エンジェルズ&アンセスターズオラクルカードの意味や使い方などを紹介します。
このカードは天使と祖先からのメッセージとガイダンスを受け取るツールです。
あなたもエンジェルズ&アンセスターズオラクルカードの意味や使い方を知り、日々の生活に役立てることができます。
天使と祖先が宿す聖なる英知を伝えるエンジェルズ&アンセスターズオラクルカードの魅力をお伝えします。
エンジェルズ&アンセスターズオラクルカードの意味と特徴は?
エンジェルズ&アンセスターズオラクルカードはイギリス在住のカイル・グレイ氏によって作られました。
彼は16歳の時からサイキックミディアム(霊媒師)として、周囲を驚かせるほどの能力を発揮してきました。
現在は天使のエキスパート、それから次世代の若きスピリチュアルリーダーとして最も注目されている人物の一人です。絵柄はリリー・モーゼス氏が担当されています。
このオラクルカードは、天使と祖先(先祖・聖人)からのメッセージとガイダンス(導き)を受け取るために作られました。
ご存知のとおり、天使の言葉を伝えるオラクルカードはたくさん存在していますが、このオラクルカードの天使は従来の「お願いすれば助けてくれる」ようなやさしい天使のイメージとは少し異なっています。
著者のカイル・グレイ氏は「世界中の天使、仏、神、宇宙人といった存在は、ただ呼び名が違うだけで同じ天使という存在であり、エネルギーとして今もこの瞬間私たちと共にあるもの」だと言っています。
ですから、このカードはすべてのスピリチュアルな守護エネルギーを天使として扱っていることになります。
そしてこのカードが天使と同時に先祖の意識を扱っているのは、「かつて人間として生きた経験のある古の賢者達からの具体的なアドバイスを受け取るため」なのです。
このエンジェルズ&アンセスターズオラクルカードは、天使からの光のメッセージと祖先からの現実的なアドバイスの両方を受け取れる、とても贅沢なカードであることが最大の特徴です。
カードの箱にはネイティブアメリカンの女性が描かれていますが、実際はさまざまな民族の意識と思想をひとつにまとめたカードだといえます。
たとえば、天使や神仏の他に、聖者や王、戦士などの絵札も登場します。
55枚のカードは4種類のグループで構成されていますが、特定の順番や優劣はなく、すべてのカードが同等に扱われています。
デッキの絵札には上半身の人物像、動物や自然などが描かれています。
アースカラーを基調にした表情豊かな絵柄は大地とのつながりを連想させ、美しいワンネスの世界観を醸し出しています。
数あるオラクルカードの中でも、これほど地球を感じさせるカードはないかもしれません。
エンジェルズ&アンセスターズオラクルカードの使い方は?
天使のエキスパートであるカール・グレイ氏が手掛けたこのカードは、初心者でも使いこなせるように様々な工夫が施されています。
たとえば絵札の下の部分には、キーワードと短いメッセージが記されており、絵札だけを見ても直感的に何を伝えようとしているのかがわかります。
そして解説書は、大切な部分については丁寧に書かれています。
特に使い方を説明した部分が充実しており、ここを読むだけでもオラクルカードとの付き合い方や使い方がわかるでしょう。
実際にカードを使う際にはカードとつながる儀式を行います。
といっても決められた言葉で東西南北の四方の守護者たちに呼びかけるだけですが、これによってカードのエネルギーとつながりメッセージを受け取ることができます。
他にも浄化の儀式についての説明があり、カードが疲れてきたと感じたときには浄化を行うとよいです。
各カードの解説ですが、解説書には最初に1~3行ほどの要約メッセージが書かれています。
次にカードに描かれた人物やシンボルについての定義と説明がされていて、その後「さらなるメッセージ」へと解説が続きます。
全体的に地に足の着いた前向きで力強さを感じるメッセージだと感じます。
それはカール・グレイ氏が男性であることも影響していると思いますが、このカードは能動的であるため、癒しや慰めの要素はやや少ないように感じました。
アドバイスには曖昧さはなくはっきりとしていますが、決して押しつけてくるものではなく、あくまでも提案であり、受け取り手の自由意志を尊重している所は良い印象でした。
カードの引き方については1枚引き、2枚引き、3枚引き、7枚引き、9枚引きのスプレッドが紹介されています。
枚数が増えるごとに、持って生まれた才能や過去世からの課題といったものがテーマとなります。
最初は1枚引いて、尊い存在からの教えをいただくような気持ちでメッセージを受けとってみるとよいでしょう。
1枚1枚のカードの性質を理解してから、枚数を増やして引いていくやり方をおすすめします。
エンジェルズ&アンセスターズオラクルカードを使った感想は?
