この記事は、プトレマイオス式星座オラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは、星座からのメッセージを受け取り、あなたの日々の生活や進路などに役立てるために作られたものです。
あなたもこれを読めば、プトレマイオス式星座オラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
それでは、神秘的な星座の世界へといざなう美しいイラストと分かりやすいメッセージが素敵なプトレマイオス式星座オラクルカードの魅力をお伝えします。
プトレマイオス式 星座オラクルカードの意味と特徴は?
プトレマイオス式星座オラクルカードは、ギリシャ神話に登場する48の星座をモチーフにしたオラクルカードです。
「プトレマイオス」というのは、2世紀頃に活躍した古代ローマ帝国の天文学者の名前です。
彼は最も初期の基本的な占星術の教科書を作った人物で、神話を持つ伝統ある48の星座をまとめてプトレマイオス式星座としました。
プトレマイオス式星座には誕生日の12星座(黄道星座)の他に、北の空に見える21星座(北天星座)、南の空に見える15星座(南天星座)が含まれています。
ただ彼は南半球を知らなかったため、南半球の星座は含まれておりません。
著者は、日本を代表する占星術家の一人である鏡リュウジ氏です。
鏡氏は「占星術は魅力的で興味があるけれど難しくて」という多くの声を聞いて、「占星術を本格的に学ばなくても星からのメッセージを受け取れるように」とこのオラクルカードを作りました。
解説書にはプトレマイオスとは何か、48星座とは何か、オラクルカードとは何かがそれぞれ分かりやすく説明されています。
ですから占星術やオラクルカードのことを何も知らなくても問題ありません。
オラクルカードのメッセージはカード1枚につき4行程度で少し物足りなく感じるかもしれません。
しかし、それは著者の神話からのインスピレーションを大切にしてほしいという意図があるものと思います。
神話のストーリーは必ずしもハッピーなものとは限りませんが、鏡リュウジ氏の分かりやすくて示唆に富んだメッセージがあなたに必要な気づきを与えてくれます。
このオラクルカードの絵柄は「アルケミアタロット」などを手がけたイラストレーターの貴希氏によって描かれています。
ファンタジックで美しいイラストは見る人を星々と神話の世界へと誘い、カード達は言葉を越えた何かを私達に語りかけてくれているようです。
カードの下の部分には英語表記の星座名の下に日本語も書かれているので、すぐに何座かわかるようになっています。
オラクルカードのメッセージは温かさを感じるものが多く、少し元気がない時や心がモヤモヤしている時などに使ってみると良さそうです。
プトレマイオス式星座オラクルカードの使い方は?
古代から人々は夜空の星を見上げて星と星を結び、星座にして思いを馳せていました。
それはとても平和なひと時ですが、心理学者のユングは「星空を見ている時、人はイマジネーションを働かせて自分の人生を夜空のスクリーンに投影しているのだ」と考えました。
人が眠っている時に見る夢と同様、そこには潜在意識からのメッセージが含まれているのではないかと言うことです。
鏡氏はこのオラクルカードをテーブルの上でシャッフルした時、そこに星空が現れ、祈りながらカードを引いた時に星々からのメッセージが受け取れるように工夫してカードを作られたそうです。
つまり共時性(シンクロニシティ)を使ってメッセージを受け取ろうとするわけです。
ですからたとえ昼間であってもテーブルの上にカードを広げた時には、そこには満天の星空が広がっていると思い、シャッフルしながら星に祈りを捧げ、ご神託を受け取るという気持ちでカードを引くことが大切です。
祈る内容は別に何でもかまいませんが、「どんなお告げでもかまいません。どうか私にメッセージを下さい。」という純粋な気持ちであれば共時性(シンクロニシティ)は起きます。
解説書に書かれているオラクルカードの使い方は簡単です。
静かな環境を選び、テーブルの上をきれいに片づけて、心を落ち着かせて神々に問いかけたいことを念じます。
それから納得がいくまでシャッフルして、その後横一列にカードを広げて一枚選びます。
そうして一枚のカードの絵をよく眺めてみます。
その時に感じたインスピレーションがどのようなものだったかを覚えておきます。
次に解説書の「カードの意味」を読みますが、そこにはその星座の神話が書かれています。
その神話と自分の状況の共通点を探してみます。
最後にメッセージが書かれていますが、これは著者からのオラクルメッセージです。
一通り読んで心に響いた所にヒントがあります。
意図して受け取ったメッセージですから、指針として何かしら行動してみることをお勧めします。
プトレマイオス式星座オラクルカードを使った感想は?
