バジルのプランターでの育て方が分かる!摘芯と追肥、病気や害虫は? | カモシカおやじの趣味ブログ

バジルのプランターでの育て方が分かる!摘芯と追肥、病気や害虫は?

家庭菜園
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この記事はバジルのプランターでの育て方、摘心や追肥、病気黄や害虫などを説明します。

バジルはスパイシーで甘い香りの葉が特徴でスパゲティーなどのイタリア料理には欠かせません。

あなたもバジルのプランターでの育て方、摘心や追肥、病気や害虫などを知り、育てませんか。

これを読めば、初心者のあなたでもプランターでバジルを簡単に栽培することが出来ます。

さあ、あなたも家庭菜園を始めてみましょう!

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はじめに

バジルはインドや東南アジアが原産で、日本には江戸時代に伝わりました。

日本には最初、種子が漢方薬として輸入されました。種子を水に浸して表面にできるゼリー状のものを目の汚れを取る目薬として使用したことから和名は「めぼうき(目箒)」と呼ばれます。

バジルは、トマトとの相性がよく、スパゲティーやピザ、パスタなどのイタリア料理には欠かせません。タイやベトナムなど、東南アジア料理にもよく利用されます。

 

バジルには、健康に良い栄養素が含まれます。

β-カロチンやビタミンEやCなどの抗酸化作用を持つ成分が多く含まれ、体内の活性酸素が抑えられて老化防止に役立ちます。

ビタミンKも含まれ、骨の成長と血液凝固を促す働きがあります。

マグネシウム、カリウム、カルシウムも含まれます。

また、バジルは古くよりハーブ(薬草)として用いられ、体を温めて元気を回復する効果、解熱や鎮静作用によるリラックス効果、食欲や消化促進の効果などもあります。

 

つぎは、バジルの基本情報です。

バジルの基本情報

科 目 シソ科
日 照 日なた
生育温度 15~30℃
発芽温度 25~30℃
連作障害 あり(1~2年は空ける)

バジルは、連作障害があるため、同じ場所で育てる場合は1~2年間は間隔をあける必要があります。

品種は一般的に知られているスイートバジルのほか、シナモンの香りのするシナモンバジル、赤葉種のダークオパールバジルなどがあります。

バジルの栽培カレンダー

バジルのプランター栽培 準備するもの


タネからも育てられますが、市販の苗を購入して育てると早くから収穫できます。
苗は、本葉4〜5枚の茎が太く、節同士の間隔が詰まったものを選びます。

野菜用培養土(元肥入り)
肥料入り培養土「キッチンガーデン野菜用」がおすすめです。

プランター  65cm×20cm×高さ20cm程度
幅60~65cm位くらいの一般的に売っている標準プランターを用意します。
標準プランターは3株植えられます。

鉢底網(底に穴があるプランターの場合のみ)
鉢底石(排水用すのこ付のプランターの場合不要)

化成肥料(または液体肥料)
スコップ・軍手等

バジルのプランター栽培 植え付け

用土・肥料

まずはプランターに用土を入れます。

水はけが良くなるようにプランターの底には鉢底石を敷きます。

用土は野菜用の培養土をプランターのふちから2~3cm下まで入れます。

野菜用の培養土には予め肥料が含まれているので肥料は不要です。

苗の植え付け  5~6月

プランターの中心に根鉢より同じくらいの植え穴を掘ります。

根鉢を崩さないようにポットから苗を出して、植え穴を苗を置き、周りの土を寄せて植え付けます。植え付け後はたっぷりと水を与えます。

バジルのプランター栽培 摘心、摘蕾、花穂の切り戻し

摘心

茎の高さが15cmほどに伸びたら主茎を摘み取る摘心を行います。

摘心を行うことにより、わき芽の発生が促されて、葉の収穫量が増えます。

摘蕾

気温の上昇とともに旺盛に成長し、6月中旬・下旬には蕾がつきます。

花が咲くと葉が固くなってしまうので、蕾の段階で摘み取ります。

花穂の切り戻し

花穂(かすい)とは穂状のバジルの白い小さな花のことです。

花が咲くとタネを付けようとしてエネルギーが使われて株が弱ってしまいまいます。

花が咲いた場合には花穂を葉をつけた状態で茎を切り戻します。

バジルのプランター栽培 追肥、水やり

追肥  5~9月

植え付けの2週間後くらいから追肥を行います。

2週間に1回ペースで株元に固形の化成肥料(目安1回10g)、または液体肥料を水やりを兼ねて与えます。

肥料切れを起こすと下葉が黄色くなり、元気がなくなるので注意します。

水やり

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと行います。

特に夏場は乾燥しやすいので毎日、朝夕の2回を目安に行います。

春と秋は1日に1回が目安に水やりを行います。

冬が近づくとバジルは枯れますが、それまでは土の表面の様子を見て水やりを行います。

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バジルのプランター栽培 収穫、切り戻し

収穫  6~10月

摘心を3~4回ほど繰り返したのち、本格的に収穫が可能となります。

6~10月の期間、摘心を兼ねて収穫を行います。収穫は地面から数えて2~3節目の少し上の茎を手やハサミで摘み取ります。

枝葉が混みあうと風通しが悪くなり、生育に良くないので茎ごと切り戻します。

長く収穫するコツは早めに花穂を切り取り、一度にたくさん収穫しないことです。

 

バジルの病害虫は?

バジルの栽培では病気はうどんこ病、害虫はアブラムシやハダニなどに気をつけます。

うどんこ病

葉や茎の表面に白い粉をまぶしたようなカビが発生します。風通しを良くして窒素肥料を控えめにして予防します。

アブラムシ

春先から茎や葉にアブラムシがつくことがあります。アブラムシは新芽や葉の裏に寄生して、吸汁します。紙を広げたうえで、筆などで払い落とします。

牛乳を水で薄めて散布するとアブラムシを窒息させることができます。使用後は水で洗い流します。木酢液を散布するのも効果があります。

ハダニ

小さなクモに近い虫が葉の裏などに群生して吸汁し、被害を受けた個所は白色や褐色の斑点状になります。水やり時に葉裏に強く水をかけて駆除します。

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まとめ

バジルのプランターでの育て方、摘心と追肥、病気や害虫についてまとめました。

バジルは、スパゲティーやピザ、パスタなどのイタリア料理には欠かせない食材です。

ハーブ(薬草)として、体を温めて元気を回復する効果、解熱や鎮静作用によるリラックス効果、食欲や消化促進の効果などもあります。

 

栄養面でもβ-カロチンやビタミンEやCなどの抗酸化作用を持つ成分が多く含まれ、体内の活性酸素が抑えられて老化防止に役立ちます。

バジルは初心者にも簡単に育てることができるので、家庭菜園の入門としておすすめです。

あなたもプランターで手軽に育てられるバジルを栽培してみませんか。

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