よしだたくろう「旅の宿」の歌詞の意味を考察!情感あふれる和の味わい

昭和歌謡
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この記事は、よしだたくろう「旅の宿」の歌詞の意味を考察します。

1972年に発売されたこの曲は日本のシンガーソングライターの草分けともいえる彼の名曲のひとつ。今もなお多くの方に人気があります。

それでは、よしだたくろう「旅の宿」の歌詞の意味を読み解いていきましよう。

よしだたくろう「旅の宿」はどんな曲

【旅の宿】

アーティスト:よしだたくろう

作詞:岡本おさみ

作曲:吉田拓郎

リリース: 1972年7月1日(Odyssey/CBS Sony)

★チャート最高順位
週間1位、1972年度年間4位(オリコン)

日本の音楽業界に今も尚、大きな影響力を持つシンガーソングライターの吉田拓郎は、1970年にプロデビュー。

デビュー当初は、旧・芸名のよしだたくろうとして活動していた彼が、1972年に4枚目のシングルとして発売したのが「旅の宿」です。

作詞は岡本おさみが、作曲は吉田拓郎自身が手掛けています。

オリコン・シングルチャートでは1972度年間ランキング4位、売上枚数は66.6万枚のヒットを記録しました。

その後、彼は、自身で歌を発表するだけでなく、多くのミュージシャンに楽曲を提供したり、俳優やラジオパーソナリティとしても活動の幅を広げていきます。

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よしだたくろう「旅の宿」の歌詞の意味を考察

秋のある夜、一組の恋人同士が、旅先の温泉宿で仲良く食事をしています。

テーブルに並んでいるのは、旬の食材をふんだんに使った美味しそうな料理の数々。

しかし、それよりも男性は、「浴衣」姿の女性が気になっています。

どうやら、その現実離れした姿に新たな魅力を見出したようです。

 

女性も、普段あまり袖を通すことのない和装に、はしゃいでしまい、小料理屋の女将さんにでもなった気分でお酌をします。

その姿が、何とも艶っぽくて、ますます気分が上がり、ついつい杯を重ねてしまう男性。

女性の方も、それに合わせて、いつもより多めにお酒を飲んでいます。

 

 “ほろ酔いの和装美女と秋の温泉宿なんて、なんか絵になるよね。ここで一句、即席で披露してみようかな。”

男性はそんなことを言ってふざけます。

でも、男性の詠んだ句はイマイチの出来なので、それを聞いた女性は、声を立てて笑います。

 

食事を終え、温泉にゆっくり浸かった後、二人は部屋の窓の障子を開けて、月見を楽しむことにしました。

月見をするなら出来るだけ暗い方が良いので、電灯のスイッチもオフにします。

敷かれた布団に女性が座ると、男性はすかさずその膝に頭を乗せます。

その柔らかさは、まさに極楽で、あまりの気持ち良さに溜め息を漏らす男性。

ふと耳を澄ますと、どこからか秋の虫の声が聞こえてきます。

 

せっかく忙しい日常を飛び出して、こうして旅行に来たのですから、愛し合う恋人同士、抱き合って、まだまだお熱い夜を過ごしたいところ。

しかし、お酒と幸福感の酔いに浸って、男性は気持ち良い睡魔に襲われ、このまま眠ってしまいそうな勢いです。

 

“少し、飲ませ過ぎちゃったかしら”と、思いつつ微笑みを浮かべる女性。

そんな二人を、月光が優しく照らしています。

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以上のように、この歌は、恋人同士の男女の旅の一夜を歌ったものです。

秋の旅の風情を描いた歌詞に、フォークのメロディがぴったり合って、何とも言えない味わいを感じさせてくれます。

また、この歌詞には、日本人ならではの繊細な季節表現や和の雰囲気が感じられ、聴く人の心をうっとりと酔わせます。

 

春や夏に、恋愛の幸せを満喫する恋人たちを歌った曲は多くありますが、秋という季節を舞台にそれが描かれるのは珍しいことです。

そもそも秋というのは、少しずつ日が短くなり、気温も低くなって、落葉が始まることから、何となく寂しいものとされています。

 

そのメランコリックな雰囲気意に飲まれ、別れを経験する男女も実際多いのです。

しかし、この歌に出て来る男女の関係は、まだまだ大丈夫だと思われます。

 

それを象徴的に表現しているのが、歌詞の中の「上弦の月」です。

これから満ちて、丸くなっていくそれは、二人の未来そのもの。

それを、歌の中の二人も無意識に感じているのでしょう、本当に幸せそうです。

旅がもたらす旅情と非現実的な雰囲気。

秋の澄んだ夜空と、その中で冴え渡る月光。

そして、気持ちよく飲んで回ったお酒の酔い。

温泉で温まった体は少しずつ冷えていくけれど、愛する人と共有する別の温もりにまどろむ夜。

 

いやはや、何とも贅沢な大人の旅ですね。こんな旅をしてみたいものです。

日常の忙しさに追われてしまうと、人は空を見上げるのも、季節をゆっくり味わうこともつい忘れがちになってしまいます。

 

しかし、私たち日本人は、季節の移ろいを敏感に感じ取る繊細な感受性を持っているのです。

この歌には、そんな私たち日本人の心を遺伝子レベルで揺さぶる力があるのかもしれません。

 

 

 

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まとめ

よしだたくろう「旅の宿」の歌詞の意味を考察しました。

主人公の男性は秋の日に浴衣姿の彼女と旅先の温泉宿で仲睦まじく食事をします。

彼女にお酒を勧められ男性は幸せな気持ちで酔いが回っていきます・・。

 

多忙な日常に、心も体もくたくたに疲れた時には、この歌に耳を傾けてみるのも良いでしょう。

きっと、しみじみとした風情を感じることが出来て、癒しを得られると思います。

中には、この歌の男女のようにお酒を飲みたくなる方もおられるかもしれません。

この歌はお酒との相性も良さそうです。

ただし、くれぐれも飲み過ぎにはご注意下さい。

 

 

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