それでは実際に一枚引いてみます。
まずはカードのエネルギーを浄化するためにしっかりとシャッフルします。
そして次の言葉を唱えますが、これは口に出して唱えても心の中で唱えてもどちらでも構いません。
「天使たち、祖先の人たち、先人たち。私にとっての至高の善のため、私が知るべきことを明らかにしてくださり、ありがとうございます。」
それからカードを裏向きのままじっと見つめて、気になるカードを一枚選びます。
今回選んだカードはこちらです。
【シェイプシフター】 姿を変え、才能を明らかにする。
「シェイプシフター」とは、不思議な力を持つ使い魔のことで、人間であって人間でないような存在です。
絵柄を見ると、先住民のような男性が何かの動物に変身しようとしているように見えます。
おそらく彼は自分の意志で狼にもなれるし鷹になることもできるのでしょう。
そして彼は自分のことを人間とも狼とも鷹とも決めつけず、その時に最もふさわしい姿でいればいいと思っているのではないかと感じます。
解説書を見ると、メッセージのところには「時間をかけ、自分の才能と強みを育んでいくことに集中しましょう。」と書かれています。
そして、シェイプシフターはシャーマンであり、姿を変えることで異なった視点から世界を見ることができ、特定の状況において変身した動物のスキルを活かしていくことができるのだと説明されています。
さらなるメッセージの解説部分は少し長いので要約します。
「今、あなたは変容の時を迎えています。過去の困難な体験のすべてが今あなたの強みに変わます。あなたは予想もできない姿に変身できる魂です。」
このようなことが書かれています。
このカードを引いた時には、過去の経験から自分の強みや才能を見つけて、その部分を時間をかけてでも磨きをかけて伸ばしていく必要があるということでしょう。
このようなメッセージとなりましたがいかがでしょうか。
このカードは導きの言葉を伝えると同時に、質問者に質問を投げかけます。
受動的なカードでないことが、おわかりいただけたかと思います。
エンジェルズ&アンセスターズオラクルカードをお勧めの方は?
アースカラーで統一されたこのカードは、地球と大地とのつながりが強いと感じます。
ですからそのようなテーマに関心のある方が持つとよいカードだと思います。
他のオラクルカードとは違った特徴を持っているので、色々なオラクルカードを集めている人にもおすすめです。
カードの絵柄はこのオラクルカードの世界観をよく表しているので、絵柄を見て「良さそうなカードだ」と思えるならば相性は良いでしょう。
誰にとっても親切で使いやすいカードだと感じますが、ロマンチックな恋愛やソウルメイト、癒しを求める方には不向きなカードだと思います。
また力強く、曖昧さのないはっきりとしたメッセージは男性ユーザーも満足させると思います。
そして、さまざまな民族を地球というテーマでまとめあげたアートワークは素晴らしく、個人的には一つの芸術作品といってもいいのではないかと思うほどです。
このように素晴らしいカードではありますが、人それぞれオラクルカードに求めるものは異なります。
「地球は行動の星」と言われますが、地球の声を聞いて自分自身を成長させ、進化したいと思う方が持つべきカードだと感じます。
まとめ
エンジェルズ&アンセスターズオラクルカードの意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
このカードは天使と祖先(先祖・聖人)からのメッセージとガイダンス(導き)を受け取るために作られたオラクルカードです。
作者は次世代のスピリチュアルリーダー、天使のエキスパートと呼ばれるカイル・グレイ氏です。
このカードは、天使からの光のメッセージと祖先からの現実的なアドバイスの両方を受け取ることができる、とても贅沢なカードであることが最大の特徴です。
しかし、まったくの初心者でも使いこなせるように絵札にも解説書にも工夫が施されています。
解説書を読むだけでもオラクルカードとの付き合い方や使い方がわかるでしょう。
また、さまざまな民族を地球というテーマで一つにしたアートワークは美しく、観賞用としても満足できる仕上がりです。
カードからのアドバイスは力強く、曖昧さのないはっきりとしたメッセージは男性ユーザーも満足させると思います。
地球の歴史を知る天使や、かつて人間として生きた祖先からの声を聞いて自分自身を成長させ、進化したいと思う方にはぴったりのカードだと思います。
この記事を読んでエンジェルズ&アンセスターズオラクルカードに興味を持っていただけましたら幸いです。
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