この記事は、八百万の神様カードの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは万物の中に存在する神様からのメッセージとアドバイスを受け止めるためのオラクルカードです。
あなたもこれを読めば八百万の神様カードの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
それでは、優しく癒され心がほっこりするイラストと適切な情報を届けてくれる八百万の神様カードの魅力についてお伝えします。
八百万の神様カードの意味と特徴は?
八百万の神様カードは万物の中に存在する神様からのメッセージとアドバイスを受け取るためのオラクルカードです。
「自力を高め、強運へと導く」というサブタイトルがつけられています。
八百万(やおよろず)という言葉は「非常に多くの」「無数の」といった意味で使われます。
日本では古来よりあらゆる物に神が宿ると信じられていました。「古事記」にも八百万の神は登場しています。
また八という数字は末広がりの数字で、そこに百と万が加わっているわけですから、とにかくものすごい数だということです。
作者は「龍神カード」でおなじみの大杉日香理氏で、八百万の神様カードは第二弾となります。
カードの枚数は33枚ですが、非常に多くの神様をテーマにしたオラクルカードとしては案外枚数が少ないと感じた方もいらっしゃるでしょう。
しかし数秘術では33は無条件の愛、強い自己表現、成功や豊かさをもたらす数とされていますので、きっと著者は枚数にもこだわりがあるのだと思います。
明るい色調と見るだけで心がホッとするようなやさしいカードの絵柄はイラストレーターの松尾たいこ氏が担当されています。
絵札には太陽や海といった大自然や鹿や蜂などの生き物、それから私たちが日常使う物や場所が描かれています。
外側はカードケースにオラクルカードと解説書を収納するタイプになっています。本棚に収納できるのはありがたいですね。
解説書には絵札の写真、意味、メッセージ、そしておすすめボディケア・食べ物・アイテム・場所が1枚につき1ページにわたって書かれています。厳しいカードは一枚もありません。
おみくじと占いのいいとこ取りをしたような構成で、読む楽しさがあります。
そして何か動いてみようという気持ちにさせてくれます。
同じ著者の龍神カードとの比較ですが、例えるならば人生という旅の道案内をするのが龍神カード。
旅支度を手伝ってくれたり休む場所を提供してくれるのが八百万の神様カード、そのような感じかなと個人的には思います。
八百万の神様カードの使い方は?
著者によると、このカードは「自分自身の状態をリセットする」「自分の状態を見つめ直して再スタートする」「神々からの後押しを得る」ことを目的としています。
ですから夢や目標に向かって順調に進んでいる時よりも、ちょっと立ち止まってしまった時、心を整えたい時、考え込んで動き出すことができなくなった時に使ってみるとよさそうです。
カードの使い方ですが、解説書には「守護してくれる神様を感じる」ための一枚引きと「具体的な質問に対するアドバイスをいただく」ための三枚引きが紹介されています。
具体的には一枚引きの場合は「今日一日を楽しく過ごすためにはどうすればいいですか」「楽しいデートにするために心がけることを教えてください」などと問いかけます。
三枚引きの場合は「好きなことで稼いでいくにはどうしたらいいですか」「自分の魅力を高めるためにどうすればいいですか」といった問いかけになります。
カードを引く時には深呼吸などして心を鎮めます。
それから心の中で質問を唱えながらシャッフルした後、手の中で扇型に広げてから選んで引くことが作法となっています。
三枚引く時は三枚を続けて選びます。
そしてカードを逆三角形に置きます。
一枚目が「質問に対するアドバイス」、二枚目が「そのアドバイスを実行したらどのような結果になるか」、三枚目が「この質問に対して全体を見守ってくれる神様からのアドバイス」になります。
同じ質問でなければ一日に何回使っても大丈夫ということですが、一枚引きと三枚引きでは用途が違いますので、意識的に使い分けていきましょう。
オラクルカードの多くは心の持ち方や深遠な教えを受け取ることを目的としていて、現実的なアドバイスを受け取れるものは案外少ない気がします.
私たちがオラクルカードを引きたくなる時は、たいてい何か気になることがあってどうすればいいのかを知りたい時だと思います。
著者の大杉日香理氏はビジネス系のコンサルタントとしても活動されています。
従って、そういった方々の気持ちに応えるためにこの八百万の神様カードを作られたのかもしれません。
八百万の神様カードを使った感想は?
