中村雅俊「心の色」の歌詞の意味を考察!包容力と優しさが素敵

昭和歌謡
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この記事は、中村雅俊「心の色」の歌詞の意味を歌われた時代背景とともに考察します。

1981年に発売されたこの曲は、静かに歌う渋い声に大人の男性の包容力と優しさを感じさせてくれます。

それでは、中村正俊「俺たちの旅」の歌詞の意味を読み解いていきましょう。

中村雅俊「心の色」はどんな曲?

【心の色】

アーティスト:中村雅俊

作詞:大津あきら

作曲 :木森敏之

リリース: 1981年11月25日(日本コロンビア)

★チャート最高順位
週間1位、1982年度年間4位(オリコン)

「心の色」は1981年11月に発売された中村雅俊の15枚目のシングルです。

この曲は1981年放映の中村雅俊が主演したTVドラマ「われら動物家族」に採用されました。

始めは挿入歌、その後に主題歌に変更されたこともあり、ヒットしました。

オリコン・シングルチャートでは1982年度年間ランキング4位、売上枚数は枚69.7万枚を記録。

 

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中村雅俊「心の色」の歌詞の意味を考察

タイトルの「心の色」には国語辞典によると、心の有様、心に深く思っている様子、美しいものに心を動かされる様子、華やかなものに惹かれる心、などの意味があります。

これを参考にすると主人公の男性は、都会に出ていった女性のことを心に深く思っているということが想像されます。

この歌は少し複雑に思え、一度聴いただけでは男性の心がよく分からないかもしれません。

 

主人公の男性は彼女のことを想っているのに、彼女が都会で恋をしている彼と上手く行くように祈っているように聞こえるからです。

おそらくこの男性の彼女に対する気持ちは、兄や父親の愛情に近いのではと考えられます。

 

歌詞に出てくる「黄色いツバメ」とはまだ巣立っていないツバメのくちばしが黄色いことを表します。

親ツバメからエサをもらおうと大きな黄色いくちばしを広げるその姿から黄色いツバメとは雛のことです。

その表現から男性は彼女のことをまだ幼さが残ると思っていることが分かります。

 

受話器の向こうで泣く彼女。

都会で付き合っている彼と上手くいかないからと男性は相談に乗っているのでしょうか。

男性は都会の人混みにまみれて暮らしている純粋な彼女に都会に染まらないで欲しいと願っています。

 

夢を持って上京した彼女。

きっと当分は地元には戻らないと決意して向かったのでしょう。

その変なプライドと意地がある事が幼さなのだと男性は感じています。

 

もっと素直に、この地元にいた時のようにもっと純粋になったらきっと上手くいくだろう、と心配しているのでしょう。

 

朝日や夕日、黄色いツバメなど暖色系の色のイメージで書かれたこの歌と、心の色というタイトル。

黄色と言うイメージは明るくポジティブ、そして幸せな気持ちになるという色であると共に幼さや不安や警告の意味でも使われる色でもあります。

 

警告の標識やハチのような危険な生き物も黄色です。

「遠くあどけない日々」と言う表現は、男性は彼女を幼い頃から知っているように考えられます。

本当の彼女が明るく元気な女性だということを主人公の男性は分かっている。

今は都会に身を置くため身も心も着飾った彼女。

その姿はまるで人を寄せ付けない蜂のように攻撃的なものに見えたかもしれません。

もっと素直に自分のありのままに生きていけばきっと大丈夫だと、夕日を見て彼女のことを想って心配しているのではないでしょうか。

 

そしてここが大切なところですが、主人公の男性は彼女には都会で付き合っている彼と日々大事に過ごすことで優しさと寂しさを経験し、成長していって欲しいと願っています。

一方、自分は変わることは無い、というように思えます。

 

それは彼女が故郷を思い出した時、変わらない自分がいる事、それが男性にとって大事なことだと思っているのだと考えられます。

 

就職等で親元を離れ、久しぶりに実家に戻ってきた時変わらない地元や両親を見ると安心するような気がする。

このような思いをしたことはありませんか?

男性は彼女にとってそのような存在でいようと考えているのではないでしょうか。

 

また、「そしてララバイ」と続く歌詞にも注目します。

ララバイとは子守唄の意味があります。

しかし、ここでは子供をあやす子守唄と言う意味よりも、傷ついた彼女を癒そうとしている意味。

「そして」という言葉が付いていることからも男性は彼女が自分の元から巣立って行けるように願っているのではないか、と思われます。

 

この2人の関係が、かつて恋人のようなものだったかはこの歌詞からは分かりません。

しかし、主人公の男性の愛情は彼女が都会へ行ったことで兄のような立場、父親のような立場で注がれているのでしょう。

彼女が素敵な大人に変わっていくために、この男性は自分は変わらずに見守っていく愛情だということが分かります。

 

まとめ

中村雅俊「心の色」の歌詞の意味を考察しました。

主人公の男性は、故郷を離れて都会に出ていった女性のことを気にかけています。

かつてはその女性に恋心を抱いていたかもしれませんが、遠く離れた今では兄や父親のような立場になっています。

 

彼女の方は都会で知り合った彼とお付き合いをしており、男性も時々、電話で相談に乗ってあげているようです。

主人公の男性は、彼女が都会で色々なことを経験して人として成長していって欲しいと見守っているという内容でした。

主人公の男性と中村雅俊が重なり、都会に出ていった彼女を海のような広い心で深く思ってくれているように感じました。

 

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