長渕剛「順子」の歌詞の意味を考察!繰り返し言葉が耳に残る | カモシカおやじの趣味ブログ

長渕剛「順子」の歌詞の意味を考察!繰り返し言葉が気になる

昭和歌謡
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この記事は、長渕剛「順子」の歌詞の意味を考察します。

1980年に発売されたこの曲は、女性の名前がタイトルで、インパクトがありますね。

この曲を知っている方ならすぐにメロディーも浮かんでくることでしょう。

それでは、長渕剛「順子」の歌詞の意味を考察を読み解きます。

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長渕剛「順子」はどんな曲

【順子】

アーティスト:長渕剛

作詞・作曲:長渕剛

リリース:1980年6月5日 (東芝EMI/エキスプレス)

★チャート最高順位
週間1位、1980年度年間 5位(オリコン)

「順子」は1980年6月に長渕剛の5枚目のシングルとして発売されました。

失恋した男性の心情を唄ったこの曲の作詞・作曲は長渕剛が自ら手掛けています。

発売後人気となり、オリコンのシングルチャートでは1986年度年間ランキング5位、売上枚数も93.9万枚の大ヒットを記録しました。

 

長渕剛「順子」の歌詞の意味を考察

「順子」という名の女性は、この歌の主人公である男性の恋人です。

しかし、出だしの部分から何やら不穏な気配・・。

どうもこの恋人たちは近い将来別れるようです。

 

一番では、恋人との別れを前に主人公の悲しみや切なさが歌われます。

更に二番になると、その恋の終わりの原因が「順子」の心離れにあることが判明します。

 

かつて、この二人は互いに強く愛し合い、将来的に結婚を誓って付き合っていた時期もあったのです。

しかし、男性は叶えたい夢があったのでしょう。

 

それで「順子」に「あと二年」結婚するのを先延ばしにして欲しいと頼んだようです。

もちろん「順子」もその夢を応援していたので、了解しました。

 

それなのに・・、彼女は待てませんでした。

そして、主人公に「内緒で」他の男性と交際し始めてしまったようなのです。

 

それも主人公とは違うタイプの人と。

それが察せられるのが「あんな奴と 僕と比べていたとは冗談のひとつにもなりゃしない」の部分です。

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こうして「順子」の心離れを知った主人公は、この恋の終わりを悟ります。

「君へつないだ心の糸は今プツリと切れた」という部分から、主人公のショックの強さが伝わってきます。

 

しかし、だからと言って「順子」への愛情は消えたわけではありません。

何かの拍子にふとその名前をつぶやいてしまい、その度に悲しさと切なさがこみ上げてきます。

 

一方、「順子」はまだ、自分の心離れが主人公に気付かれたことを知りません。

ただ、もう別れを決心しているらしい彼女は、自分の裏切り行為のやましさからか、いつもより主人公に優しく接します。

 

けれど、それは主人公の心をより惨めにし、苦しめるだけの「から回り」な行為でしかなく、だから主人公は“優しくしないで欲しい”と願うのです。

 

「心のドアをノックしないで」という歌詞がその気持ちを表現しています。

しかし、元をたどれば「順子」より夢を優先して待たせてしまったことが、彼女の心離れの原因なのです。

だから、「順子」一人を責めるのは筋違い。

 

それゆえに歌詞にはないですが、主人公は後悔や自責の念にもさいなまれているのでしょう。

なんともやりきれませんね。

ところで、この「順子」という歌は多くの人の心を掴み大ヒットしました。

なぜ、この歌は人の心をここまで魅了するのでしょうか?

これは、あくまで個人的な見解ですが、その理由の一つは、歌詞に度々出てくる繰り返し表現にあると思います。

 

まず、冒頭から「離れない 離さない 離したくない君」と「ない」という言葉が3回繰り返されます。

また、その後も「終わりさ みんな終わりさ 僕のひとりよがり」と、「り」で終わる言葉が3回出てきます。

 

更に、サビでも「カラカラから回り」、「ノックしないで ノックしないで ノックしないで」といずれも3回の繰り返し表現が使われています。

この3回繰り返される歌詞が、歌に独特のリズム感を生み出しているのです。

 

歌に度々出てくる3回の繰り返し表現が生み出すリズム感。

どこか哀調を帯びたメロディ。歌詞のやるせない世界観。

 

そして、「順子」という固有名詞が放つインパクト。

これらの効果が上手く合わさった結果、「順子」は、多くの人々に愛され、長渕剛の名曲の一つとまで言われるようになったのだと思います。

 

また、「順子」の歌詞に限らず同じ言葉を繰り返す表現は、人の心を掴む効果があるようです。

古典の古事記の中にあるスサノオノミコトが詠んだ日本最古の和歌にも「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」と「八重垣」という言葉が3回繰り返し登場します。

 

日本人は、古代から繰り返し表現(特に3回)を取り入れており、そう考えると伝統的な手法が巧みに使われており、興味深いところです。

 

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まとめ

長渕剛「順子」の歌詞の意味を考察しました。

今でも多くの人々に愛されるこの曲ですが、実は1979年に有線放送から人気に火がついたのはご存じでしょうか。

最初は『逆流』というアルバムの一収録曲に過ぎなかったのですが、あちこちの県の有線ランキングで1位を獲得。

ファンの希望により翌1980年、ついにシングル化が実現し、大ヒットとなります。

 

しかし、この「順子」の曲にはモデルは実在するため、後に一時この歌はコンサートや歌番組などで披露されなくなってしまいます。これ程までの名曲なのに・・。

しかし、その後は再び歌われるようになったとの情報もあるようです。

 

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