この記事は、ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは自然界と神話に登場する魂の守護者達からのメッセージを受け取るためのオラクルカードです。
あなたもこれを読めばウィングス・オブ・ウィズダムオラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
それでは、童画の挿絵のような可愛らしさの中に中に、落ち着きと意思が感じられるウィングス・オブ・ウィズダムオラクルカードの魅力をお伝えします。
ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカードの意味と特徴は?
ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカードは自然界と神話に登場する魂の守護者達からのメッセージを受け取るためのオラクルカードです。
作者はオーストラリア在住のアラナ・フェアチャイルド氏です。
彼女は愛と光、癒しをテーマにした本やオラクルカード、リラクゼーションミュージック等、多くの作品を発表しているスピリチュアル作家です。
絵柄はリンジー・ロングハースト氏によって描かれています。
童画の挿絵のような可愛らしさの中に、落ち着きと意思が感じられる個性的なアートです。カードの枚数は44枚です。
このカードの特徴ですが、おそらく誰もがこのオラクルカードを手にした時、見たことのない細長いカードであることに驚くでしょう。
カードのサイズは170mm×80mmですから短辺よりも長辺が2倍以上長いです。
そのため手に収まりにくく、シャッフルしづらいと感じる方もいるようですが、カードが長いのには理由があります。
一般的なオラクルカードは絵札全体が一つの絵(アート)になっていて、そこにキーワードが書かれています。
しかしこのカードの場合、アートはカード全体の2/3ほどで、残り1/3には言葉が書かれています。
そして、カードの裏にもメッセージが一面に書かれています。
このカードは日本語版なのでメッセージは日本語に訳され、大きめの文字なので読みやすいです。
カードに登場するのはすべて翼(羽)を持った生き物ですが、てんとう虫や蛍のような小さなものからカブトムシや蝉、ドラゴンやユニコーン等、子どもが目を輝かせるような存在が登場します。
海外のオラクルカードですが私たち日本人が身近に感じるものが多い印象です。
絵札には生き物と一緒に少年または少女が描かれていますが、おそらくこれは私たちのスピリットを擬人化したものだと思います。
このオラクルカードは著者が夢で神々しい湖を見たことがきっかけで実際に標高5,000メートルの場所にあるチベットのヤムドク湖に行き、そこで受けた啓示をもとに作られました。
もっとも天に近い瞬間に受け取ったメッセージをオラクルカードにしたと著者は述べています。
ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカードの使い方は?
このオラクルカードには「知恵を持つ自然界の天使たちの声を届けたい」、「どんな困難な状況でも自分の翼を信じて羽ばたけるように天の声を伝えたい」という著者の思いが込められています。
一枚のカードには三種類のキーワードとメッセージ、それからアファメーションが書かれています。
アファメーションとは肯定的な自己宣言のことですが、言葉を使って潜在意識に働きかけて、自分を望ましい方向に変えていこうとするものです。
さらに解説書にはより詳細な説明が書かれていますから、一枚のカードに対しての情報量はかなりのものです。
すべての言葉を理解しようとするのではなく、この中から自分自身が求めるメッセージを見つけていくことになります。
解説書によるとカードを引く時には、まず自分自身をリラックスさせて雑念を取り除きます。
目を軽く閉じて呼吸に意識を向けます。
それから自然界の精霊に向けて「私を守り、導いてください」と祈りを捧げます。
カードを引く時には、簡単な質問をして質問を意識しながらカードを選びます。
カードの枚数は何枚でもかまわないと著者は述べています。
一枚と決めて引いてもいいし、気になるカードをすべて選んでもいいです。
シャッフルの仕方も自由です。
細長いカードは引きにくいと感じるなら、テーブルの上で混ぜたり、いくつかの束に分けて、その中の一つを選んでもいいでしょう。
このカードは表も裏も文字が書かれていますが、気になって選びにくいと感じるなら、タロットカードのように上から7枚目といったルールを作っておくのもよいと思います。
また解説書には翼の形をイメージしながら3枚並べていく「自分の翼を信じるためのリーディング」、トンボの羽をイメージしながら4枚並べる「ウィングス・オブ・ウィズダム ソウル ヒーリング」が紹介されています。
「進むべき道を導く」ための三枚リーディング、「人生の目的と必要な知恵を伝える」ための四枚リーディングは人生の岐路に立つ人への心強い指針となりそうです。
必要と感じた時に行ってみるとよいでしょう。
ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカードを使った感想は?
