山口百恵「絶体絶命」の歌詞の意味を考察!三角関係の修羅場をクールに唄う

昭和歌謡
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この記事は、山口百恵「絶体絶命」の歌詞の意味を考察します。

1978年に発売されたこの曲は、三角関係の修羅場がテーマですが、彼女の優れた歌唱と粋でクールな雰囲気が多くの人々を魅了しました。 

それでは、山口百恵「絶体絶命」の歌詞の意味を読み解きます。

山口百恵「絶体絶命」はどんな曲

【絶体絶命】

アーティスト:山口百恵

作詞:阿木燿子

作曲:宇崎竜童

リリース: 1978年8月21日(CBSソニー)

★チャート最高順位
週間3位、1978年度年間34位(オリコン)

「絶体絶命」は1978年8月に発売された山口百恵の23枚目のシングル曲です。

作詞・作曲は前作の「プレイバックPart2」と同様に阿木燿子・宇崎竜童が出掛けました。

1978年度のオリコン・シングルチャートでは年間ランキング34位を記録しました。

 

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山口百恵「絶体絶命」の歌詞の意味を考察

主人公の女性は、ある女性を呼び出し、彼と別れて欲しいと迫ります。

歌詞の初めから強烈なインパクトがあります。

この女性は積極的で、物事をはっきり言うタイプのようです。

 

それに対して相手の女性はおしとやかなタイプなのでしょう。

悔しさに白いハンカチを噛むという古風な仕草を見せるその女性。

今どきの女性は、悔しさや悲しさを表現するのにハンカチを噛んだりしないですね。

 

そこへ男性が現れます。

まあまあ、二人ともとりあえず落ち着いて、落ち着いて・・。

なんて言う場面、まさに修羅場です。

 

この場面では、思わず男性が絶体絶命なのだと考えたくなりますが、この歌詞の主人公は女性です。

主人公の彼女は、なぜ彼と別れて欲しいと、相手の女性を呼び出してそのようなことを言うのでしょうか。

 

彼女の置かれた状況はかなり不利です。

主人公の女性は奥さんのいる男性を好きになってしまいました。

相手の男性にとって自分は、家庭の責任から解放され、楽しく付き合うことの出来る都合の良い女性のようです。

これが客観的に見た主人公の女性の立場となります。

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男性は「二人とも愛してる」と言いました。

彼の愛の考え方は、現時点で夢中になっているのは主人公の女性なのですが、安心して信頼してずっと一緒にいられると思えるのは結婚している方の女性なのでしょう。

だから二人とも愛してると言えるのです。

 

最初のうちは、主人公の女性は彼が結婚しているのを知らず付き合っていたのかもしれません。

その後、結婚していることを知ります。

こんなに好きになってしまったのに私はこの人と結ばれる事が無いなんて・・。

 

きっとこの女性も悩み、たくさん泣いたりしたことと思います。

彼女はきっと彼と結婚する事を夢見ていたのでしょう。

 

彼女が、悩んだ末の結論がこの歌詞の内容です。

彼の奥さんを呼び出して別れを迫るなどをしたら今後、彼との関係は壊れてしまうことでしょう。

 

ここから絶体絶命なのは、主人公の女性の方なのだと考える事が出来ます。

絶体絶命とは困難や危険からどうしても逃れられない状態。

追い詰められ切羽詰まった状態を言います。

 

それは彼女も分かっている事ですが、それでも彼女は決心をしました。

3人で会って、彼に自分か、奥さんを選ぶかの決着を付けてもらう。

万が一、自分を選んでくれるようだったらそれでもいい。

まあきっと無理だけど・・。そのように考えていたと思います。

 

 

さらにこの歌詞のポイントとして「一輪挿しの薔薇の花」と書かれているところがあります。

わざわざこの場面に1本の薔薇の花を歌詞に入れ込む必要があったでしょうか。

 

薔薇の花言葉は花の色にも本数にも意味があることをご存知でしょうか?

この歌詞には色は書かれていませんが一輪挿しとあります。

 

1本の薔薇の意味は、”一目惚れあなたしかいない”です。

ここから想像される事は2つ。

それぞれの意味を2人の女性に当てはめます。

 

主人公の女性はあなたに、”一目惚れ”した。

一方、結婚している女性は、”あなたしかいない”と言う意味を持つと考えます。

この小道具を使ったのは「あの人」です。

 

そっとずらし涙を隠します。

この行動の意味は、あなたは一目惚れだったのでしょう。私には彼しかいないの、という意味が隠れてるのではないでしょうか。

 

そして、涙はあなたしかいない、という花言葉を強調したものなのでしょう。

主人公の女性は、その涙に込められた彼への一途な想い、そして相手の女性が薬指に付けている銀色の指輪を真近で見て、自分はかなわないと思います。

 

そして主人公の女性は、彼がずっと一緒にいられる女性は自分とは性格が正反対ではないかということに気づきます。

この瞬間、主人公の女性はハッとして、私はこの人と結ばれる運命には無かったのだわ、と悟ります。そして、潔く身を引きます。

それは「あの人」のためでもあるのです。

 

そして、二人とも愛してるなどと、ぬけぬけとこの場で言える男性に対して、主人公の女性の気持ちが冷めていく様子が歌詞の後半に表現されています。

潔さと身の引き方が素敵な主人公の女性ではありますが、そこに至るまでの彼女の複雑な想いが垣間見れるようで考えさせられます・・。

 

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まとめ

山口百恵「絶体絶命」の歌詞の意味を考察しました。

主人公の女性は結婚をしていて奥さんのいる男性を好きになってしまいます。

相手の男性とその奥さんと主人公の3人で会うことになります。

 

相手の男性の到着が遅れたため、主人公の女性は相手の奥さんに彼と別れることを迫りますが、自分も愛しているからと相手は一歩も引きません。

押し問答を続けるうちに相手の女性にはかなわないと主人公の女性も徐々に思い始めたようです。

 

そして、遅れてやってきた相手の男性が、二人とも愛していると言ったことで彼への気持ちがすっかり冷めてしまった主人公の彼女。

やってられないわと言い放って、潔くその場を離れます。

 

三角関係における相手の女性との勝負には負けてしまった主人公の女性ですが、すっきりとサバサバとしていて小気味よい感じがしました。

筆者はこの歌詞を読んで「負けるが勝ち」ということわざが頭に浮かびました。

つまらない争いは避け、一時は相手に勝ちを譲ることが、結局は勝利につながるという意味ですが、賢い主人公の女性らしい判断であると思うと共に今後、幸せになって欲しいなと思いました。

 

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