スイカのプランター栽培が分かる!肥料と水やり、摘心と整枝は?

家庭菜園
JillWellington / Pixabay

この記事はスイカのプランター栽培、肥料と水やり、摘芯と整枝などを紹介します。

場所がないと諦めないで!狭い場所でもプランターを使ってスイカの栽培はできます。
あなたもプランターでのスイカ栽培のコツ、肥料や水やり、摘芯と整枝などを知り、育ててみませんか。

自分で大切に育てたスイカを味わうのはとても嬉しい気持ちになります。
さあ、あなたもスイカのプランター栽培に挑戦してみましょう!

スポンサーリンク

はじめに

夏の定番といえばスイカですね!
あなたは、スイカはベランダや小さな庭では育てられない!と思っていませんか?
実はスイカはプランターでも育てられます。

ウリ科の野菜は生育が簡単なのが特徴です。
ウリ科のスイカはポイントさえ掴めば、初心者の方でも簡単に栽培できます。

まず、スイカは大玉スイカと小玉スイカ(ミニスイカとも呼ばれます)の2種類があります。
プランターでのスイカ栽培は小玉スイカが適しています。

形は丸型・俵型があります。果肉の色も様々で赤・黄など。
また皮の色も緑・黄色・黒などの品種があります。

大玉よりも小玉の方が育てやすく、また冷蔵庫に丸ごと入るサイズが便利で人気です。
上手に作れば1株から3~4個収穫できます。

小玉スイカの大きさはハンドボールで使うボールといったところでしょうか。
(直径20cm弱)

スイカはアフリカからシルクロードを経て中国に伝わり「西城の瓜」の意味で西瓜と名づけられました。

スイカの基本情報

まずはスイカの基本情報です。

科目ウリ科
日 照日なた
生育温度25~30℃
発芽温度25~30℃
連作障害あり(4~5年はあける)

年間カレンダー

スポンサーリンク

スイカのプランター栽培 準備するもの

スイカのプランター栽培を始めるにあたって準備するものです。

・苗 1株

 種からも育てられますが、育苗時の温度管理が難しいので初心者はホームセンターなどで苗を購入するのが簡単です。苗は接ぎ木苗が丈夫で強いのでおすすめです。

・野菜用培養土(元肥入り)20ℓ程度(プランターに合わせる)

 肥料入り培養土「キッチンガーデン 果菜用」がおすすめです。

・プランター 52cm×26cm×35cm程度

 スイカはつるをよく伸ばし大きな実をつけるので根の生育も旺盛です。

 小さなプランターや浅いプランターを使うと根の生育が制限され、生育に影響します。
 よって、できれば大き目のプランターの方が良いです。

・支柱(太めの150~200cm 4本・短めのもの14本ほど)

・鉢底網(底に穴があるプランターの場合のみ)

・鉢底石(排水用すのこ付のプランターの場合不要)

・化成肥料(または液体肥料)

・スコップ・軍手・麻ひも等

スイカのプランター栽培 用土・苗の植え付け・支柱

次に苗の植え付けから日常の管理についてです。
難しくありません、簡単です。

用土・肥料

まずは、プランターに用土を入れます。

乾燥を好むので水はけが良くなるようにプランターの底には鉢底石を敷きます。
鉢底石を底が見えなくなるまで敷き詰めるのがポイントです。

用土は、野菜用の培養土をプランターのふちから2cm~3cmほど下まで入れます。
野菜用の培養土は肥料が入っているので、肥料は不要です。

苗の植え付け

苗の選び方は、本葉が5~6枚あり、茎が太く、節間が詰まっていて葉が厚く光沢のある苗が良いです。

苗をプランター中央に苗の根鉢が入る程度に植え穴をあけ、苗を植え付けます。
スイカの根は弱いので、根鉢を崩さないように注意して下さい。

接ぎ木苗を購入した場合は、接ぎ目が土に埋まらないよう植えつけるのがポイントです。

支柱

気温が高いとスイカの成長が早いので苗を植えつけると同時に支柱を立てるのが良いでしょう。支柱は図のように組み、これにネットを貼ります。

 プランターの支柱立て(ネットを貼ります)

空中栽培用の支柱とネットのセットも売られており、セットを利用するのも便利です。
植え付けと支柱の設置が終わったら、たっぷりと水を与えます。

スイカのプランター栽培 摘心・整枝

親づるの本葉が5枚~6枚になったら、先端を切って摘芯を行います。
摘芯をすることで小づるが発生しやすくなります。

その後、複数の子づるが伸びるので、生長の良い2本~4本を残し、後は根元から切っておきます。

支柱へ誘引する際は子づる同士が絡まないように整理しながら伸びた分を誘引します。
その後、子づるから孫づるも伸びてきますが、早めに摘み取ります。
つるは折れないよう少しずつ支柱に上へ上へと結びます。

スイカのプランター栽培 追肥・敷きワラ・水やり

追肥

親づるを摘芯後、1番果がピンポン玉の大きさになったら1回目の追肥を行ないます。
液肥では、(小スプーン1杯)1週間に1度、水やりと一緒に施します。
追肥は1回目以降、3週間ごとに化成肥料をプランターの周囲に施します。

スイカは多肥にしないことがポイントです!
多肥にすると「つるボケ」といって、ツルばかりが伸びすぎ、実をつけなくなったり、実をつけても甘みが薄くなることがあります。

