中森明菜「セカンド・ラブ」の歌詞の意味を考察!二度目の恋への想い

昭和歌謡
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この記事は、中森明菜「セカンド・ラブ」の 歌詞の意味を考察します。

「セカンド・ラブ」は 1982年11月に販売された中森明菜の3枚目のシングル曲で、ファンの中でも特に人気の高い1曲です。

ちょうど少女と大人のはざまの年頃の女の子を主人公に、切ない恋心を歌った楽曲です。

それでは、「セカンド・ラブ」の歌詞の意味を読み解きます。

中森明菜「セカンド・ラブ」はどんな曲

【セカンド・ラブ】

アーティスト:中森明菜

作詞:来生えつこ

作曲:来生たかお

リリース: 1982年11月10日( ワーナー・パイオニア)

★チャート最高順位  週間1位(オリコン)、1983年度年間8位(オリコン)

「セカンド・ラブ」の作詞・作曲は来生えつこ・来生たかおの姉弟コンビによるものです。

発売後、人気に火が付いて1983年度のオリコン年間チャート3位、シングル販売は65.5万枚のヒットとなりました。

 

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中森明菜「セカンド・ラブ」の歌詞の意味を考察

 

女の子というのは、恋をすると少し背伸びをして、魅力のある大人の女性になろうとするものです。

この楽曲がリリースされた当時、中森明菜は17歳でした。

ちょうど少女から大人の女性に変わっていく瞬間。

少女と大人の女性が同居しているような、いましか見られない表情が切り取られた素敵な楽曲です。

 

それでは「セカンド・ラブ」の歌詞の意味を考察していきましょう。

 

主人公の女の子は今、想いを寄せる男性と、同じ時間を過ごしています。

彼女にとってこの恋は二度目。

曲のタイトル通り、「セカンド・ラブ」です。

冒頭にそう描くことで、「初めてじゃないぞ」「経験者だぞ」という彼女の、自分自身に言い聞かせるような、奮起する思いが伝わってきます。

 

人は何度恋愛を経験すれば、上手に愛のメッセージを伝えたり、器用に甘いささやきに応えることが出来るようになるのでしょうか?

きっと、その問いに答えはないように思います。

何故ならこの世には誰一人として同じ人はおらず、それ故同じ恋愛というものも存在しないからです。

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彼女自身の気負いとは裏腹に、彼に対するこの熱い気持ちをどう伝えたら良いか、その言葉は浮かんできません。

情熱的に、そしてスマートに、愛のメッセージを伝えることが出来たら良いのに…。

彼女の心にあるのは、「まだ帰りたくない」「もっとそばにいたい」という、彼への素直な気持ちです。

そんな素直な思いも彼女は口に出来ません。

たしかに、10代の女の子から「まだ帰りたくない」「もっとそばにいたい」なんて言われたら、男性は少しびっくりしてしまうかもしれません。

彼のセーターの袖口をつまむこと、それが今の彼女に出来る精一杯の意思表示なのです。

 

あぁ、ふたりだけの世界に行けたら良いのに…。

時間なんて止まってしまえば良いのに…。

そんなことを願いながらも、何も言えないもどかしさが募り、彼女の胸は切なさではち切れそうです。

 

さて、ふたりの歩く行き先は、駅でしょうか。

それとも彼女の家でしょうか。

ほんの少しだけ先を歩く彼の影が長く伸びています。

時刻は夕暮れ時。

 

彼女の「帰りたくない」という意思に反して、ふたりの足は帰路についているようです。

日が暮れる前に彼女を家に帰さなくてはという、真面目で誠実な人柄の男性なのでしょう。

しかし彼女は、彼ともっと一緒にいたいと思っています。

 

彼女の気持ちの高まりは、さらにスピードを増しています。

あぁ、彼が踵を返してぎゅっと抱き締めてくれたら良いのに…。

「帰したくない」と言ってくれたら良いのに…。

 

直接彼に言葉をかけることや、彼の手を引っ張ることは出来ないから、せめて舗道に伸びた彼の影を、これ以上さよならに近付かないように止めてしまいたい。

そんな魔法が使えたら良いのに…。

「抱き上げて 時間ごと連れて行ってほしい」という表現で、居ても立っても居られないような、彼女のはやる思いが伝わってきます。

女性は恋をすると、時に自分でも驚くほど大胆な思いを抱くことがあります。

この彼女も、もっと彼との関係を進めたい、二度目の恋愛だから、初めての恋愛では出来なかった経験もしたいと思っているのでしょう。

彼女はきっと、そんなふうに大人の階段を昇ることを望んでいます。

それは、幼虫がサナギになって、固い殻を破って脱皮していくような経験です。

まさに少女から大人の女性へ成長していくプロセスではないでしょうか。

 

そして、この歌詞の彼女は、まだ固い殻を破ることは出来ていません。

内に秘める熱い思いで、体はもうはち切れんばかりなのに、どうやってこの殻を破ったら良いのかわからないのです。

それに、殻を破った自分がどんな姿をしているか想像もつきません。

そんな自分を見て、彼はどんなふうに思うか考えると少し不安にもなります。

 

彼女のいじらしい思いは、まだ彼に届いていないのでしょうか?

歌詞には、この恋の行方までは描かれていません。

恋愛をする上で、自分の気持ちに素直になって1歩踏み出すことはとても大切なことです。

 

この曲を聴けば、誰もが彼女の背中をそっと押してあげたい気持ちになることでしょう。

彼女の二度目の恋が、輝かしく、かけがえのないものになりますように。

そして、この恋が彼女を素敵な大人の女性へと成長させますように。

 

「セカンド・ラブ」は、初々しくも大胆な女心を歌ったバラードであり、少女から大人の女性への成長を応援したくなる名曲です。

 

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まとめ

中森明菜「セカンド・ラブ」の 歌詞の意味を考察しました。

「セカンド・ラブ」は、80年代歌謡界を代表するゴールデンコンビ、来生えつこ・たかお姉弟によって制作されました。

この曲が当時17歳の中森明菜に贈られたことは、まさに奇跡だと思います。

 

少しあどけなさの残る容姿には、少女の儚さと、大人の色気が絶妙なバランスで同居しています。

そして、まさに等身大とも言えるこの曲の主人公に感情移入した、繊細でありながら情熱的な歌唱は心を打ちます。

この曲との出逢いは、間違いなく彼女を歌手として、女性として成長させたでしょう。

ご興味のある方はぜひ聴かれてみてください。

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