この記事は、数秘オラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは「数字」からのメッセージを読み解き、あなたの人生に役立てるためのものです。
あなたもこれを読めば、数秘オラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
それでは、古代ギリシャのピタゴラスが創り出した数秘術をもとに、現代のオラクルカードに発展させた数秘オラクルカードの魅力をご紹介します。
数秘オラクルカードの意味と特徴は?
「自分を知り、未来をひらく」との副題のついた数秘オラクルカードは、数秘術をテーマにしたオラクルカードです。
数秘術とは占いの一つですが、もともとは古代ギリシャの数学者で哲学者でもあったピタゴラスが創ったものです。
ピタゴラスは「宇宙の理はすべて数字によって解き明かされる」と考えて、それぞれの数字を研究して、それを数秘術としてまとめました。
数字には文字と同じようにメッセージを伝える役割があり、私たちが目にする数字は常に何かを語りかけている。ピタゴラスはそう考えたわけです。
数秘術にはいくつかの流派がありますが、このオラクルカードは著者はづき虹映さ氏がカバラ数秘術をベースに研究を重ねて完成した、はづき数秘術がベースとなっています。
もともと数秘術というのは学者のピタゴラスが考えたものなので、少し難しく感じる面があります。
それを誰でもわかりやすいように体系立てたのが、はづき数秘術です。
著者は数秘術を中心に90冊以上もの本を出版していますが、それらは累計210万部のミリオンセラーとなっています。
カードの枚数は33枚で、1から33までの数字のカードが揃っています。
ふつう数秘では1から9、11、22、33の数字を用いて、それ以外の数字を使うことはありません。
もしかすると著者は自分の生まれた日の数字からのメッセージを知ってほしいと思い、そのようにしたのかもしれません。
自分の生まれた日の数字が何を語りかけているのかを知ることができるのは、この数秘オラクルカードの大きな特徴であり魅力です。
イラストは松尾たいこ氏が描いています。松尾氏は本の表紙などのイラストや商品のパッケージデザインを手がけるアーティストとして活躍されています。
彼女のイラストは、見る人の心を明るくやさしい気持ちにさせてくれます。
このオラクルカードのイラストも、文字では伝わりにくい数秘の世界観を見せてくれていると感じます。
数秘オラクルカードの使い方は?
この数秘オラクルカードには一枚引きと三枚引きの使い方があります。
解説書によると、一枚引きは、今欲しいメッセージをもらう時の引き方です。
ただしYES、NOを占うカードではないので質問の仕方にはコツがあります。
「私はこうしようと思っています。それに対するアドバイスやヒントをお願いします。」とカードに語りかけてから一枚引きます。
自分の意志や気持ちを明確にした上で、カードからの助言を受け取ります。
三枚引きは、人生の流れや未来を読み解いていく時の引き方です。
カードを裏向きにして扇形に広げ、そこから「過去」「現在」「未来」の順に引いていきます。
引いたカードは左から順に並べます。
過去、現在、未来と一枚ずつ時系列に読み取っていくので、カードリーディングに慣れていないと少し難しいかもしれません。
三枚のうち一番気になるカードを中心にして他の二枚のカードと関連づけていくと読み取りやすくなるはずです。
解説書には、数字ひとつにつき1ページ、数秘の解説がされています。
具体的には、その数字を象徴する言葉、カードが持つ意味、この数字が表す性質、この数字が伝えるメッセージ、この数字が持つパワーを得るための考え方、精神的在り方、行動や習慣についてが書かれています。
また各数字は9つのグループに分類されていて、数字同士のつながりにも触れられています。
より深く数秘を知りたい時は、このグループの特徴のことも見ていくとよいでしょう。
わかりやすく書かれているとはいえ、内容はかなり深いので、一度にすべてを理解することはできにくいと思います。じっくりと取り組まれてください。
オラクルカードには絵柄だけでリーディングをしていくやり方もありますが、この数秘カードは数字が伝えようとしていることに耳を傾ける必要があります。
ですからイラストだけでなくキーワードや解説書に書かれていることも大切にしてください。
解説書はB6サイズなので、活字も大きくて読みやすいです。
今まで多くの数秘術の本を手がけてきた著者だけあって、内容もわかりやすくまとまっていると感じます。
数秘オラクルカードを使った感想は?
