山口百恵「冬の色」の歌詞の意味を考察!片思いの冬の心象風景

昭和歌謡
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この記事は、山口百恵「冬の色」の歌詞の意味を考察します。

1974年に発売されたこの曲は、美しい日本語の歌詞を抑え気味に情感込めて歌い上げる彼女の歌唱が多くの人々の心を魅了しました。

それでは、山口百恵「冬の色」の歌詞の意味を読み解きましょう。

山口百恵「冬の色」はどんな曲

【冬の色】

アーティスト:山口百恵

作詞:千家和也

作曲:都倉俊一

リリース:1974年12月10日(CBSソニー)

★チャート最高順位
週間1位、1975年度年間10位(オリコン)

「冬の色」は 1974年12月に山口百恵の7枚目のシングル曲として発売されました。

彼女初のバラード作品となり、1975年度のオリコン・シングルチャートでは年間ランキング10位、販売枚数は52.9万枚を記録しました。

 

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山口百恵「冬の色」の 歌詞の意味を考察

この曲の歌詞は主人公の女性の純愛がテーマになっています。

相手の男性は口紅について、からたちの花よりも薄い色をつけるように、と言いました。

しかし、からたちの花の色は白です。

それよりも薄いとなると口紅はつけるな、と言っているのと同じです。

 

その意図は普通に考えると口紅をつけて、(つまり化粧をして)オシャレをして他の男性と会って欲しくないと、男性が彼女に対して独占欲を持っているかのように思えます。

彼女もそのように彼の言葉を受け取っていることでしょう。

 

そして彼からもらった手紙には「さり気ない愛情が感じられる」とあります。

くちづけも交わさない清らかな関係という2人ですが、果たしてこの恋愛は成立しているのでしょうか。

おそらく男性は年上で彼女に対しての恋愛感情は無く、近所のお兄さんのような立場で彼女に接しているのでしょう。

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山口百恵が当時この曲を歌っていた年齢は15歳、または16歳。

それも重ねて考えると手紙に書かれた「さり気ない愛情」とは兄が妹に対して感じるようなものなのでしょう。

男性は彼女に対して、からたちのような清楚で白い花をイメージしていることから、この女性はまだ口紅をつけるべきでは無い年頃だと思っている、という事が分かります。

 

男性からもらった手紙の内容に関する記載はありません。

きっとこの男性が妹を思いやるような気持ちで書かれたやさしい言葉を彼女は愛情と受け取ったのでしょう。

二人の関係は彼女の一方的な片思いのようです。

 

彼女は片思いだということは分かっていても、男性のことが好きという気持を抑えきれないのでしょう。

男性にはもしかしたら他に好きな女性がいるのかもしれません。

 

男性は彼女の事を妹のように想っているので、彼女に男女の関係なく知り合いや友人を紹介する機会もあったかと思います。

しかし、彼女はそうしたことには興味はなく、だだ彼が自分の気持ちに振り向いてくれる日を待っている。

 

もしも彼が急に死んでしまったら彼女もすぐにあとを追うほどの気持ち。

もしかしたら初恋だったかもしれない、まだまだ精神的にも未熟な純粋な彼女ですが、覚悟は出来ているようです。

 

純粋に男性のことを想い続けていて、いつか振り向いてくれる日を待っている。

彼が振り向いてくれない可能性がありながらも好きでいることが今の自分の全て。

その状態の自分は他人には不自然に映るくらいおかしい事なんでしょうか?と彼女は思っています。

歌詞の中にある「幸せの欲しくないぜいたくな恋」とはまさに片思いという事。

振り向いてくれないが、自分が勝手に彼を思っていることは自由でありそれは贅沢な事なのだ、と彼女は考えているのです。

 

当時、女性が結婚できる年齢は16歳でした。

女性が結婚ができる年頃になったということも彼女が想い続ける理由になっているのではと考えます。

 

この曲のタイトルの「冬の色」と言えば、真っ先に雪の白が浮かびます。

それはこの歌詞において、口紅の色を表していると共に彼女をイメージした色でもあるのです。

 

彼が悲しければ自分も悲しいと感じ、彼が死んでしまったら後を追ってしまいたくなるほど純粋に男性を想う無垢な心。

それは、どの色にもまだ染まっていない真っ白ということでしょう。

また、彼への恋もまた実らないもの、まだ春は来ないものとして冬という言葉を使っているものと考えます。

 

まとめ

山口百恵「冬の色」の 歌詞の意味を考察しました。

主人公の女性が年上と思われる男性のことを好きになります。

彼女の一方的な片思いですが、彼女の心は少しもブレぶれません。

 

誰が何を言おうとも彼女の気持ちはしっかりと定まっており、いつか彼が振り向いてくれる日を待つのです。

それを彼女は、「幸せの欲しくないぜいたくな恋」だと感じています。

 

歌詞に書かれた主人公の女性が当時の若かりし日の山口百恵にダブるようにも思えてきます。

まだ幼さを残しているものの芯の強さは大人顔負けのようで、頼もしさすら感じてしまいます。

 

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