岩崎宏美「思秋期」の歌詞の意味を考察!老若男女の心に響く名曲

昭和歌謡
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この記事は、岩崎宏美「思秋期」の歌詞の意味を考察します。

1977年に発売されたこの曲は、青春の希望、笑い、苦悩、葛藤などを抜群の歌唱力で歌い上げ、その年の日本レコード大賞・歌唱賞を受賞した名曲です。

それでは、岩崎宏美「思秋期」の歌詞の意味を読み解いていきましよう。

岩崎宏美「思秋期」はどんな曲

【思秋期】

アーティスト:岩崎宏美

作詞:阿久悠

作曲:三木たかし

リリース: 1977年9月5日(ビクター音楽産業)

★チャート最高順位
週間6位、1977年度年間38位(オリコン)

「思秋期」は1977年に岩崎宏美の11枚目のシングルとして発売されました。

当時高校を卒業し、3ヶ月経った頃にレコーディングしたこの曲。

澄んだ声と圧倒的な歌唱力。歌詞の内容に気持ちが高ぶって何度も泣き、歌えなくなったそうです。

18歳の心を揺さぶるこの「思秋期」の歌詞とはどのようなものだったのでしょうか。

 

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岩崎宏美「思秋期」の歌詞の意味を考察

始まりは、とても詩的で情緒が感じられます。

静かに過ぎていった季節に対して「はらはら」という涙を流す音で歌詞の中に静かさと寂しさが表現されています。

 

(静)と(動)の対比も感じさせるこの詩は、過ぎ去った人達と再び会うことが無かった。

「1人で紅茶を飲んでいる」という所から今はかつて恋をした男性とは、現在は繋がりはない・・。

 

「いつか逢いましょう」と思い返しては、また繋がりを持つ事を期待しているかのような表現となっています。

これは青春時代を思い返す事で、また止まっていたものが動き出すような表現を作りたいのでは無いかと考察します。

 

この止まっていたものが動き出す時間・・。

それは聴いている人の年齢によって様々です。

 

18歳を過ぎたばかりの年代ならば、過ぎていった人達との別れの思いはまだ強く、思い返し悲しいと泣くのでしょう。

また、年齢を重ねた人ならば懐かしさや郷愁などの思いがあり、はらはらと涙を流すかもしれません。

 

青春というものはもちろん人生で1回きりのもの。

過ぎ去った出来事は戻ることがありません。

 

「忘れもの」という表現は素晴らしく、年齢が若ければ愛し、傷ついた事、別れる事に対して忘れたいと思うでしょう。

年齢を重ねていれば、過ぎていった忘れていた思い出は、懐かしさを感じるでしょう。

 

青春時代に歳が近ければ、後悔が先にくるのではないかと思います。

それは、あのときこうすれば良かったと振り返る思い出です。

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歌詞の中で言えば、口付けをした人とはその後、話をする事は無かったが、声をかければ良かったのではないか。

卒業式前日に告白してくれた人には、悩まずはっきり告げれば良かった・・、という後悔があるのではないでしょうか。

 

その想いが愛し傷つく壊れ物として表現されているのです。

年齢を重ねた人にも後悔はあると思いますが、時がかなり経過しているので昇華されて全て過去の思い出のとして存在しています。

 

「いつか、会いましょう」も曖昧で具体的ではありません。

歳を重ねた今ならば今はどうしているだろうか。

元気で居るだろうか、会えたら思い出話でもしよう。

そのくらいのことかも知れません。

 

しかし年齢が若ければ後悔や、もしかしたら恥ずかしさもあって、忘れたいけど忘れられない、会いたいけど、会いたくない。

それでも繋がって居たいと思ってしまう。

そんな矛盾した感情も読み取れます。

 

「過ぎてから気がつく」後悔・・。

岩崎宏美が歌えなくなるほどの涙は、年齢が若かった故のこの後悔という感情だったのでは無いかと思われます。

また、この歌を歌っていた岩崎宏美は何故おじさん(作詞者は当時40歳)が、こんなに18歳の心が分かるのだろうと思った。と言ったエピソードがあります。

 

どんなに歳を重ねた人も18歳という年齢、青春を経験しています。

年代を超えても共通、共感する想いが青春時代にあった、という事がこのエピソードからも分かります。


タイトルの「思秋期」には、”秋”という文字が含まれます。

この”秋”という季節は、春の入学や進学、就職など人生の出会いがあり、夏の祭りやイベントなど楽しい時期が過ぎ冬を迎える前にひと息つくような時期でもあると考えます。

物思いにふける秋とも言われたりもしますし、どこか静かで寂しさも感じる季節。

そんな時期に当時の青春を思い返し、作られた詩であるという意味としてもとてもふさわしいタイトルなのではないかと思います。

青春という春を思い返す思秋期は人それぞれです・・。

この曲を聴かれて、老若男女それぞれの方がご自身の「思秋期」に想いを巡らせることでしょう。

 

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まとめ

岩崎宏美「思秋期」の歌詞の意味を考察しました。

「思秋期」に似た四字熟語で「春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)」という言葉があります。

春に感じる哀愁と秋に感じる寂しさという意味があるそうです。

また、気候の良い時に何となく気がふさぐこと。

さらにはいつも悲しみや悩みを抱いている状態でもあるそうです。

 

この「思秋期」という曲にも意味が通じるものがあると思えます。

思い返す年齢により青春時代の思い出が後悔が先に来るのか、遠い思い出の懐かしさを感じるのか。

それは「思秋期」の曲が、18歳の心を当時の感情そのままに、また年齢という経験も重ねて、今も聴く人の心を揺さぶり続ける1曲である事は間違いないのです。

 

 

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