郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」の歌詞の意味を考察!切ない内容が泣ける

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この記事は、郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」の歌詞の意味を考察します。

「哀愁のカサブランカ」は、1982年に発売された郷ひろみの43枚目のシングル曲です。

分かれた恋人への切ない想いを見事な歌唱力で歌い上げて大ヒットとなりました。

それでは、郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」歌詞の意味を読み解いていきましょう。

郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」はどんな曲

【哀愁のカサブランカ】

アーティスト:郷ひろみ

作詞:B. Higgins, S. Limbo, J. Healy

作曲:B. Higgins, S. Limbo, J. Healy

日本語詞:山川啓介

リリース: 1982年7月17日(CBSソニー)

★チャート最高順位  週間2位(オリコン)、1982年度年間14位(オリコン) 

「哀愁のカサブランカ」は、1982年7月に発売された郷ひろみの43枚目のシングル曲です。
シングル販売は50.1万枚と大ヒットしました。

原曲は、アメリカのシンガーソングライターであるB. Higgins(バーティ・ヒギンズ)、アメリカのシンガーソングライターです。

原曲もオリコンの洋楽シングルチャートで、1982年年間1位(オリコン)を記録しています。

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郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」の歌詞の意味を考察

「哀愁のカサブランカ」は、かつての恋人へ向けた、まだ断ち切れない気持ちを歌っています。深い恋の喪失感の漂う楽曲です。

 

主人公の男性は、かつての恋人を思い出しています。

記憶の中で、まず呼び起こされるのは、彼女の洗い立ての髪の香りです。

 

ふと懐かしい香りを嗅いだとき、それにまつわる昔の出来事を思い出したことはないでしょうか?

蚊取り線香の香りで、子どもの頃の夏休みの思い出が蘇ったり、煙草の匂いで昔の彼を思い出したり・・。

 

男性は彼女の髪の香りを、「若すぎた季節の香り」と表現しています。

それはつまり、彼にとって青春の香りということでしょう。

青春時代をこの恋に捧げてきたことがわかります。

彼は、お互いに愛し合っていれば、恋は永遠に続くと信じていたのでしょう。

 

彼女は、セピア色の映画を好む女性でした。

ノスタルジックな趣と、哀愁を帯びた愛の形に心惹かれるのだと彼女は言いました。

なんだか随分と大人びた感性です。

もしかしたら彼女は彼よりも幾分年上かもしれません。

 

彼女は映画の中の哀しくも美しい愛に涙を流します。

そして彼の肩に顔をうずめるのでした。

映画の中の悲恋と同様に、ふたりが結ばれない運命にあることを、彼女は知っていたかのようです。

 

彼女と別れた彼は、心の中が空っぽになってしまったかのような感覚です。

彼の心は、ゆく当てもなく彼女を探し、さまよっています。

彼女以外にあんなにも愛することができる人などいないのにと、途方に暮れています。

そして、どうか彼女が自分のもとに戻ってくれるようにと願っています。

 

やがて彼は、彼女が結婚したことを風の便りに聞きます。

それは、自分ではない、他の誰かを愛し、そして愛されている証です。

結婚とは、一生涯の繋がりの証なのです。

誰かが、彼女は大人の恋愛をしたんだと言います。

自分たちの恋は、他からみれば、思いや情熱が先走ったものだったのでしょうか?彼にとっては、決して恋愛ごっこではなく、若さゆえの勢いだけではなかったはずです。

 

彼女はやはり年上の女性だったのでしょう。

彼女にとって、彼とのロマンスは情熱を傾けられるものでしたが、将来を共にする選択肢はなかったのかもしれません。

彼女は本当に、もう手の届かない場所に行ってしまったのです。

それでも彼の心には、彼女と過ごした日々が、まるでひとつの映画を見るかのように思い出されます。

彼女の笑顔も泣き顔も、全てが愛しいままです。

あの頃ふたりで語り合った夢は、ふたり一緒なら簡単に叶えられるような気がしていたのに…あなたと過ごした輝かしいあの季節は、本当にもう戻らないのだろうか?

 

他に気を紛らわす術もなく、彼はただただ彼女を失った喪失感に打ちひしがれています。

曲のタイトルにある「カサブランカ」とは、モロッコ王国最大の都市の名前であり、往年のハリウッド映画の題名でもあります。

 

彼女が好きだと言っていた「セピア色の映画」とは、「カサブランカ」を指しているのでしょう。

『君の瞳に乾杯』という台詞があまりにも有名な、第二次世界大戦下の仏領モロッコ、カサブランカを舞台にした大人のロマンス映画です。

 

彼は、かつて彼女と一緒に観た「カサブランカ」を、ひとり観ています。

愛していながら身を引く決断をする、ハンフリー・ボガート演じる主人公の男性に自分を重ねています。

映画の中の彼は、彼女のことを諦めきれたわけではありません。

 

それでも、そう決断せざるを得ない運命を引き受けたのです。

あんなに深く誰かを愛することはもう二度とないだろうと感じながら。

エンドロールを見つめる彼の目には涙が溢れています。

映画の主人公のように、大人の男として振る舞わなければならないと思いながらも、彼の気持ちは整理されないままです。

 

彼にとって、映画「カサブランカ」は、とても物悲しく、彼女の髪の香りと共に記憶されるでしょう。

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まとめ

郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」の歌詞を考察しました。

郷ひろみの歌う別れた女性を想う歌と言えば、「哀愁のカサブランカ」と「言えないよ」が有名ですね。

ともすれば未練たらしくなってしまいそうな楽曲も、郷ひろみの真っ直ぐな瞳と少し鼻にかかった声が母性本能をくすぐり、抱きしめてあげたくなるような魅力があります。

現代の感覚からすると、そんなに好きなら連絡してみればいいんじゃない?と思ってしまいそうですが、当時は携帯電話もSNSもない時代です。

別れたふたりは、もう繋がることはありません。

郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」そんな切なさが伝わる昭和の名バラードです。

 

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