それでは、この数秘オラクルカードがどのようなカードであるかを知るために一枚引いてみることにします。
心の中で「私がこれから自分らしく生きていくために、今何を心がけるべきでしょうか」と数秘オラクルカードに問いかけてみました。
引いたカードはこちらになります。
「23 流れ」
絵札にはサーフィンをしている男性が描かれています。
ものすごい大波(ビッグウェーブ)ですが、この男性には微笑んで波にのっている瞬間を心地よく楽しんでいるように見えます。
このカードの下の部分には「流れに乗るのは今」と書かれています。
なので「色々理由をつけて後回しにしていることがあれば、行動してみるタイミングが来ている」ということかなと想像しました。
解説書によると23は2と3の数秘の組み合わせであることから「ゆるやかにつながる」「しなやかな対応力」などと読み解くようです。
9つのグループの中では自由人グループに属する数字と書かれています。
そして「聞き上手になる」「やってきた流れにはとりあえず乗ってみる」ことを勧めている数字だと書かれています。
「今いる場所を離れない限り、見ることができない世界がありますよ。新しい流れに乗ってみるのか、それともここに留まるのか、決めるのは今ですよ」そのように問いかけているカードでもあります。
どうやら今は常識にとらわれることなく、自分の感性を重視して流れに乗ってみることを心がけるとよさそうです。
もちろん流れには良い流れも悪い流れもあるので、自分が良いと感じる流れを選んで乗っていくことが大事です。
数秘オラクルカードをお勧めの方は?
このカードは数秘の教えをベースにしたオラクルカードなので、一番おすすめなのは数秘術に興味がある方です。
イラストのおかげで、数秘術がとても親しみやすくイメージしやすいものとなっています。
解説書は数秘の知識だけでなく、オラクルカードとしてのメッセージも書かれています。少し変わったオラクルカードとして手元に置くのもよいでしょう。
開運アドバイスのようなことも書かれているので、占いが好きな方にも楽しめるカードです。
一見初心者向けのオラクルカードに見えますが、魂に向けたメッセージが多いので「自分はどう在りたいか」を考えさせてくれるカードです。
数秘の知識はこれから占いを勉強したり色々なオラクルカードを使ってリーディングしていきたいと思っている人には、役に立つはずです。
オラクルカードには絵札に数字が入っているものがあり、そういったカードを読み解く時に数秘術を知っていれば、より深くリーディングができそうです。
数字の声に耳を傾けたいと思った方は、このカードを使ってみるとよさそうです。
まとめ
数秘オラクルカードの意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
このカードは数秘術をテーマにしたオラクルカードです。
数秘術というのは占いの一つですが、古代ギリシャの数学者であり哲学者でもあったピタゴラスが「数字には文字と同じようにメッセージを伝えている」と考えて創り出したものです。
著者のはづき虹映氏は数秘術を中心に今まで90冊以上もの本を出版されていますが、その知識と教えが、「自分を知り、未来をひらく」という副題のついた数秘オラクルカードになりました。
カードの枚数は33枚で、このカードには1から33までの数字のカードが揃っています。
ふつう数秘では1から9、11、22、33の数字を用いて、それ以外の数字を使うことはないのですが、あなたの生まれた日の数字が何を語りかけているのかを知ることができるのは、この数秘カードの大きな特徴であり魅力です。
イラストは松尾たいこ氏によって描かれています。彼女のイラストは、なかなか活字では伝わりにくい数秘術の世界観を伝えてくれていると感じます。
解説書には数秘の知識とオラクルカードとしてのメッセージが書かれています。
開運アドバイスのようなことも書かれていますので、占いが好きな方にも楽しめるカードです。
数字の声に耳を傾けたいと思った方は、このカードを使ってみてはいかがでしょうか。
この記事を読んで数秘オラクルカードに興味を持っていただけましたら幸いです。
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