この記事はブロッコリーのプランターでの育て方、水やりや追肥、病害虫などを紹介します。
ブロッコリーは鮮やかなグリーン色が魅力の健康野菜で幅広い世代に人気があります。
そんなブロッコリーのプランターでの育て方、水やりや追肥、病害虫などを知り、育てませんか。
これを読めば、あなたも簡単にプランターで美味しいブロッコリーを育てることができます。
はじめに
ブロッコリーは地中海地方東部原産のビタミンなどの栄養豊富な人気の野菜です。
日本には明治時代初期に伝えられました。
キャベツの仲間ですが、葉を利用するのではなく、茎の頂にできるつぼみの集まりを収穫します。
ブロッコリーの栄養素
ブロッコリーはビタミンC、ビタミンE、スルフォラファン、葉酸などの栄養素が含まれます。
ブロッコリーに豊富に含まれるビタミンCは、免疫力をアップさせ、風邪を予防するほか、肌や髪などの肌の健康に良いです。
ビタミンEには強い抗酸化作用により、活性酸素の害を消去して、動脈硬化や生活習慣病や老化を防ぐ効果があります。
スルフォラファンには抗酸化作用と解毒作用があり、がん予防に効果的です。
葉酸は、細胞の生産や再生を助けることから、胎児の重要な栄養成分であら、妊婦さんにとって重要なビタミンです。
このようにブロッコリーには健康に良い栄養素がたくさん含まれています。
ブロッコリーの基本情報
ブロッコリーの基本情報です。
科 目 | アブラナ科 |
日 照 | 日なた |
生育温度 | 15~20℃ |
発芽温度 | 20~25℃ |
連作障害 | あり(1~2年は空ける) |
連作障害があるので同じ用土で続けて栽培しないように注意します。
栽培カレンダー
種をまいての栽培は難しく、生育に時間もかかるので、苗を購入するのが手軽でおすすめです。
ブロッコリーのプランター栽培 準備する物
・苗
ブロッコリーの苗はホームセンターなどで購入します。
苗は本葉4~6枚で、茎が太く葉色が濃く、害虫の被害のないものを選びます。
・野菜用培養土(元肥入り)
肥料入り培養土「キッチンガーデン野菜用」がおすすめです。
・プランター
2~3株を植える場合は、長さ60~65cm位くらいのプランターを用意します。
1株の場合は大型(10号鉢)の植木鉢を用意します。
・鉢底網(底に穴があるプランターの場合のみ)
・鉢底石(排水用すのこ付のプランターの場合不要)
・化成肥料(または液体肥料)
・ジョウロ
・スコップ・軍手等
ブロッコリーのプランター栽培 植え付け、水やり、追肥
用土・肥料
まずはプランターに用土を入れます。
水はけが良くなるようにプランターの底には鉢底石を敷きます。
用土は野菜用の培養土をプランターのふちから2~3cm下まで入れます。
野菜用の培養土には予め肥料が含まれているので肥料は不要です。
植え付け
根鉢の大きさの植え穴を掘り、根鉢を崩さないようにポットから出し、植え付けます。
植え付け後、表面を軽く押さえます。その後、たっぷり水やりをします。
苗が小さいうちは、苗を挟むように2本の仮支柱をたてて保護します。
複数を植えるときは株間を20cm以上離します。
水やり
土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えます。
湿度に弱い性質があるので、水の与えすぎには注意します。
追肥
肥料切れを起こさないように追肥をします。
植え付けてから15〜20日後に1株につき軽く1握り10gの化成肥料を株から離れた周辺に施します。
以降は、2〜3週間おきに追肥をします。
追肥をしたあとは、肥料と土と軽く混ぜ合わせて、株元に土寄せます。
液肥を与える場合は、1週間に1回水やり代わりに施します。
ブロッコリーのプランター栽培 収穫
花蕾(つぼみ)の直径が10〜12cmほどになったら収穫します。
花蕾がしまって全体がまとまっているうちに茎を長めにつけて切り取り収穫します。
花蕾が急に大きくなるので適期を逃さずに収穫します。
側花蕾も収穫できる品種は頂花蕾を収穫した後に液肥を施しておきます。
収穫後、液肥を与えて側花蕾の成長を促し増します。
側花蕾は直径3〜5cmのころに収穫します。
ブロッコリーの病害虫は?
病気には比較的強いですが、害虫ではヨトウムシ、コナガ、アオムシが付きやすいので注意します。
害虫
ヨトウムシ
ヨトウガの幼虫が夜間に活動して葉を食い荒らします。夜間活動しているところを見つけて捕殺します。
アオムシ
モンシロチョウの幼虫が葉を食害します。モンシロチョウが飛び始めたら幼虫を見つけて捕殺します。葉の裏についた卵も取り除いて処分します。
コナガ
蛾の仲間で、幼虫が葉を食害します。幼虫を見つけて捕殺します。
いずれもこまめに幼虫や卵をとりのぞきく必要があります。
防虫ネットをかけるのも良いです。
まとめ
ブロッコリーのプランター栽培での育て方、用土から苗の植え付け、水やりと追肥、収穫、病害虫についてまとめました。
ブロッコリーは、ブロッコリーはビタミンC、ビタミンE、スルフォラファン、葉酸などの健康に良い成分が豊富に含まれます。。
育て方もそれほど難しくなく初心者にも手軽に始められます。
あなたも手軽にできるプランター栽培でブロッコリーを育ててみませんか。
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