この記事は、エンジェルプリズムカードの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは、天使からの虹の光のメッセージを受け取るためのツールとなるものです。
あなたもこれを読めばエンジェルプリズムカードの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
それでは柔らかな色彩で描かれた幻想的な天使の絵柄とそこから伝わる神聖なエネルギーが素敵なエンジェルプリズムカードの魅力をお伝えします。
エンジェルプリズムカードの意味と特徴は?
エンジェルプリズムカードは虹の光の祝福を受け取るために作られたオラクルカードです。
作者は幻想的な絵画や現代仏画、龍神画を30年以上描かれている画家の奥田みき氏です。
十代の頃から仏像に惹かれ、同時に西洋ルネッサンスの神話の世界や天使の絵が大好きだったという奥田氏。
彼女が描く少し不思議な世界観を持った作品は、近年多くの人に注目されて、今では大人の塗り絵やジグソーパズルとしても楽しまれています。
このカードは、作者の奥田氏の「オラクルカードを通して多くのビジョンとメッセージを伝えることができる」との強い思いから企画されました。
天使の声を余すことなく伝えるために、メッセージと絵札だけでなく企画から出版まで奥田氏が手がけた大変思いが込められたカードです。
エンジェルプリズムカードという名前は、作者がチャネリング(高次と意識を合わせる)中にガイドから虹色をした美しいクリスタルを受け取りました。
そのクリスタルの名前がエンジェルプリズムだと教えられたことから名づけられました。
このカードには作者が天使から受け取った様々なビジョンが絵柄として描かれています。
すべて天使と対話を重ねて描かれているため、メッセージと絵柄が調和しています。
また、エンジェルプリズムカードのすべての絵に虹の光が描きこまれています。
それは、例えリーディングの結果が思わしくなかったとしても、最終的には虹の光に導かれて未来は開かれていくとの想いからです。
このカードには、手にしたすべての人が虹の光の祝福を受け取ることができるように祈りが込められており、心強いですね。
グリーン色の箱に入ったこのカードは、現在エンジェルプリズムカード〈新装版〉として販売されています。
2016年の発売当初はバイオレットカラーの箱で販売されていましたが、2020年にサイズの見直しが行われ、絵札に番号が振られ、枚数が3枚増えて新装版となりました。
中古品として販売されている場合はご注意ください。
エンジェルプリズムカードの使い方は?
エンジェルプリズムカードの使い方は一般的なオラクルカードと同じです。
ただし使い始める時には、カードと気持ちを通わせることが大切なので、一枚一枚挨拶するような気持ちで眺めて、それから使ってください。
解説書では、カードを引く前に天使に祈りの言葉を捧げることを勧めています。
それは天使に意識を向けてメッセージを受け取りやすくするためです。
祈りの言葉は自分で決めてかまいません。
カードの引き方については、基本的な引き方の紹介として「ワンカードリーディング」と「スリーカードリーディング」が紹介されています。
ワンカードリーディングは、今日の1枚として「必要なメッセージをください」と祈ってから引いてみたり、「今どんな気持ちを心がけるべきですか」と質問して引いてみるやり方です。
スリーカードリーディングは、過去、現在、未来について時系列に読み取っていく方法です。
カードを切った後、上から3枚を引いて左から右に並べて出たカードを読み取っていきます。
解説書には、まずは第一印象を大切にしてほしいと書かれています。
最初のインスピレーションに大事なメッセージがあることが多いからです。
それからアートリーディングも紹介されています。
アートリーディングというのは、解説書を使わずに絵柄から読み取っていく方法です。
絵柄の中には「火」「地」「風」「水」のエレメントやシンボル等が描かれています。色彩にも意味があります。
カードはすべてが作者と天使との対話によって描かれています。
気になるシンボルを見つけたら、それが何を意味するのか考えることも天使とつながるためには大事なことです。
カードとの対話が終わったら解説書を見て、感じたことと照らし合わせてください。
きっと必要な言葉が見つかりますと作者は伝えています。
解説書はインスピレーションの答え合わせではなくて補足のために使います。
このように書くと何か難しく感じるかもしれませんので、これから実際に試してみて、どのようにリーディングしていくかをご紹介します。
エンジェルプリズムカードを使った感想は?
