沢田研二「時の過ぎゆくままに」の歌詞の意味を考察!かっこ良さが半端ない

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この記事は、沢田研二「時の過ぎゆくままに」の歌詞の意味を考察します。

1975年に発売されたこの曲は、気だるい雰囲気と色気が漂う歌詞を優れた歌唱で表現して大人気の曲となりました。

それでは、沢田研二「時の過ぎゆくままに」の歌詞の意味を読み解きましょう。

沢田研二「時の過ぎゆくままに」はどんな曲

【時の過ぎゆくままに】

アーティスト:沢田研二

作詞:阿久悠

作曲:大野克夫

リリース: 1975年8月21日 (ポリドール)

★チャート最高順位
週間1位(5週連続)、1975年度年間4位(オリコン)

「時の過ぎゆくままに」は、1975年8月に沢田研二の14枚目のシングルとして発売されました。

1975年6月から放映された本人主演のテレビドラマ「悪魔のようなあいつ」の挿入歌にも使われました。

発売後、人気に火がついてヒットチャートをにぎわし、1975年度のオリコン・シングルランキングは4位、販売枚数は79.1万枚を記録しました。

 

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沢田研二「時の過ぎゆくままに」の歌詞の意味を考察

「時の過ぎゆくままに」はどことなく気だるい雰囲気と色気が漂う曲です。

歌詞もアンニュイという言葉がよく似合います。

歌詞の中の2人の男女関係は退廃的という表現に近い内容です。

この男女の関係は通常の恋愛関係では無いようです。

 

主人公の男性は、この女性に対して恋心を抱いていますが、相手の女性はそうでも無い様子です。

何故なら彼女は前の彼が忘れられず、今も心に傷を持ったままだからです。

冒頭の歌詞から彼女は、前の彼と別れた事で生きる意味を失ってしまっていることが分かります。

 

そんな彼女に惚れてしまった主人公の男性は、彼女が自分を見てくれなくても、そばにいることでよいのでしょう。

彼女が自分に心を開き、好きになってくれるのを待っている状態なのです。

 

歌詞の中で彼女は過去に縛られていることが分かります。

特に、小指の指輪はその事が分かる大きなポイントです。

小指につける指輪は左と右で意味が違います。

 

右手につける指輪は自身の魅力をアップさせたり、表現力を高めるために用います。

左手につける指輪は人との絆を深めるため、恋人との愛情を深めるためのものが多いです。

この事から彼女は左手に付けていた事が考えられます。

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この指輪は彼女が自分で買ったのか、前の彼から貰ったのかは、分かりません。

もし男性から貰った指輪だったとしたら薬指につける指輪で無いことから、彼女は前の男性にとって本命では無かったのではないか、ということが想像出来ます。

 

その点に気が付いてしまったことが、彼女が傷付いている原因のひとつかもしれません。

その指輪を捨てられずに身に付けているという事から、前の男性に未練が残っていることが推察できます。

 

そして、主人公の男性はその指輪をまるで呪いのアイテムかのように感じています。

彼女の指に「食い込む」ように存在する前の男性との絆を感じさせる指輪。

男性としては直ぐにでも外してしまいたいという気持なのでしょう。

 

彼女の心の傷が癒えるのはまだ少し時間がかかるもの…。

彼はそれでも時が解決してくれると考えて彼女に指輪を外させることなく、ただ彼女に寄り添うのです。

「時の過ぎゆくままに」身を任せているのは、彼女の傷が癒えるのを待つだけではなく、主人公の男性も時の流れに身をまかせて過ごしています。

いつ彼女が自分の事を愛してくれる日が来るか、またはもしかしたら来ないのかが分かりません。

 

流されるまま2人で夜を過ごしている時も、きっと彼女は前の彼のことを考えているだろう。

一緒にいても何時でも彼女は前の男性の事を思ってため息をつく。

主人公の彼にとってもこの関係は不安な日々であることは間違いないと思います。

彼女に「今は何も考えずこの身を任せて共に過ごそう。それもまた幸せさ」という意味の事を言っていますが、それは同時に自分にも言い聞かせているようでもあります。

 

確かに彼は今、彼女と一緒にいられることで幸せを感じられるでしょう。

しかし、彼女のぽっかりと空いた穴を埋めてあげることはできるのか。

彼女の傷を癒してあげられるのか…。

 

まずは焦らずに彼女の心の傷が時間と共に癒えてくれることに期待しよう。

このように考えているのだと思います。

 

この曲は「時の過ぎゆくままに」と時間が流れていくようなイメージのあるタイトルですが、彼女は過去が忘れられず傷つき立ち止まり動けずにいます…。

そこに寄り添いながらも彼女との関係が少しも進展しない主人公の男性。

 

実際の2人は二人の関係が進展する事なく、時が止まっているかのように感じられます。

もしも2人の関係が前に動き出せば、愛し合うことが出来たなら、それは止まっていた時が動き出すこと「窓の景色も変わっていくだろう」という歌詞に繋がります。

 

でも、もしも彼女が愛してくれなかったなら…。

彼女が自分を選ばなかった時には、彼は身を引くことも考えているのでは無いか。

一見、退廃的に見える歌詞でしたが彼の心の優しさも伝わってくるようにも感じます。

 

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まとめ

沢田研二「時の過ぎゆくままに」の歌詞の意味を考察しました。

主人公の男性は、別れた彼のことが忘れられない女性を好きになりますが、相手はそうでもない様子。

彼女は別れた彼への強い未練があり、生きる意味を失ってしまったのです。

主人公の男性は、その女性からのそばにいることは許されているので、流されるままに2人の関係は続きます。

 

男性は彼女が自分に対して心を開き、好きになってくれるのを待っていますが、その日はいつになるのか、果たしてそうなるのかどうかも分かりません。

2人は出口の見えない洞窟に迷い込んでしまったようでなかなか前へと歩みを進めることが出来ません。

そうした何とも歯がゆく、やりきれないような雰囲気の歌詞を沢田研二が全身全霊で見事に表現されており、とても魅力的で素晴らしいと思います。

 

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