もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」の歌詞の意味を考察

昭和歌謡
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この記事は、もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」の歌詞の意味を考察します。

1980年発売のこの曲は、もんたよしのりの情熱的な歌唱が人々を魅了して大ヒットしました。

それでは、もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」の歌詞の意味を読み解きます。

もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」はどんな曲

【ダンシング・オールナイト】

アーティスト:もんた&ブラザーズ

作詞:水谷啓二

作曲:もんたよしのり

リリース: 1980年4月21日( フィリップス・レコード)

★チャート最高順位
週間1位、1980年度年間1位(オリコン)

「ダンシング・オールナイト」は1980年4月に発売のもんた&ブラザーズのデビューシングルです。

もんたよしのりは、1971年にソロ歌手としてデビューしますが、当初ヒットに恵まれませんでした。

 

レコード会社と再起をかけてもんた&ブラザーズを結成してこの曲をリリース。

発売前から有線放送で人気が出てその後、ヒットに繋がります。

オリコン・シングルチャートでは1980年度年間ランキング1位、売上枚数は156.3万枚を記録しました。

 

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もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」の歌詞の意味を考察

この曲は、もんたよしのりの絶唱が素敵ですが、歌詞も印象的です。

歌詞は3つのパートに別れており、いずれも同じ内容のサビなのですが、それぞれに異なる心情が表されています。

 

さて、ダンスホールの熱気にあふれる雰囲気の中で出会った男女。

2人は瞬時に惹かれ合います。

 

主人公の男性は自身に問います。

この女(ひと)を好きだという想いは本物だろうか?

好きだと言いたいけれども、雰囲気に飲まれているだけかもしれず、言葉には出来ない。

 

そして、彼女は自分のことをどう思っているのだろうか。

その潤んだ目で見つめる彼女も自分のことを好きでいてくれると信じたい。

明確な言葉はなくても、この踊っている時間と愛は本物だと…。

男性はこのダンスを踊る、彼女と一緒にいる時間が永遠に続けば良いと感じています。

 

しかし、しばらく過ごすうちに男性はこの愛に不安の陰がちらつくようになります。

彼女のため息は自分に不満があるのだろうか。

ぽつりとつぶやく、彼女の独り言も自分への不満を募らせているのではないか。

そんな不安が彼の心に広がっていきます。

 

そして、君のことが好きだよ。と言葉にしてしまえば彼女が去っていってしまうような気がする…。

今の彼女の雰囲気からすると自分よりも好きな人が出来てしまったのかもしれない。

 

それは自分の勘違いかもしれないが、そんなことを聞くことは出来ない。

一緒にいてくれるということは、まだ自分のことが好きだからなのだろうと思っているのでしょう…。

 

言葉にすることで壊れてしまいそうな危ないバランスの関係となってしまった2人。

互いに本音をいえず、寄り添えないまま時が過ぎていきます…。

そのすれ違いは、とうとう同じ方向を見て共に過ごしていくことが出来ないくらいになってしまいました。

 

最後に一緒に過ごす所は初めて出会ったあのダンスホールの場所。

彼女とは今日で最後…。

初めて会った時のことを思い出します。

 

想い出を振り返って別れに至るまで。

どこからすれ違うようになってしまったのか。

あの時、言葉にしていればなにか変わっただろうか。

今更、言ったところでこの関係が元に戻る訳では無い。

二人の関係はもはや過去のことで、今は終わりを迎えてしまうのです。

 

このように3回にわたり同じサビになっていても、それぞれの気持ちには変化があります。

しかし、共通しているのは思っていることを言葉にしなかったこと…。

 

歌詞には「言葉にすれば嘘に染まる」と書かれています。

そしてもうひとつ、「このままずっと瞳を閉じて」。

 

潤むような瞳を見つめ、それ以降は瞳を閉じて言葉にしない。

これはどういうことを表しているのでしょうか。

 

一般的に女性は嘘を付いていても視線を外すことなく目を見つめることができるそうです。

反対に男性は嘘をついている時、長時間相手の瞳を見ることができないようです。

 

それを踏まえてみると、彼女が見つめるのは男性のことが好きだからだったのか。

それとも見つめることは演技だったのか。

 

また、男性は本当に彼女のことが好きだと思えたのか。

彼女の目を見つめて好きだと言えた瞬間があったのか。

男性は本音を言ってしまえば嘘のようだと感じ、彼女の瞳を見つめることが出来ませんでした。

 

しかし、どこかで言葉にしていれば、瞳を見つめ返すことが出来ていれば、本物の長い恋になっていたかもしれない…。との後悔も感じられるのです。

 

一度は目を交わして愛を信じあったこと、ぬくもりを手さぐりで探したことは確かなようです。

彼女に自分の気持ちを言わなかった、聞かなかった。

その事が別れるきっかけになったこと。

瞳を見つめられなかったのは自分がこの愛を信じられなかったから…。

 

一言でも言葉にしていれば、違った結果になったかもと考えていたことも想像できます。

結果として大人の短い恋の駆け引きで終わってしまいました。

男性の想いを言葉に出来なかった後悔と未練が感じられ、なんとも言えない切ない気持ちにさせてくれます。

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まとめ

もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」の歌詞の意味を考察しました。

主人公の男性が女性と出会い、最初は互いに惹かれ合いますが、徐々にその関係は雲行きが怪しくなり、最後は別れてしまいます。

 

それぞれの場面での男性の心境が歌詞に綴られ、聴く人の気持ちが引き込まれます。

「言葉にすれば嘘に染まる」というフレーズは各場面で使われますが、意味合いが少しずつ異なってくるのが興味深いところです。

 

一般的には言葉を発することで、思いが明確になるのですが、時と場面によっては言葉を発することで本人も相手も微妙な違和感のようなことを感じてしまうことがあります。

この感覚は多くの方が経験されることと思われ、そうしたフレーズを有効に使用したこともこの曲が多くの人々の心を捉えてヒットした理由のひとつではと思いました。

 

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