山口百恵「イミテイション・ゴールド」の歌詞の意味を考察

昭和歌謡
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この記事は、山口百恵「イミテイション・ゴールド」の歌詞の意味を考察します。

1977年に発売されたこの曲は、多くの人々に愛され、数多い彼女の楽曲の中でも人気があります。

それでは、山口百恵「イミテイション・ゴールド」の歌詞の意味を読み解きます。

山口百恵「イミテイション・ゴールド」はどんな曲

【イミテイション・ゴールド】

アーティスト:山口百恵

作詞:阿木燿子

作曲:宇崎竜童

リリース: 1977年7月1日(CBSソニー)

★チャート最高順位
週間2位、1977年度年間20位(オリコン)

「イミテイション・ゴールド」は1977年7月に山口百恵の18枚目のシングルとして発売されました。

前作「夢先案内人」と同様、作詞・作曲は阿木燿子・宇崎竜童が手がけています。

1977年度のオリコン・シングルチャートでは年間ランキング20位、売上枚数は48.4万枚のヒットを記録しました。

 

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山口百恵「イミテイション・ゴールド」の歌詞の意味を考察

「イミテーション・ゴールド」というタイトル。

イミテイションとは模造品。ゴールドと合わせると金に似せた偽物であると言う意味です。

主人公の女性は去年まで付き合っていた年上の男性と別れ、今は新しい彼と付き合っています。

しかし、彼女は新しく付き合った彼をどうしても前の彼と比べてしまいます。

どうやら彼女は去年まで付き合っていた彼にまだ未練があるようです。

 

「イミテーション・ゴールド」というタイトルは、新しい彼は前の彼との別れの傷を癒すための仮の彼氏、というようにも読めますが、実のところはどうでしょうか?

詳しく読み込んでいきます。

 

どうやら主人公の彼女は本当は元の彼と別れたくなかったのに、別れざるを得ない状況になり、自らの意思で別れることを決めたのだと思われます。

新しい彼の言葉に、ため息をついてしまう彼女・・。

 

彼女は、去年のこの季節はまだ前の彼と付き合っていたことを思い出し、今の彼の前でそんなことを思う自分に少し嫌気がさしてしまいます。

前の彼と別れ、「全て」正反対の男性と付き合ってみようと決めたのに、彼女はなぜ比べてしまうのか。

 

まだ忘れられないからなの・・。

彼女は前の彼のことを早く忘れるためにも正反対に思える男性と付き合ってみたけれど、それが逆に強く前の彼を思い出してしまうわ。と彼女は思っています。

 

今の彼は前の彼よりだいぶ若くて、住んでいるのは西日が強く差し込む部屋。

多分、家賃はそんなに高くないところ。

そして夕方からそろそろ夜になりそうなこの時間、彼が冷蔵庫の扉を勢いよく閉め、持ってくるのは牛乳。

 

前の彼はビールを持ってきたのに・・。

まだまだ、まるでお子様みたいな彼ね。

そんなことをぼんやりと考えながら彼を目で追います。

冷蔵庫の扉を閉める様子にも彼の若さを感じさせる要素があります。

 

そして、彼が持ってきてくれた牛乳と自身の考えていることを彼女はそのまま飲み込みます。

これで良いの。私が今彼といることは間違っていない・・。

そのように思っているのでしょう。

 

だから前の彼と比べてしまっているなんて独り言でも絶対に口には出せない。

「命そのまま飲み干す」、勢いで牛乳とその想いを飲みます。

 

年上の男性には無い若々しさ、ぎこちないながらも勢いのある愛に身を委ね、いつか前の彼を忘れたい・・。

前は年上で包容力のある彼に甘えられた。

今はこの若い彼に甘えるのではなく彼の全てを包み込むような愛で迎えられるようになりたいのだ。

そのように考えているのだと捉えることが出来ます。

 

 

前の彼に未練があることは彼女は自分でも分かっていて、その上で今の彼と付き合っている。

何故そんなことをしたのでしょうか。

彼女は前の彼とも幸せでしたが、それでも別れなければならなかったので未練が残る。

それがポイントです。

 

今度は別れなくてもよい幸せを掴みたい。

それは愛を育み、結婚へとつながる幸福なのでしょう。

もしかすると前の彼とは、結婚という幸せにはたどり着けない愛の関係だったのかもしれません。

そして、今の彼との愛を育んでいくためには彼のことを心から愛せるようにならねばなりません。

彼女は、彼が自分のことを真っ直ぐに愛してくれていると感じているようです。

自分も心を入れ替えて彼のために尽くせば、幸せになれるのではないか。

 

この彼女の考えをタイトルに合わせてみると「イミテイション・ゴールド」は今の彼のことを「仮の彼氏」という意味ではなく、彼女の今の中途半端な心を表したものとも考えられます。

歌詞には「まっててほしい」との言葉が使われています。

 

自分の心はまだ前の彼氏を忘れられず、あなたを心から愛すことが出来ていない。

金メッキなのは自分の心のほうなの。まっててほしい。

 

その金メッキの自分の心は、前の彼のことを忘れてあなたのゴールド色に染まるまでには時間がかかる。

だから、本当のゴールド色になるまで「まっててほしい」という歌詞なのではないかと察します。

 

彼女は前の彼と別れた後、今の彼に会った時に未熟な面はあるものの、太陽のようなゴールド色の輝きと温かいぬくもりを感じたのでしょう。

そして、彼女はそこに自分も変われる希望を見つけた。

そう考えると、「イミテイション・ゴールド」という曲のタイトルも彼女のことを表したものと思われ、歌詞の奥深さを感じさせてくれます。

 

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まとめ

山口百恵「イミテイション・ゴールド」の歌詞の意味を考察しました。

歌詞の中盤までは主人公の女性が別れた年上の彼のことを忘れらずに引き引きずってしまいます。

目の前に今の彼がいるにも関わらず、細かなことまで前の彼と比較してこれが違う、あれも違うとつい比べてしまい、過去の呪縛に囚われてしまいます。

曲のタイトルの「イミテイション・ゴールド」とは、新しい彼は前の彼の代わりの仮の彼氏なのかとも思えるほどでした。

 

しかし、後半の歌詞で彼女の本音がこぼれます。

やさしい人よ、ごめんなさい。私があなた色に染まるまでまっててほしいと。

彼女の愛情は新しい彼の方へと向けられていたのです。

どうやら「イミテイション・ゴールド」とは、彼女自身のことだったようです。

 

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