それでは実際にどのように使っていくのか、一枚引いてみることにします。
オラクルカードを引く時にはカードに質問することが大事ですが、今回は「本当に叶えたい夢を実現するために心がけることを教えてください」という質問にしてみました。
そして引いたカードはこちらです。
「20.箸 Hashi」
なんと箸のカードを引いてしまいました。
龍神が背中に箸を乗せています。箸置き役になっているところが何ともかわいいですね。
そして絵札の下には「経験値をあげる」と書かれています。
箸は日本人の食事を助けてくれるものです。他国の人には使いにくい道具でしょうが日本人にはなくてはならないもの。確かに箸は経験によって使い方を習得するものだと言えそうです。
解説書にはざっと要約するとこのようなメッセージが書かれていました。
「チャレンジすることで経験値をためましょう。チャレンジには経験や失敗がつきものですが、経験値が上がることで人生の質とレベルも上がります。
とはいえ無理なチャレンジはしなくても大丈夫。いずれ訪れるステージアップのタイミングに向けて、今できることに取り組んでいきましょう。」
もう少し紹介すると箸の神様には「身体のエネルギーの循環を助け、新たな経験の場への移動を助ける」という性質があるようで、おすすめのアイテム達も巡りをよくする物ばかりでした。
おすすめの場所が橋になっていたので一瞬ダジャレかと思いましたが、たしかに箸も橋も「新たな場への移動を助ける」ものです。
日本は古来から「言霊の幸 (さき)わう国」と言われますが、やはり言葉には何か奥深いものがあるのだと考えさせられました。
実際に使ってみた感想ですが「日本人の心情に合う、わかりやすくてやさしい言葉を使うカード」だと思いました。
そして状況に合わせて龍神カードと使い分けてもよさそうだと感じました。
八百万の神様カードをお勧めの方は?
明るくて心がほっこりするような絵柄と、穏やかで前向きなメッセージが気持ちを清々しくしてくれる八百万の神様カードは、すべての日本人におすすめしたいカードです。
初めてのオラクルカードとしても適していて、神社のおみくじや雑誌の占いコーナーを楽しみにしている方なら、きっとこのオラクルカードのことを好きになると思います。
そしてオラクルカードとしてはめずらしくお悩み相談的な使い方ができます。
現実的なアドバイスも受け取れるので考えすぎてストレスを抱えてしまうタイプの方にもおすすめです。
もちろん日本の神様が大好きで、もっと神様を身近に感じてみたい、八百万の神様からのメッセージを受け取りたいと思っている方は迷うことなく使ってください。
和の文化が大好きな外国の方へのプレゼントにしても喜ばれそうです。
この「八百万の神様カード」のケースには「本来の自分自身にアクセスし、願った以上の未来を手に入れる!」と書かれています。
あなたがもしこの言葉にピンときたのであれば、この八百万の神様カードを手にしてみる価値はあると思います。
まとめ
「八百万の神様カード」の意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
このカードは万物の中に存在する神様をテーマにしたオラクルカードです。
作者は「龍神カード」でおなじみの大杉日香理氏で、今回の八百万の神様カードは第二弾となります。
明るい色調と見るだけで心がホッとするようなやさしい絵柄は松尾たいこ氏が担当されています。
カードの枚数は33枚で、絵札には自然や生き物、日常使う物や場所が描かれています。
解説書には絵札の写真、意味、メッセージ、そしておすすめボディケア・食べ物・アイテム・場所が1枚につき1ページにわたって書かれています。
おみくじと占いのいいとこ取りをしたような構成は、読む楽しさがあります。
そして何か動いてみようという気持ちにさせてくれます。
著者によると、このカードは「自分自身の状態をリセットする」「自分の状態を見つめ直して再スタートする」「神々からの後押しを得る」ことを目的としています。
実際に使ってみた感想ですが、日本人の私たちの心情に合う、わかりやすくてやさしい言葉を使うカードだと思いました。
オラクルカードとしてはめずらしくお悩み相談的な使い方もできますし、現実的なアドバイスも受け取れます。
本来の自分自身にアクセスし、願った以上の未来を手に入れることに興味があれば手にしてみる価値はあると思います。
この記事を読んで「八百万の神様カード」に興味を持っていただけましたら幸いです。
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