敷きワラ

ツルが伸び始めたらツルや葉の下にワラを敷きます。マルチや新聞紙でも大丈夫です。

敷きワラやマルチをすると、土の乾燥を防ぐとともに地温が上がり生育が良くなるのでオススメです。また、土跳ねを抑え病害虫予防にも効果的です。

水やり

プランター栽培では土の量が制限されるので、土が乾燥しやすい環境です。
土の表面が乾いたら、プランターの底から水が出るまでたっぷりと水を与えます。

土の表面が乾いていない時は、水やりは必要ありません。
つるが伸び、気温も上がってくると水分をたくさん吸い上げるようになります。

この時期は、朝に水を与えても、夕方にもう一度土の状態を確認して乾いていればたっぷりと水を与えるます。

スポンサーリンク

スイカのプランター栽培 人工受粉・摘果

人工受粉

スイカは雄花と雌花が咲きますが、より確実に結実するために人工受粉を行います。

人工受粉は朝9時頃までに行います。
それ以降になると雄花の花粉の出が悪くなってしまいます。

人工受粉は筆の先や綿棒などで雄しべの粉を雌しべへ付けます。
または雄しべを摘み取り、花びらをとって雄しべを直接雌しべへ軽くつけて人工受粉を行うようにします。

この時、受粉日を書いたラベルをつけておくと収穫の目安になります。
果実が大きくなってきたころに落下防止のため、果実をネットや紐などハンモックにし固定します。

摘果

プランター栽培では1株からの着果は、2個に制限したほうが甘くて良いスイカに育ちます。

そのため、子づる1本に対し果実が1個になるように形や育ちが悪いものは幼果のうちに摘果(摘み取り)を行ないます。

スイカのプランター栽培 収穫

いよいよ楽しみな収穫です。
人工受粉の日から時期をみて収穫します。
ミニスイカは開花後35~40日後、大玉スイカなら40~45日後が収穫の目安となります。

もし人工受粉の日が分からない場合は、
・ツルの毛が取れてツルツルになっている
・実をたたいてポンポンと軽い音がする
・ツルの巻きひげが枯れ始めている
・ツルと実の境目がへこむ
・果実の光沢が増す
などが収穫時期を見極めるポイントとなります。

収穫時期を逃すと味が落ちてしまうので、受粉日をラベルやカレンダーなどに記載しておくのが良いです。

スイカのプランター栽培 病害虫対策

うどんこ病

風通しが悪かったり、土に湿気が多いと起きやすくなる病気です。
葉や茎に白いカビがはえたようになり、放っておくと株全体に広がります。

葉が混みあっていると風通しが悪くなるので、誘引してつる同士が絡んだりしないようにしておきましょう。また、重なった葉は摘み取り、風通しを良くします。

アブラムシ

葉の裏や新芽にアブラムシがつくことがあります。

アブラムシがついているのを見つけたら、放置せずに数が少ないうちに粘着テープなどで捕殺するようにしておきましょう。

薬剤を使いたくない場合は牛乳をスプレーで散布して駆除する方法もあります。

スイカの食べ方

夏の定番といえばスイカ割り!という方もおられるかもしれません。
キンキンに冷やしたスイカをそのまま食べるのは格別ですね!

一口大に切って凍らせるとシャーベットのように食べることもできます。
スイカの中身をくりぬいてフルーツポンチにしても豪華です。
ゼリーやスムージーなどもお勧めです。

また、スイカの皮は捨てていませんか?
スイカの皮に近い白い部分は塩でもみ浅漬けにしたり、炒めても美味しいです。

そのほか、実を一口大に切り、塩・こしょう・オリーブオイル・レモン・チーズと合わせて、おつまみにも変身します。

スイカは果肉100gの中に水分が約90g、糖質9.5gと水分が多く含まれる野菜です。
果肉の色素は抗酸化作用のあるカロテンとリコペンです。

その他、ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれています。
利尿効果が高く、急性腎炎にも効果があるとも言われています。

スポンサーリンク

まとめ

スイカのプランター栽培について植え付けから肥料と水やり、摘心と整枝、人工受粉と摘果、および病害虫などをまとめました。

スイカはシャリシャリとした触感と、さっぱりとした甘みが持ち味の夏の定番の野菜です。
栽培には広い庭がないと難しいと思われがちですが、日の当たる場所を確保出来れば、プランターでも育てることができます。

実が大きくなる姿を見ていると、収穫が楽しみになります。
また小さく丸いスイカは、とても愛らしいですよ!
ミニスイカは食べやすく、冷蔵庫にもすっぽり入る大きさです。

管理もそこまで難しくなく、手軽に栽培できる野菜です。

最後にスイカの栽培の3つのポイントをまとめます。

1.過湿を嫌うので、排水性を良くする
2.摘心をして、1株に実は2個まで
3.元肥は控えめにする

いかがでしょうか?
あなたもスイカのプランター栽培を始めてみませんか!

関連記事はこちら▼
モロヘイヤのプランターでの育て方が分かる!摘心や追肥、病害虫は?
オクラのプランターでの育て方が分かる!肥料と水やり、病害虫は?

スポンサーリンク
スポンサーリンク
家庭菜園
スポンサーリンク
kamoshikaをフォローする
スポンサーリンク
カモシカおやじの徒然日記
タイトルとURLをコピーしました