この記事は女神フレイア・エナジーカードの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは北欧神話の女神フレイアからのメッセージとガイダンスを伝えるものです。
あなたもこれを読めば女神フレイア・エナジーカードの意味や特徴、使い方を知ることができます。
それではルネッサンス風で洗練された美しいイラストとパワフルでアクティブなエネルギーを感じさせてくれる女神フレイア・エナジーカードの魅力をお伝えします。
女神フレイア・エナジーカードの意味と特徴は?
女神フレイア・エナジーカードは北欧神話に登場する女神フレイアのメッセージとガイダンスを伝えるオラクルカードです。
女神フレイアは日本ではあまりなじみのない存在ですが、北欧神話の中では最も有名であり、愛と美を司る女神とされています。
そして彼女は非常に自由奔放な女神としても有名で、自らの欲望に忠実であるが故、非常にパワフルでアクティブであったとされています。
また女神フレイアは動物好きであったことも知られていて、彼女の戦車を引くのは二匹の美しい山猫でした。
彼女ご自慢の首飾りは、小人達とありえない交渉をして手に入れたものです。
これらは女神フレイア・エナジーカードの裏側のシンボルマークにも描かれています。
欲しいものは自分の力で手に入れる、自分の美しさを武器として欲望も感情も隠すことなくどこまでもアグレッシブに生きる、それが女神フレイアなのです。
この女神フレイア・エナジーカードの著者は森川舞氏です。
少し意外ですが、このオラクルカードは日本で作られました。
カードの枚数は33枚で、他のオラクルカードに比べて枚数は少なめですが、ルネッサンス風でありながら洗練された現代的なイラストは女性好みで誰もが美しいと感じることでしょう。
美しさの中にユーモアが隠されている自由な絵柄は親しみやすいです。
日本語で書かれたキーワードは、ドキッとさせられるものが多いですが、説明書を読み、絵柄とじっくり向き合うことでなるほどと思わせてくれます。
とても魅力的なカードですが、初めて開封した時に違和感を感じる人が多いのは事実です。
それは大きくてしっかりした外箱のわりに、オラクルカードも解説書も薄いため、箱の中がスカスカだからです。
薄いカードであるがゆえに、箱はしっかりとしていた方がいいのでしょうし、他のオラクルカードの半分しかない厚さの箱だと、開封しづらいと思います。
日本製のオラクルカードの外箱はほとんどサイズが均一なので、それに合わせたのかもしれません。
しかし大事なのは外箱よりカードなので、あまり気にしすぎる必要もないと思います。
薄いカードは軽やかでシャッフルしやすいと感じます。
女神フレイア・エナジーカードは、現代女性が人生を輝かせることを応援し、愛と豊かさをもたらし、自立を促してくれるカードです。
女神フレイア・エナジーカードの使い方は?
女神フレイア・エナジーカードは1~2枚引きを目的としたカードですが、使い方は自由です。
ただし親切丁寧といった感じではありません。
直球で簡潔、「ヒントをあげるから後は自分で考えなさい」そんなイメージです。
このカードには冊子になった解説書が存在しません。
代わりに20ページほどの薄いカードと同じくらいの大きさの「カード取り扱い説明書」が付いているだけです。
1ページにつき、2枚のカードが絵柄とともに紹介されていて、1枚のカードにつき100文字程度のメッセージが書かれています。
取り扱い説明書には1枚引きと2枚引きのやり方が紹介されています。
1枚引きは、「今自分に必要なメッセージを受け取りたいとき」、2枚引きは、「今直面している真意を知りたいとき」に使います。
実際にカードを引く時には、カードを山にしてテーブルに置いて、その上に手をかざしてエネルギーを感じます。
カードのエネルギーとつながって、カードのエネルギーが球体となって自分を包んでいると感じたら、リラックスしてカードを引きます。
女神フレイア・エナジーカードには「ケチ」とか「わな」とか、他のオラクルカードでは見かけない変わったキーワードも登場します。
このようなカードを引くと困惑しますが、カードの説明を読んで、じっくりとカードを眺めているうちに、女神フレイアが何を言わんとしているのかが分かってきます。
ドキッとさせて納得させる、そういうショック療法に似た駆け引きをしてくるところも自由奔放な女神らしいと感じます。
女神フレイアは自分の美しさを自慢することはありません。
彼女にとって美しさは自分の欲望を満足させるための武器なのです。
そんな彼女のパワフルな生き方に憧れる人には、必ず必要なメッセージがもたらされるでしょう。
女神フレイアは自分のように強く輝いて生きようとする女性を応援することが大好きです。
それは彼女の楽しみでもあります。
このカードを使うことは、女神フレイアに導きを求めていることと同じなのです。
女神フレイア・エナジーカードを使った感想は?
