ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」の歌詞の意味を考察!時代を超えた人気曲

昭和歌謡
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この記事はザ・ピーナッツ「恋のバカンス」の歌詞の意味を考察します。

伊藤エミ、伊藤ユミという双子女性歌手のザ・ピーナッツの代表曲のひとつ、1963年に発表された「恋のバカンス」。

それでは、ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」の歌詞の意味を読み解いていきましょう。

ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」はどんな曲

【恋のバカンス】

アーティスト:ザ・ピーナッツ

作詞:岩谷時子 

作曲:宮川泰

リリース:1963年4月(キングレコード)

「恋のバカンス」は1963年4月に発売されたザ・ピーナッツの9枚目のシングルです。

発売から約60年も経ちますが、いまだに老若男女の幅広い層に人気のある曲のひとつです。

 

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ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」の歌詞の意味を考察

歌い出しは、いきなりキスシーンから始まります。

ちなみに、この歌が発表されたのは1963年つまり昭和38年です。

同じようにキスシーンから始まる有名な曲としては、宇多田ヒカルの「First Love」がありますが、それは平成11年(1999年)発表の曲。

平成や令和だと、歌い出しにいきなりキスシーンが出て来ても、そんなに驚きはしません。

しかし、昭和38年となると、歌い出しにいきなりキスシーンが来るのは、その後の「裸で恋をしよう」という歌詞と共に、当時としてはインパクトがあったのではないでしょうか。

 

それはさておき、「First Love」の歌い出しのキスシーンは過去を振り返っているように、「恋のバカンス」のそれもどうやら実際に今起こっていることを歌っている訳ではないようです。

というのも、その次に「甘い恋を夢みる」とあるので、どうやらそれは空想上でのことを言っていると捉えることが出来そうです。

そういえば、黄金色の砂浜で「人魚のように」「裸で恋をしよう」という後に続く表現もどこか幻想めいています。

つまり、この冒頭部分全体は、非日常的な真夏の恋に憧れる少女の心を歌っていると考えられます。だから、歌い出しの「ため息」は、“はあ、こんな恋がしたいなあ”という憧れの「ため息」なのです。

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そんな少女も成長して大人びてきたある夏、ついに憧れていたような恋のシチュエーションの中に実際に身を置くことになりました。

日焼けした顔を互いに近づけて、小声で想いを告げ合ったり、内緒の「約束」を交わしたり、恋とはなんて素晴らしいものだろうと歌の主人公の女性は、胸をときめかせます。

そして、ここでも女性は、少女の頃のように思わず「ためいき」を漏らすのです。

しかし、この時の「ためいき」は、少女の頃のそれとは違います。

今回は、「恋のよろこび」を知り、その世界にどっぷり浸る幸せの「ためいき」。

こんな「ためいきが」つけるなんて、まったく羨ましいものですよね。

 

しかし、ここで女性はふと気付きます。

この幸せは、自分一人では実際に味わうことが出来なかったことを。

少女の妄想なら一人でいくらでも思い描くことが出来ます。

しかし、恋というのは相手がいてこそ、成立するのです。

 

まして、一人の女と一人の男が、同時にお互いを想い合うことが出来る状態というのは、恋をしたからとて必ずしも発生するものではありません。

両想いになれず、片想いに終わる恋だって世の中には沢山あります。

 

それなのに、今の自分は、大好きな人と両想いの関係にあり、幸せの絶頂にいるのです。

そう考えると、冒頭部分の「あなた」と、「はじめて あなたを見た」の部分では、同じ「あなた」という言葉が使われていながら、それぞれの意味合いが違ってくることが分かります。

冒頭部分の「あなた」は、漠然としたイメージの理想の男性像であり、特定の人物を指すものではありません。

何せ、まだ恋も知らない少女の空想なのですから。

しかし、後に出て来る「あなた」の部分は、特定の一人の男性を指すのです。

このように同じ言葉でも、一曲の歌の中で、その意味するところが違うのは、なかなか興味深い表現方法だと感じます。

 

こうして考えると、「恋のバカンス」は短い曲ながらも、恋に憧れる少女から大人へと、一人の女性が精神的に成長する様が描かれている歌と言えそうです。

しかし、実際の恋というのは、幸せの絶頂にいる時は良いのですが、その後、色々と悩みが生じてくるのも事実です。

しかし、初めての恋の幸せに酔う主人公は、まだそれを知りません。

彼女がこれから先、恋の現実を知り、それにどう立ち向かっていくのかは、想像するしかないです。

しかし、その苦しみもまた精神の成熟に繋がり、女性の更なる魅力を引き出してくれることでしょう。

ただ、それはこの女性にとっては、まだ少し先の話。

今は思う存分、「恋のよろこび」に浸り、青春を謳歌して欲しいと思います。

 

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まとめ

ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」の歌詞の意味を考察しました。

恋を夢見る少女からリアルの世界で相思相愛の関係となり、恋の喜びに舞い上がってしまう主人公の彼女。歌詞を読むと彼女の嬉しさがひしひしと伝わってきます。

また、「ためいき」「あなた」という言葉が恋を夢見るときと、恋人ができたときと、違った意味で使われ、歌われているのが興味深いところです。

多くのミュージシャンにカバーされている「恋のバカンス」。

これからもきっと多くの方の心をつかんでいくことでしょう。

 

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