この記事はマリアオラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
マリアオラクルカードは天使の女王とされる聖母マリアがモチーフのカードです。
あなたもこれを読めばマリアオラクルカードの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
母親のように優しい愛で守護してくれる聖母マリアのオラクルカードの世界へご案内します。
オラクルカードとは?
オラクル(Oracle)とは、英語で神託という意味があります。
オラクルカード とは、神託カードとも呼ばれており、人智を超えたスピリチュアルな存在からカードを通して伝えられるメッセージです。
カードを引いてカードや解説書に書かれた意味を受け取り、日々の生活や将来に向けての設計などに役立てます。
オラクルカードのモチーフは、天使や妖精、ユニコーンや人魚などが有名ですが、ネイティブアメリカンや、神道に基づくオラクルカード などもあります。
また、オラクルカード に似たもので、タロットカードがあります。
タロットカードは、占いや遊戯に使われるもので、大アルカナと小アルカナからなる78枚で構成されています。
カードの絵柄に基本的な意味があり、スプレッド(展開法)という置き方を使って知りたいことについて流れを占っていきます。
オラクルカード はタロットカードとは違い、基本的には引き方に決まりはなく、直感を重視するとされます。
マリアオラクルカード の特徴と使い方は?
マリアオラクルカードは、イエス・キリストの母である聖母マリアがモチーフになっている44枚のカードです。
箱には、「MARY, QUEEN of ANGELS」と書かれています。
イエス・キリストの母としてだけでなく、天使の女王という意味もあるようです。
聖母マリアといえば、キリスト教を思い浮かべますが、もしこれを見ているあなたがキリスト教や特定の宗教に属していなくても大丈夫です。
このマリアオラクルカードは、宗教的な考えに偏ることなく作られていますので、安心してどなたでも使うことができます。
絵柄の中には、愛おしそうに我が子のイエス・キリストを抱く聖母マリアの姿や、イエス・キリスト、天使の姿もあります。
絵柄の上部には、「思いやり」「許し」「祈り」などの端的な言葉が英語で大きく書かれていたり、絵柄の下にはその言葉の詳細が書かれています。
カードの色味は、淡い水色と黄色が使われており、真ん中に西洋絵画(宗教画)のような美しい絵柄で構成されています。
見ていると、まるで教会にいるかのようなとても神聖な気持ちになります。
使い方ですが、くり返しになりますがカードの引き方に決まりはありません。
一般的には、おみくじのようにメッセージを受け取る1枚引き(カードの束の中から1枚選ぶ)と3枚引き(3枚選び、それぞれ過去・現在・近未来としてメッセージを受け取る)が定番です。
まず、カードを利き手ではない方の手で持ち、利き手で数回ノックします。
そして、心を鎮めてもう充分と直感で感じるまで、カードを切ります。
この時に、「今、自分にとって必要なメッセージをください。」というようにカードに問いかけてみましょう。
そして、カードを裏面から見つめ、ここでも直感で「これ!」と感じるカードを開きます。
カードを引いた時に、真っ先に絵柄が目に入る人もいれば、書かれている言葉が目に飛び込んで来る人もいるかもしれません。
カードを見た時に、素直に感じる直感を受け取ってみるといいでしょう。
もし、特に何も感じないという場合は、解説書に書かれている内容を読んで、ご自身が感じることや思い浮かぶことに意識を向けてみるといいようです。
マリアオラクルカードを使った感想は?
