから変わらないのは「協力して困難を乗り越える」ということ。

チームの絆が描かれています。

歌姫 岩崎宏美とは…

デビュー当初から驚くべき歌唱力と透き通る声で当時の新人歌手の中でもひときわ輝いていた岩崎宏美。彼女は1958年11月12日に三姉妹の次女として東京に生まれました。

妹は歌手で女優の岩崎良美です。

岩崎良美はアニメ「タッチ」の主題歌で今の若い世代にもよく知られています。

岩崎宏美は、幼い頃から歌のレッスンを受け、中学校進学後、歌手を目指し日本を代表するオペラ歌手の松田トシに師事します。

また縁あって先代・水谷八重子にも師事。彼女の持って生まれた歌唱力と表現力はこうした一流の師匠たちの厳しいレッスンにより、さらに磨かれていきました。

中学3年の時に日本テレビ『スター誕生!』に応募し、関東大会で代表となり、決戦大会で最優秀賞を受賞し、芸能関係8社からのスカウトを受けます。

先にご紹介のとおり、1975年4月25日、「二重唱 (デュエット)」でデビュー。
2枚目の「ロマンス」が90万の大ヒットになります。

その後、日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』の主題歌「聖母たちのララバイ」が大ヒットし日本歌謡大賞を受賞。

デビューから2017年までマキシ・シングルも含め68枚を発売。

オリコンチャートは15枚がベスト10入り。

岩崎宏美の歌唱力と表現力を最大限に生かされた「ロマンス」「聖母たちのララバイ」はどちらも80万枚を超え岩崎宏美の代表曲となりました。

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まとめ

岩崎宏美「ロマンス」歌詞の意味を歌われた時代を踏まえて振り返りました。

岩崎宏美は現在も音楽活動は続行中。歌唱力と美声は健在で2020年にはデビュー45周年公式YouTubeチャンネルも開設しています。

「ロマンス」や「聖母たちのララバイ」の他、多くのヒット曲を持つ岩崎宏美。

1978年にヒットした「シンデレラ・ハネムーン」が、ものまねタレント・コロッケのレパートリーとして有名になり過ぎて、コンサートでイントロが流れると笑い声もあったと言います。

もちろん、コロッケ氏は形態模写なので過剰な誇張しています。
けれど、モノマネされるほどインパクトのある歌手であることは間違いありません。

 

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