イチゴのプランター栽培が分かる!育て方、用土や水やり、追肥は?

家庭菜園
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イチゴのプランターでの育て方、用土や水やり、追肥などの栽培方法を説明します。

イチゴは甘くてみずみずしい果物ですね。見た目も鮮やかな赤色が可愛らしくて素敵です。
そんなイチゴのプランター栽培での育て方、用土や水やり、追肥などを知り、育ててみませんか。

これを読めば、あなたもプランターで簡単に美味しいイチゴを育てることができます。
さあ、手軽にできるプランター栽培でイチゴを育ててみませんか。

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はじめに

イチゴは見た目の色や形がかわいらしく、お子様だけでなく万人に人気の果物です。
皮をむく手間もかからず、果肉も柔らかく手軽に食べられ、栄養も満点です。

また、お菓子としてもイチゴは大人気です。
いちごのショートケーキやいちご大福は定番です。

イチゴアイスにイチゴゼリー、チーズケーキやチョコレートなどもあります。
イチゴジュース、イチゴジャム、イチゴのスムージーなども人気です。

 

イチゴの栄養素

イチゴは健康にも良い栄養素を多く含んでいます。
まず第一はビタミンCです。イチゴ100g中50~100mgとレモンよりも多く含まれています。普通の大きさのイチゴなら7~8粒食べれば、1日に必要なビタミンCを摂ることができます。

ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、皮膚を健康にするので肌の悩みに効果的です。
ウィルスや細菌にへの抵抗力をつけ、風邪も予防してくれます。
抗酸化作用もあり、アンチエイジングにも有効です。

また、イチゴの赤い色素成分であるアントシアニンはポリフェノールの一種で活性酸素の生成を抑制して成人病の予防する効果や眼精疲労を回復し、視力を改善する効果もあります。

その他、イチゴにはカルシウム、葉酸、カリウム、マグネシウム、食物繊維といった健康に良い成分も豊富に含まれています。

イチゴの品種

イチゴは多くの品種がありますが、家庭菜園に適する主な品種は以下のとおりとなります。

宝交早生(ほうこうわせ)
果実は12~13gほどで甘酸のバランスがよい。丈夫で生育旺盛なので初心者向き。

あかねっ娘
果実は約25gで糖度が高く、酸味は少ない。美味で桃のような香りがある。
栽培しやすく初心者向き。

章姫(あきひめ)
果実は18gほどの縦長円錐形で柔らかく甘味が非常に強い。とても育てやすい。

紅ほっぺ
果実は15~20g。章姫とさちのかの交配種で、果実が大きく糖度も高い。
甘さの中に適度な酸味がある。

とちおとめ
果実は約15gで果汁が多く甘くてジューシーな味わい。栃木県で栽培される人気種。

さちのか
果実は約20gでやや大きめ。甘味と酸味のバランスが良く、食味が極めてよい。
しっかりとした果肉は、日もちする。

以上は一季なり性品種といって秋に苗を植え、寒さに当てて冬を越させ5月頃に収穫する品種です。
その他、四季なり性品種といって春〜秋の長期間にわたって収穫できるものもありますが、この記事では一季なり性品種について説明します。

イチゴの基本情報

イチゴの基本情報です。

科 目バラ科
日 照日なた
生育温度15~25℃
発芽温度15~25℃
連作障害あり(1~2年は空ける)

連作障害があるので同じ用土で続けて栽培しないように注意します。

栽培カレンダー

イチゴは10月中旬から11月上旬に苗を植え付けて、翌年の5月頃に収穫します。
種をまいての栽培は難しいので、苗を購入して育てるのが手軽でおすすめです。

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イチゴのプランター栽培 準備する物

苗 2~3株
 イチゴの苗はホームセンターなどで購入することが出来ます。 

野菜用培養土(元肥入り)
 肥料入り培養土「キッチンガーデン野菜用」がおすすめです。

プランター (14リットル以上のもの) 65cm×20cm×高さ20cm程度
 長さ60~65cm位くらいの一般的に売っているプランターを用意します。 
 イチゴ専用のプランターも売られており、それを使うのも良いです。

鉢底網(底に穴があるプランターの場合のみ)
鉢底石(排水用すのこ付のプランターの場合不要)

化成肥料(または液体肥料)
ジョウロ
スコップ・軍手等

イチゴのプランター栽培 植え付け、水やり、追肥

用土・肥料

まずはプランターに用土を入れます。
水はけが良くなるようにプランターの底には鉢底石を敷きます。

用土は野菜用の培養土をプランターのふちから2~3cm下まで入れます。
野菜用の培養土には予め肥料が含まれているので肥料は不要です。

苗の植え付け

苗のポットより少し大きめの植え穴を掘り、苗を取り出して置きます。
株の中央の「クラウン」と呼ばれる新芽が出る部分が少し隠れる程度の浅植えにします。
また、花はランナー(細いひものような茎)の切れ端がついている反対側に咲くので、ランナーを内側にして植え付けます。

