ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」の歌詞の意味を考察

昭和歌謡
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この記事は、ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」の歌詞の意味を考察します。

1968年に発売されたこの曲は 尾崎亜美の作詞・作曲による瑞々しい感性が溢れる松田聖子の名曲のひとつです。

それでは、ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」の歌詞の意味を読み解いていきましよう。

ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」はどんな曲

【亜麻色の髪の乙女】

アーティスト:ヴィレッジ・シンガーズ

作詞: 橋本淳

作曲:すぎやまこういち

リリース: 1968年2月25日( 日本コロムビア)

1960年代後半を中心に活躍した男性グループ・サウンズのヴィレッジ・シンガーズ。

1968年に発売された「亜麻色の髪の乙女」は、彼らの5枚目のシングルです。

 

若い世代の間では、2002年に発売された島谷ひとみのカバーバージョンでお馴染みのこの曲。

島谷ひとみの明るくテンポの良い曲調も良いですが、ヴィレッジ・シンガーズの方も素朴でゆったりとしていて、味があります。

また、男性のコーラスが入っているのも魅力です。

 

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ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」の歌詞の意味を考察

ある朝、年若い娘が母親に見送られて家を出ます。

いそいそと出掛けて行く娘を見て“まったくもう、あんなに急いじゃって”と溜め息をつく母。

でも、“無理もないか、大好きな人とのデートだものね”と思い直します。

 

待ち合わせ場所へと走って行く娘の後ろ姿。

彼女の最大の魅力である、「亜麻色」の長く美しい髪が、その背中で跳ねています。

デートの待ち合わせは、小高い丘陵の上。

 

でも、彼女は待ち合わせ時間より少し早く到着してしまいました。

そこで、彼女はそこらに咲く花々を摘んで時を潰すことにします。

草に降りた朝露に、ワンピースの裾が濡れるのも構わず、花摘みを楽しむ彼女。

ふと口をついて出るのは、彼女のお気に入りの歌です。

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やがて、遠くから彼女を呼ぶ声がして、振り向くと一人の青年が手を振っているのが見えます。

彼女の恋人です。待ち切れず、青年に向かって駆け出す彼女。

その足取りは、とても軽やかなものでした。

走って来た彼女を、青年は抱き止めます。

 

“随分、早く来たのだね、待たせてごめん”と謝る青年。

“何言っているの、私、今来たところよ”と言う彼女。

しかし、青年は“じゃ、その手にあるのは何?”と、花摘みで集めた花々を指して言います。

 

“あ、えーと、これは……。”恥ずかし気に笑う彼女。

それを見て、青年は声を立てて笑うのでした。

気持ちの良く晴れ渡った空の下、恋人たちは楽しそうにおしゃべりします。

そんな幸福そうな恋人たちを遠くから眺める散歩中の老夫婦がいました。

“私たちも、ずっと昔はああやってよく仲睦まじくデートで散歩したものね。懐かしいわ”と妻が口にします。

それを聞いた夫が“散歩なら今もこうしてしているだろう”と笑って答えるので、妻もつられて笑い出してしまいました。

どうやら、若い恋人たちが醸し出す幸福な雰囲気が、老夫婦にも移ったようです。

この歌の歌詞の特徴の一つとして、色彩表現の言葉が散りばめられていることが挙げられます。

これは、恋愛中の人の心理を表したものだと思うのです。

恋愛をすると、途端に世界はその色の鮮やかさを増し、キラキラと輝いて美しく見えます。

 

しかし、気になるのは娘の髪の色です。

その色はちょっと日本人離れしているように思われます。

 

今でこそ、若い人たちは好きな色に髪を染めて、むしろ黒髪の方が珍しいくらいですが、この歌が発表されたのは、昭和40年代です。

その頃は、黒髪が主流でした。

 

それに、この歌詞全体の景色もなんとなく外国のカントリー調なのも気になります。

だから、この歌はもしかすると、恋愛中の年若い娘の心象風景を歌ったものではないかと推測出来ると思うのです。

もちろん、真意は定かではありませんが……。

 

ちなみに、考察した歌詞世界に、デートに急ぐ娘を見送る母親や、恋人たちを遠くから見つめる老夫婦を登場させました。

彼らも彼女くらいの歳の頃には、彼女のように恋愛の幸福な世界に身と心を置いたことだろうからです。

そうすることで、恋愛中の女性の心理の普遍性を表現してみました。

 

この歌が時代と世代を越えて愛される理由は、まさにその普遍性にあると思うのです。

また、色鮮やかで想像しやすい世界の描写は、聴き手をも幸福な気持ちにさせます。

それも、この歌の魅力の一つと言って良いでしょう。

 

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まとめ

ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」の歌詞の意味を考察しました。

主人公の「亜麻色」の長く美しい髪の若い女性が大好きな彼と丘の上で待ち合わせをして幸せな気持ちで自然の中を散策するという内容でした。

または、恋愛中の女性の心象風景を描いたものなのかもしれません。

歌詞の中に「白い花束」「バラ色のほほえみ」などの色彩を表する言葉が多く使われ、曲を聴くとイメージが浮かんできて温かい気持ちにさせてくれます。

ところで、この曲、ヴィレッジ・シンガーズのものが原曲と思われがちですが、実は違います。

この曲は元々、1966年に青山ミチという女性歌手が「風吹く丘で」という題名で発売予定でしたが、直前になって事情により、発売停止となってしまいます。

つまり、ヴィレッジ・シンガーズ版も実はカバーということになるのです。

とはいえ、「亜麻色の髪の乙女」という題名で発売されたのは、彼らの時が初めてとなります。

いろいろなことがあるものですね・・。

 

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