それでは一枚引いてみます。
今回は「今どんな気持ちを心がけるべきか」を天使に聞いてみます。
『 30.負のエネルギーを遠ざける 』というカードが出ました。
これは今を生きる私たちへのメッセージなのかもしれません。
最初は解説書を開かずに絵柄だけで読み取っていきます。
描かれている女性的な天使は、全体的にオレンジ色で強い生命力を感じさせます。
顔の表情からも意志の強さが伝わってきます。
彼女の周囲は暗くて、まるで夜のようですが、彼女は自らの意志で周囲を輝かせています。
よく見ると彼女の洋服の一部が鳳凰のように見えますが、オレンジ色なのでこれは朱雀ではないかと推測します。
朱雀というのは、邪なものを炎で焼きつくしてしまう神鳥です。
そして彼女の翼は朱雀の翼と同化しています。
絵柄の上に描かれた三角形の光の玉はピラミッドの形をイメージしているようにも見えます。
きっと聖なるエネルギーが彼女を強い光で守っているのでしょう。
「周囲の状況や不安を煽るものには意識を向けず、一切のネガティブを受け付けないという強い意志を持ちなさい」という意味かなと思いました。
続いて解説書を見ていきます。
破魔の天使、と書かれています。
見た目は西洋的ですが、かなり仏教的な名前の天使ですね。
『あなたは最近負のエネルギーに惑わされていたかもしれませんが、負の感情に同調してしまうと、あなた本来の素晴らしいエネルギーも吸い取られてしまいます。
心を強く持って自分を信じてください。自分はこの広い宇宙の一員であることに意識をシフトしてください。
そうすることであなたの意図する扉が開き、光へと導かれるでしょう。』
要約するとこのような解説でした。
解説書を見なくてもアートリーディングで読み取れそうだということが、おわかりいただけたと思います。
エンジェルプリズムカードをお勧めの方は?
エンジェルプリズムカードは、その人のエネルギーを虹のように分光して、現在のエネルギーの状態を教えてアドバイスをくれるカードだと思います。
そのため現実的なアドバイスが多く「時が過ぎるのを待つ」「守りに入る」「頑張りすぎ」といった少々気落ちするカードも含まれています。
最終的には祝福されますが、状況によっては今は耐えるしかない、そういった現状の心構えを教えてくれるカードです。
ですから、現在悩みを抱えていない方には、あまり心に響かないかもしれません。
逆に何か苦しみがあって希望を見いだせない方には寄り添ってくれるカードだと感じます。
一枚一枚祈りを込めて描かれたカードなので、じっくり絵柄と向き合えば必ず感じるものはあるはずです。
そういった気持ちで使っていただきたいカードです。
それから天使系のオラクルカードを集めている方には、少し仏教観が入ったこのカードは面白いと思います。
たとえば「多様性の天使」はまるで千手観音のように、たくさんの手を持っています。
またゴールドの使い方や緻密な描写は仏教的な重厚感があると感じます。
仏様には惹かれるけれど天使はちょっと馴染みがなくて、と思う方にも手にしていただきたいカードです。
まとめ
エンジェルプリズムカードの意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
エンジェルプリズムカードは虹の光の祝福を受け取るために作られたオラクルカードです。
作者は幻想的な絵画や現代仏画を描かれている画家の奥田みき氏です。
エンジェルプリズムカードという名前は、奥田氏がチャネリング(高次と意識を合わせる)中にガイドから虹色をした美しいクリスタルを受け取りました。
そのクリスタルの名前がエンジェルプリズムだと教えられたことから名づけられました。
このカードには奥田氏が天使から受け取った様々なビジョンが絵柄として描かれています。
すべて天使と対話を重ねて描かれているため、メッセージと絵柄が調和しています。
ですから解説書を使わずに絵柄から読み取っていくアートリーディングにも適しています。
エンジェルプリズムカードには、手にしたすべての人が虹の光の祝福を受け取ることができるよう、一枚一枚に祈りが込められています。
ところで虹は雨の後、太陽の光とともに現れます。
たとえ今が雨が降り続くような心境であったとしても、最終的には雨は止み、美しい虹が現れて幸せの架け橋となってくれることを伝えてくれるカードだと感じました。
この記事を読んでエンジェルプリズムカードに興味を持っていただければ幸いです。
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