杏里「悲しみがとまらない」の歌詞の意味を考察!辛い失恋を受け止める

昭和歌謡
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この記事は、杏里「悲しみがとまらない」の歌詞の意味を考察します。

1983年11月に発売されたこの曲は「オリビアを聴きながら」、「CAT’S EYE」などとともに杏里の代表曲のひとつになっています。 

それでは、「悲しみがとまらない」の歌詞の意味を読み解きます。

杏里「悲しみがとまらない」はどんな曲

【悲しみがとまらない】

アーティスト:杏里

作詞:康珍化

作曲: 林哲司

編曲:角松敏生・林哲司

リリース:  1983年11月5日(フォーライフ・レコード)

★チャート最高順位  週間4位(オリコン)、1984年度年間19位(オリコン)

1983年8月発売の13枚目のシングル「CAT’S EYE」に続き、「悲しみがとまらない」は、1983年11月に杏里の14枚目のシングルとして発売されました。

「悲しみがとまらない」は発売後人気となり、シングル販売は65.6万枚(オリコン)の大ヒットとなりました。

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杏里「悲しみがとまらない」の歌詞の意味を考察

親友に恋人を紹介したら、なんと恋人を盗られてしまった!

そんな漫画みたいな悲劇ってあるでしょうか?

もしも現実にこんなことが起きたなら、普通の女性なら絶望してしまうのではないでしょうか?

だって、大事な親友と恋人をいっぺんに失ってしまうのです。

 

そんな辛すぎる恋の終焉を歌ったのが、杏里の「悲しみが止まらない」です。

歌詞のストーリーだけを聞くと、絶望感に苛まれる主人公の女性が浮かんできます。

しかし、ポップなメロディーラインと、杏里の都会的で自立したイメージが上手くマッチして、力強さも感じられる曲です。

それではこの歌詞のストーリーを、主人公の女性の気持ちに寄り添って考察してみましょう。

 

この女性は、最愛の恋人と信頼できる親友を持ち、とても充実した生活を送っています。

きっと、プライベートだけでなく、仕事も順調で、周りの女性から憧れられるような存在、まさにこの曲を歌った杏里のイメージにピッタリです。

 

彼女は恋人と順調なお付き合いをしています。

これから先も長く付き合っていきたいと、将来的なことも少し考えるようになっています。

彼女は、唯一無二の親友に彼を紹介したいと考えます。

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自分のコミュニティーに、彼を認めてもらい、歓迎してもらえたら嬉しいものです。

きっと親友も彼を気に入って、自分たちの関係を祝福し応援してくれると思い、3人は昼下がりのカフェで対面します。

彼女はその対面が、自分の運命を狂わせるものだなんて思ってもいませんでした。

それは女の勘かもしれません。

彼女越しに彼と親友が交わす、ちょっとした目線や間。

自分を介しているのに、まるで自分が透明人間にでもなってしまったかのような感覚。

彼女は今まで経験したことのないような、言い知れぬ不安な気持ちに襲われました。

ふたりが理屈ではなく、強烈に惹かれ合ったことを感じ取ったのです。

 

彼女にとっては「気軽な紹介」だったはずが、彼と親友にとっては「運命の巡り合い」になってしまったのです。

「ふたりを会わせなければ良かった」

そう後悔しても、時間を巻き戻すことはできません。

 

 

そしてある日突然に電話が鳴ったのです。

嫌な予感は的中しました。

 

「あの人と別れてほしいの」

 

いつも控えめな親友が、こんなにもはっきりと意思表示をしたのは、長い付き合いの中でも、はじめてのことでした。

親友が一方的に彼に好意を抱いただけなら、そんなこと言うはずがありません。

 

それはつまり、運命の巡り合いを果たしたふたりは、もう後戻りなど出来ないほどにお互いに強く惹かれ合っているということを意味していました。

常識やモラルに欠いていることを分かった上で、お互いの愛を確かめ合ったということに他なりません。

彼女の発した言葉には、自分という親友を失っても、たとえ世界中を敵に回しても構わないという強い覚悟が感じられたのです。

 

主人公の女性は衝撃と悲しみの中で、彼の言い分を聞こうとします。

答えはわかっていますが、間違いであってほしいという願いもあったのでしょう。

彼は、後ろめたさや申し訳なさで、咄嗟にその場を取り繕い、彼女を抱き締めキスをします。

しかし、そこにもう愛がないことは、火を見るよりも明らかでした。

 

彼のついた嘘は、保身のためだけでなく、自分を傷つけたくないという思いもあったはず。

それでも、その嘘に騙され、彼との付き合いを続けることなど出来るはずはありません。

彼女にとって残された道は、身を引くことだけでした。

 

彼女は親友を恨むことも、彼を責めることもしません。

「彼を返して」といくら叫んでも、それは無意味なことです。

彼は元々、彼女の「モノ」ではありません。

誰のせいでもない、男女の関係は、縁とタイミングなのです。

そんなこと彼女だって百も承知です。

それでも、彼女の全身から溢れだす悲しみは、抑えががききません。

 

親友も恋人も、欲しいと思ってすぐに出来るものではありません。

それぞれに出逢いからの道のりがあり、思い出があり、信頼があったでしょう。

その大きな喪失感は、察するに余りあります。

 

「だれか助けて」そう叫びながら、ひとり悲しみに耐える彼女に、きっと多くの女性がエールを送るでしょう。

自分の失恋と重ねながら、辛い経験のあとには、必ず幸せが訪れることを信じて・・。

 

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まとめ

杏里「悲しみがとまらない」の歌詞の意味を考察しました。

この曲は、とても悲しい失恋ソングですが、杏里が歌うことによって、都会的で洗練された、お洒落な楽曲に仕上がっています。

不思議と湿っぽさがなく、彼女が親友と恋人を失ってもきっと立ち直り、前を向いて歩いていくことがイメージできます。

そして、悲しみの先には幸せが待っているという期待感までも抱かせます。

「悲しみがとまらない」は、辛い失恋を乗り越え、前を向いて歩き出そうとする気持ちを後押ししてくれる、そんな名曲ではないでしょうか。

失恋の傷を癒すもの、それは時間であり、新しい恋であり、そして「悲しみがとまらない」のような素敵な曲なのかもしれません。

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