プトレマイオス式星座オラクルカードを試しに1枚引いてみることにします。
質問は「最近何をしても上手くいきません。どうすれば上手くいくようになるでしょうか。」です。
引いたカードはこちらです。
オリオン座は冬の夜空を代表する星座で、まるでリボンのような形をしています。
絵札には戦うための盾と矛を持った美しい青年が生き生きと描かれています。
次に解説書を開いて「カードの意味」を読んでみます。
ギリシャ神話ではオリオンは巨大な狩人として登場しますが、次第に傲慢になり乱暴が過ぎたため神に遣わされたサソリに刺し殺されて星座になってしまいました。
以来オリオンはサソリを避けるようになり、「蠍座」が地平線から上ってくると「オリオン座」が沈み、反対に「蠍座」が沈むと「オリオン座」が上ってくるようになったと言われています。
プトレマイオスによると、オリオン座は強いエネルギーを持つ星座で、不可能を可能にするようなパワーを示しているとされています。
オラクルカードのメッセージは「今、あなたには強いパワーが与えられています。あきらめないでトライして。周囲の声に惑わされないでください。」といった意味の言葉が書かれています。
どうやら、上手くいかないのはすぐにあきらめてしまう癖が原因のようです。
確かに成功者も失敗はたくさん経験しているし、いちいちうまくいかないことを数えても仕方がないと思いました。
迷いのないオリオンのまっすぐな姿がとても印象的なカードでした。
シンプルですが、解説の視点がはっきりとしているのでイメージを広げやすいカードだと感じました。
プトレマイオス式星座オラクルカードをお勧めの方は?
「プトレマイオス式 星座オラクルカード」は占星術とオラクルカードが融合したカードです。
「占星術に興味があって学んでみたいけれど難しすぎて」と思う方を対象として作られたカードなので、そう思う方はぜひ使ってみて下さい。
またオラクルカードとしても初心者向けに分かりやすく工夫されているので、初めてオラクルカードを使ってみる方にもおすすめです。
何の知識を持たなくても解説書が親切に教えてくれます。
一般的にオラクルカードというのは女神、天使、妖精などを扱うものが多いのですが、正直なところこれらは日本人には馴染みの薄い存在です。
しかし、星座は子どもの頃から親しんでいます。
オラクルカードをリーディングする場合、やはり親しみやすいものの方がイメージしやすいと感じます。
少し変わった使い方として星座に興味を持ち始めた小中学生が星座と神話を知るために使ってみるのもよいでしょう。
小学生であればオラクルカードよりも解説書に興味を持つかもしれませんが、星座の物語としても楽しめます。
また一枚引いて、その星座がどこにあるかを探してみるという使い方も面白そうです。
まとめ
プトレマイオス式星座オラクルカードの意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
このカードは、古代ローマ帝国の天文学者プトレマイオスがまとめた48の星座をモチーフにしたオラクルカードです。
著者は日本を代表する占星術家の一人である鏡リュウジ氏です。
「占星術は魅力的で興味があるけれど難しくて」という多くの声を聞いて、「占星術に興味のある方が占星術を本格的に学ばなくても星からのメッセージを受け取れるように」と考えて作られたものです。
ファンタジックで星の世界へ誘うような美しいイラストは「アルケミアタロット」などを手がけた貴希氏によって描かれています。
解説書には「カードの意味」として星座の物語が分かりやすく説明されています。
その後で4行ほどのオラクルカードのガイダンスが書かれています。
メッセージはシンプルですが温かさを感じるものが多く、少し元気がない時や心がモヤモヤしている時などに使ってみるとよさそうです。
星座や占星術に興味があって、美しいオラクルカードを通して神話の世界を楽しみたいと思う方には適したカードです。
少し変わった使い方として、星座に興味を持ち始めた小中学生が星座と神話を知るために使ってみるのもよさそうです。
この記事を読んで「プトレマイオス式 星座オラクルカード」に興味を持っていただけましたら幸いです。
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