さっそく、マリアオラクルカードを使ってみました。
今回は、これを読んで下さっている方へ向けて、オーソドックスな1枚引きを使ってカードを引いてみました。
出たカードは、「GRACE」優美さ。
暖かみのある朱赤の服を着た女性が、バルコニーのような場所で静かに書物を開いている絵柄のカードが出ました。
何やら、書物に集中している女性の横顔がとても落ち着いていて安心感と美しさを感じます。
そして、受け取ったメッセージは、「あなたが集中できることや没頭できることは何ですか?ぜひそれをやってみてください。」そのように感じました。
カードの下には、次のようなメッセージも書いてあります。
「私は、神のすべての創造物と同じく、美しさ、安定、そして聖なる完璧さで満たされています。」
解説書を読むと、「自信を深め、自尊心を養う」といったことが書かれていました。
もしかしたら、これを読んで下さっている方の中には、自分に自信を失くしてしまっている方がいるかもしれません。
これは、誰もが経験することだと思います。
しかし、私たちはもともと神に似せて造られたと言われており、完璧な存在です。
でもそれは、「何でも出来る」といった意味の完璧ということよりも、「出来なくてもいい」というあるがままの完璧のことではないでしょうか。
聖母マリアは、自分のどんな姿も完璧で美しいということを思い出すようにメッセージを送ってくれています。
どんなことがあったとしても、自分のありのままの姿を受け入れられるように、今は自分自身のために集中できる時間を取ってあげるようにと、勧めてくれているのかもしれません。
きっとそうすることで、自尊心を取り戻すことができるのかも知れません。
マリアオラクルカードをお勧めの方は?
このマリアオラクルカードは、先ほども書きましたが、自分に自信を失くしてしまった時や、日々の生活の中で何かしらのストレスを感じてしまう時に、ぜひ引いてみることをお勧めします。
例えば、仕事で疲れてしまった一日の終わりや、大切な人と喧嘩をしたりすれ違ってしまった時、孤独や寂しさを感じる時などにもお勧めです。
ポジティブな気持ちになりたくてもなれない時というのは、他人にも自分自身にも優しくできにくいものです。
そんな時は、少しだけ肩の力を抜いてマリアオラクルカードを引いてみてください。
きっと、安心感を受け取れて気持ちに余裕が出てくると思います。
どんな状況であっても、あなたは祝福されていることを教えてくれる優しく愛に満ちたメッセージをくれると思います。
もし、カードのメッセージや意味が、どうしても素直に聞き入れられない時は、絵画を楽しむように絵柄をただ眺めてみるだけでもいいでしょう。
西洋絵画が好きな方や、ヨーロッパに興味がある方にもお勧めです。
まとめ
マリアオラクルカードの意味や特徴、使い方や感想、お勧めの方などを紹介しました。
マリアオラクルカードは、私たち一人ひとりを母親のように優しい愛で守護してくれる聖母マリアからのメッセージを受け取ることができます。
しかし、ただ優しいというよりも、しっかりと前を向いて進んでいくために必要な力強いメッセージをくれます。
それは、カードに書いてあるメッセージが、ポジティブなアファメーション(肯定的な宣言)のようなものになっているからです。
「〇〇します。」といったように書かれているため、解説書のメッセージを読むことで、自然と自分自身に肯定的な宣言をしているかのようになります。
また、このカードは、ご自身の置かれている状況をどう見たらいいのかを、聖母マリアの視点で教えてくれます。
ちなみに、今回出たカードの「優美」と似たような言葉で「優雅」という言葉がありますが、その違いは何でしょうか?
調べてみたところ、優雅とは「品があり華やかでゆとりがある」、優美とは「上品で美しい」といった意味があるようです。
とても似ていますが、優雅とは品や華やかさがあり生活にゆとりがあるといったことを表すのに対して、優美とはその人の立ち振る舞いや姿勢に上品さや美しさがある、ということなので、なるほど!と思いました。
カードの絵柄をよく見ると、この女性は決して高価で華やか洋服を着ているわけではありません。
女性の姿の奥に広がる景色も、季節でいうと冬のような景色です。
空もうっすらと曇っていて、華やかな場所にいるというよりも人気のいない静かな場所といった感じです。
個人的にそこから感じるのは、表面的な成功などの華やかなことに目を向けるよりも、自分の中の美しさに磨きをかけることの大切さ、そんな視点も教えてくれたようにも感じます。
ぜひ、このマリアオラクルカードを使って、ご自身の日常に聖母マリアの視点を取り入れてみてくだい。マリアオラクルカードにご興味を持っていただけたら幸いです。
良いカードですが、販売中止になり、入手が困難なのが惜しまれます。
【関連記事はこちら▼】
大天使ミカエルオラクルカードの意味と特徴が分かる!使い方や感想は?
大天使ラファエルオラクルカードの意味と特徴は?使い方や感想を紹介!
日本ぶろぐ村