2株以上植える場合は、株と株の間を20cm以上空けます。
株間が近すぎると湿気がこもり、蒸れて生育に良くありません。

水やり

植え付け時にはたっぷりと水やりを行います。
水やりは泥がはねて葉にかからないように注意して行います。
泥はねによって土の中にいるカビなどが葉に付着することがあるからです。

株元に敷きワラやマルチをすると泥はねや乾燥防止、及び果実を地面に着けないためにも役立ちます。
植え付け時以降も土の状態をチェックして、乾いている場合にはプランターの底から流れ出るくらいまでたっぷりと水やりをします。

冬の間も用土の表面が乾いたら水やりを行います。
ただし、冬はイチゴの休眠期間で活動が弱まるので水のやりすぎには注意します。

追肥

追肥は①12月上旬、②2月下旬から3月上旬、の2回に1株あたり5gの化成肥料を与えます。

根や葉に直接、肥料が触れると肥料焼けを起こすので、肥料は株の広がりの真下あたりにまいて軽く土と混ぜます。敷きワラやマルチをしている場合は、持ち上げて肥料を与えます。

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イチゴのプランター栽培 人工受粉、収穫

人工受粉

3月頃に花が咲きます。イチゴは昆虫によって花粉が運ばれて受粉します。
受粉が上手くいかないと奇形果になることがあります。

ベランダなどで昆虫がいないときは人工受粉を行います。
人工授粉のやり方は、柔らかい筆の先で、花の中心部をまんべんなく軽くなでます。

収穫 

開花後、1ヶ月ほどで実が赤く熟し、収穫できます。
午前中の早い時間に果実全体が赤く熟したものを摘み取ります。
収穫後は株に残った果柄や枯れた枝、葉などを切り取ります。

開花後30日程度が目安で赤く熟したものから収穫します。
赤く色づくと鳥に狙われるのでネットをかけるなどして注意します。

翌年の苗づくり

収穫後は、伸び出したランナーについた小苗を来年用の苗にすることが出来ます。 
培養土を入れたポリポットを小苗の下に置き、U字形に曲げた針金でランナーを固定します。しっかり根付いたらランナーを切り離して苗として育て、秋に植えます。

ランナーの1節目についた小苗は親の病気を受け継いでいる可能性があります。
2番目以降の本葉3~4枚の小苗を選んで苗を作ります。

イチゴの病気や害虫は?

病気ではうどんこ病や灰色かび病、害虫ではアブラムシやナメクジに注意します。

病気

うどんこ病

白い粉のようなカビが茎や葉の表面を覆い、被害が拡大すると枯れていきます。
発生した株は抜き取り焼却します。

イチゴのうどんこ病は茎や葉が茂りすぎの時に発生しやすくなります。
冬の間に茂り過ぎた葉は切り取るようにして風通しを良くします。

灰色かび病

カビが原因で葉や茎、果実などに褐色の斑点が生じ、やがて拡大して組織全体が灰色や灰褐色のカビで覆われます。

発症した部分は切り取って焼却します。水はけや風通しを良くして発症を予防します。
実がなる頃に雨が多いと発生しやすいので、実がなっている間は雨の当たらない場所で育てるようにします。

害虫

アブラムシ

春先から茎や葉にアブラムシがつくことがあります。
アブラムシは新芽や葉の裏に寄生して、吸汁するとともにウィルス病を媒介します。

アブラムシが発生したら薬剤を散布します。
薬剤を使いたくないという方は、シルバーマルチやシルバーテープを利用して害虫の飛来を予防します。

牛乳を水で薄めて散布するとアブラムシを窒息させることができます。
使用後は水で洗い流します。木酢液を散布するのも効果があります。

ナメクジ

夜間にはい出てきて葉や花、実などを食害します。夜間に活動しているのを見つけたら捕殺します。
昼間はプランターの下などにいるので探して、あるいは夜間活動しているところを捕殺します。

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まとめ

イチゴのプランター栽培での育て方、用土から苗の植え付け、水やりと追肥、人工受粉、収穫、翌年の苗づくり、病気と害虫についてまとめました。

イチゴは見た目の色や形がかわいらしく、甘くジューシーな味で人気の果物です。
美味しいだけでなくビタミンCやアントシアニン、カルシウム、葉酸、カリウム、マグネシウム、食物繊維といった健康に良い成分も豊富に含まれています。

育て方もそれほど難しくなく初心者にも手軽に始められます。
何よりも育てていく中で可愛らしいイチゴの果実が段々と大きくなり、赤く熟していくのを見守るのがなんとも幸せな気持ちになります。

そして、赤く熟した果実を収穫して味わうとその新鮮な美味しさに思わずニッコリとしてしまいます。あなたも手軽にできるプランター栽培でイチゴを育ててみませんか。

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