それでは実際に一枚引いてみることにします。
翼がテーマのカードですので、「私が自分の翼を信じて、自由に羽ばたくために必要なことは何ですか」と問いかけてみました。出てきたカードはこちらです。
-フェニックス(不死鳥)-
フェニックスは実在の鳥ではありませんが、500年に1回、自ら火の中に入って焼かれ、その灰の中から再生すると言い伝えられています。
絵札にも赤い大きな翼を持つ鳥がまっすぐ天に向かう姿が描かれています。
一緒に描かれている少女は瞑想をしているようにも見えます。
キーワードは「完全なる再生・勇気・解放」、そしてアファメーションは「私が私になるために理想の自分に全て身を委ねる」です。
これだけでも言いたい事は伝わってきますが、裏面のメッセージも見ていくことにします。
『エゴを手放して自分の志についていきましょう。あなたの殻を破ることを恐れないでください。
あなたは本当の強さと勇気を持っています。
時には逃げ出したいと思うかもしれませんが、とても強い愛のエネルギーがあなたの生まれ変わりを守っています。
あなたの再生は必ず成功します。』
簡単にまとめると、このようなことが書かれていました。
そして解説書にはフェニックスについての説明と、このカードを引いた時のスピリチュアルな教えについて詳しく書かれていました。
著者はスピリチュアルティーチャーとしても活躍中なので、解説書には説得力があります。
「本当の自分を生きるためには、現実がどうであれ理想の自分になりきること」
カードは自分を信じて望む生き方をすることを勧めていますが、実際にそうするかどうか真剣に考えてみることは有益なことだと思います。
カードからのメッセージを鵜呑みにするのではなく、自分はどうしたいのかを考えて決めること、それが自分を生きるということかもしれません。
ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカードをお勧めの方は?
このオラクルカードの見た目はかなり個性的ですが、内容はスピリチュアルの教えをわかりやすい言葉で伝えていると感じます。
絵柄の雰囲気で感覚的に読み取っていくのではなくて、書いてある言葉を受け取って具体的な指針としていく、おみくじのようなカードといえます。
イメージすることが苦手だったり、はっきり言葉で説明してほしいタイプの方にはお勧めできるカードです。
また小学生くらいのお子さんをお持ちの方は、親子で一緒に楽しめるカードだと思います。
家庭にオラクルカードがあれば、興味を持って使いたがるお子さんもいるはずです。
しかし小学生が使えるオラクルカードというのはそれほど多くありません。
このオラクルカードは身近な生き物が多く登場します。絵柄もポジティブでいいと思います。
寝る前に一枚引いて見るのもよさそうです。
もともとスピリチュアルな教えは魂を輝かせるためのものですから、自分や大切な人の可能性を信じて翼を広げたいと願う方には、ぜひ手にしていただきたいカードです。
まとめ
「ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカード」の意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
「ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカード」は自然界と神話に登場する魂の守護者達からのメッセージを受け取るためのオラクルカードです。
作者はスピリチュアル作家として世界中で活躍中のアラナ・フェアチャイルド氏で、童画の挿絵のようなアートワークはリンジー・ロングハースト氏によって描かれています。
44枚の細長いカードには一枚につき3種類のキーワードとメッセージ、それからアファメーションが書かれています。
そして解説書にも説明がされていますから、一枚のカードに対する情報量はかなりのものです。
このオラクルカードには「知恵を持つ自然界の天使たちの声を届けたい」、「どんな困難な状況でも自分の翼を信じて羽ばたけるように」そのような著者の思いが込められています。
見た目はかなり個性的なカードですが、内容はスピリチュアルの教えをわかりやすい言葉で伝えていると感じます。
自分や大切な人の可能性を信じて翼を広げたいと願う方には、ぜひ手にしていただきたいカードです。
この記事を読んで「ウィングス・オブ・ウィズダム オラクルカード」に興味を持っていただけましたら幸いです。
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