ピンク・レディー「S・O・S」の歌詞の意味を考察!乙女のピンチとは?

昭和歌謡
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この記事は、ピンク・レディー「S・O・S」の歌詞の意味を考察します。

数々の有名歌手を発掘した伝説の歌番組『スター誕生』から生まれたミーとケイの女性二人組アイドルユニット 。

そんな、ピンク・レディー「S・O・S」の歌詞の意味を読み解いていきましょう。

ピンク・レディー「S・O・S」はどんな曲

【S・O・S】

アーティスト:ピンク・レディー

作詞: 阿久悠

作曲:都倉俊一

リリース: 1976年11月25日(VICTOR)

★チャート最高順位
週間1位、1977年度年間8位(オリコン)

「S・O・S」は、1976年11月に発売されたピンク・レディーの2枚目のシングルです。

発売後、徐々に人気が出てヒットしました。1977年度のオリコン・シングルチャートでは年間ランキング8位、販売は64.6万枚を記録しました。

ちなみに1977年度の年間ランキングの1位はピンク・レディーの「 渚のシンドバッド」でした。

 

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ピンク・レディー「S・O・S」の歌詞の意味を考察

冒頭の「男は狼なのよ」という箇所。

この場合の「男」とは、体目当てで女性に近付く下心を持った男性たちを指しています。

いくら表面的に優しく穏やかさを装っていても、彼らの本性はやはり「狼」。

しかし、残念なことにそういう「狼」は実在します。

だから「気をつけなさい」と警告しているのです。

 

この警告を送る対象の女性とは、特に年頃の「乙女」たち。

彼女たちはまだ、完全に大人になりきれておらず、特に精神的には未熟なところがあります。

それを「狼」たちは知っていて、わざとそういう女性に近付くのです。

 

そして、今日も誰かが、そんな「狼」の餌食になり、大切なもの(ここでは、あえてそれを“無垢”と表現します)を失う。

そればかりか、精神的にも深く傷つき、取り返しがつかなくなる事態が発生するかもしれません。

しかし、そんな子供以上大人未満の「乙女」たちは、大抵が早く大人になりたいと焦るもの。

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そして、二番にあるように「背のびをした」行動をしたがるのです。

けれども、一時の感情や良い雰囲気に流されたら、それこそ「狼」の思うつぼ。

大切な無垢を「狼」によって奪われてしまうのです。

だからよく考えるようにと強く警告しています。

 

もちろん中にはそんな考えは古い、まるで昔の人の言うことだと思う「乙女」たちもいることでしょう。

しかし、「狼」の被害に遭ってからでは遅いのです。

だから、聞き流してはいけないと何度も釘を刺すように繰り返します。

 

女性がこの無垢を失うのは、精神の成長を待ってからの方が望ましいでしょう。

その頃には、分別もついて、しっかりと物事を考えられるようになり、相手の見極めも出来るようになります。

そうすれば、無駄に傷つくこともなく、その先の人生を前向きに歩んで行けるでしょう。

 

この歌が発売された当時は、現在とは状況が少し異なっていたように思います。

大人だけの情報は、秘密のヴェールに隔てられていました。

そこに何かしら自分が知らないものがあることを本能的に感づいていても、思春期の少年少女たちはそれに触れる術が今ほどはありませんでした。

しかし、一方で例えばちょうどこの1970年代に物語の開始時期を設定した東野圭吾著の『白夜行』のヒロインのように、「狼」たちの手にかかって精神が深く傷つき、歪んでしまった少女もいないとは言い切れません。

 

このように考えると、ピンク・レディーの「S・O・S」は、「年頃」の「乙女」たちに向けた自己防衛啓発ソングとも捉えることが出来るでしょう。

或いは、これはピンク・レディーの口を借りた作詞家阿久悠自身からのメッセージと言っても良いかもしれません。

ちなみに、このような啓発メッセージは、昔話にも存在します。

例えば、ヨーロッパのグリム童話にはそれこそ「狼」が登場する『赤ずきん』の話があります。

実はあれも、そういう「狼」の男性には注意するようにとのメッセージが隠されているのです。

また、“灰かぶり”の日本語訳を持つ『シンデレラ』の話でも、魔法使いが夜中の12時までには帰って来るようにシンデレラに言います。

それは暗に“あなたはまだ無垢を失う訳にはいかないから、早く帰って来なさい“と忠告しているとも考えられているのです。

 

こうして媒体を変えつつも、昔から延々と同じメッセージが若い女性に送られています。

しかし、インターネット社会の情報の凄まじい渦の中にいる現代の若者には、それが充分に伝わりません。

そういった意味からも、「S・O・S」という歌は、今の若者たちにも聴いて欲しい歌だと思います。

 

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まとめ

ピンク・レディー「S・O・S」の歌詞の意味を考察しました。

この歌は、明るい曲調で、ピンク・レディー独特の特徴のある振り付けと共に歌われます。

しかし、「男は狼なので気をつけなさい」という歌詞全体のメッセージはシリアスな意味が含まれます。

 

また、草食系男子たちからは「男」を画一的に決めつけないで欲しいという意見も出てきそうですね。

改めて聴き直してみるとシリアスな内容とは別にとても元気が湧いてくる不思議な感じのする曲です。

 

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