それでは女神フレイアからのメッセージを受け取ってみます。
1枚引きで「今の私に必要なメッセージをください」と念じてカードのエネルギーと同調してから1枚引きます。
すると結果、このカードが出てきました。
なんともがっかりする言葉ですね。
真剣に悩んでいる時に引いたら絶望しそうなカードです。
ですが絵柄に描かれている女性はギリシャ神殿のような場所で大理石のソファーに横たわってぼんやりしているだけです。
彼女の背後には穏やかで美しい海と遠くに島のようなものが描かれているので、きっとここは平和で恵まれた場所なのでしょう。
そして彼女は苦しんだり悲しんだりしている様子もなく、ただぼんやりとしているように見えます。
「あきらめ」という言葉から連想される事と絵柄との違いが気になるので、取り扱い説明書を見ていきます。
説明書には「あきらめから何を連想しますか」「勝ち負けで判断していますか」「あきらめることで得られるものがあるのです」「結果を気にせずやりたいようにしていきましょう」
このような言葉が書かれていました。
つまり今回「あきらめ」という言葉を受け取って「自分が何をあきらめるように言われていると思ったのか」が今の自分の課題になるようです。
それは自分が結果を出さなければと焦っていることなのでしょうし、執着している事なのかもしれません。
そのことが上手くいかなかったらどうしようという恐れもあるのかもしれません。
しかし、女神フレイアは、一旦そのことを俯瞰してみるように勧めています。
「なぜがっかりするのですか」「なぜ絶望するのですか」「それを手放したらどうなりますか」「本当はどうしたいのですか」
おそらくこのカードを引いた時には、視点を変えてみる必要があるのです。
視点を変えることを促すオラクルカードのメッセージは珍しくはありませんが、「あきらめ」という言葉を使って伝えてくるカードは他にはありません。
西洋的な絵柄ではありますが、禅問答のようにとらえどころのない問いを投げかけて考えさせようとするカードだと感じました。
女神フレイア・エナジーカードをお勧めの方は?
このカードをお勧めできる方は非常にはっきりしています。
それは「愛と豊かさが欲しい」それから「自立したい」人です。
たとえ今何も行動できていなかったとしても、自立したいという気持ちを持っていれば女神フレイアは応援してくれます。
逆に「かわいそうな自分だから誰か何とかしてほしい」という他力本願な状態であれば、女神フレイアが手を差し伸べることはありません。
なぜなら、その感情は女神フレイアのアクティブなエネルギーと一致しないからです。
このカードには一枚一枚女神フレイアのエネルギーが込められているので、折に触れてカードを引き続けていくうちに、だんだん女神フレイアの明るさやパワフルさに影響されてくるでしょう。
北欧神話では自由奔放で自分の欲望に忠実な女神とされていますが、動物好きで正直な彼女は大変親しみやすい女神でもあります。
女神というよりも「憧れのきれいなお姉さま」を敬い慕うような気持ちで日々カードに触れて、必要な言葉を受け取ればいいのではないかと思います。
まとめ
女神フレイア・エナジーカードの意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
女神フレイアは非常に美しく自由奔放な女神ですが、愛と豊かさ、そして自立したいと思う女性に興味を持ち、応援することを楽しむパワフルでアクティブな女神です。
このオラクルカードは日本で作られました。著者は森川舞氏で、カードの枚数は33枚です。
ルネッサンス風でありながら洗練された現代的なイラストは女性好みで誰もが美しいと感じるだろうと思います。
そして日本語で書かれたキーワードは、ドキッとさせられるものが多いのですが、解説書と読み、絵柄とじっくり向き合うことでなるほどと思わせてくれます。
このカードをお勧めできる方は「愛と豊かさが欲しい人」そして「自立したい人」です。
女神フレイアからのメッセージの中には、禅問答のようにとらえどころがないものもありますが、それは自由奔放な彼女の個性でもあります。
「憧れのきれいなお姉さま」を敬い慕うような気持ちで、ひとつひとつのメッセージを大切に受け止めて、よく考えて行動していけば女神フレイアにつながれると思います。
この記事を読んで女神フレイア・エナジーカードに興味を持っていただけましたら幸いです。
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