森進一「おふくろさん」の歌詞の意味を考察!感謝と敬意に涙がにじむ | カモシカおやじの趣味ブログ

森進一「おふくろさん」の歌詞の意味を考察!感謝と敬意に涙がにじむ

昭和歌謡
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この記事は、 森進一「おふくろさん」の歌詞の意味を考察します。

1979年に発売されたこの曲は、自分を育て、人としての道を教えてくれた母親への感謝と敬意を情感豊かに歌い上げ、人気となりました。

それでは、森進一「おふくろさん」の歌詞の意味を読み解きましょう。

 

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森進一「おふくろさん」はどんな曲

【おふくろさん】

アーティスト:森進一

作詞: 川内康範

作曲:猪俣公章

リリース: 1971年5月5日(ビクター)

★チャート最高順位
週間13位、1971年度年間50位(オリコン)

「おふくろさん」は1971年5月に発売された森進一の20枚目のシングルです。

母親の我が子への無償の愛と、子が母を想う愛を歌ったこの曲は、世代を問わず聴き手の心を掴み、森の代表曲となりました。

 

森進一「おふくろさん」の歌詞の意味を考察

あなたが中年以上の方であれば、心に思い浮かべる母親の姿は、若く元気だったころの姿ではないでしょうか。

しかし、現実の母は年月を経るにつれて、小さく、弱々しくなっていきます。

そしてあるとき、ふと、母はこんなに歳をとっていたのか、ということに気がつき愕然とするのです。

自らの命を削るようにして愛情を注いでくれた母…。

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この曲の主人公の母親は、学のない人でした。

雪深い田舎の村の、7人兄弟の末っ子として生まれたと聞きました。

やせっぽちでいつもお腹を空かせた、器量の悪い子供だったようです。

 

母親の手は、シミだらけでカサカサしています。

いつだったか、一生懸命にノートに何かを書いているので、ふと気になりました。

母親が寝静まった晩、こっそりノートを開くと、金釘文字で日記が書いてありました。

どれもこれも、玉葱とキュウリの浅漬けがどうだの、ご近所さんに菓子をもらっただの、他愛もないことだらけです。

しかも小学生の覚える漢字すらところどころ間違えています。

それを見て、最初は吹き出すのをこらえていた主人公でしたが、やがて、鼻の奥がつーん、と痛くなりました。

 

主人公をはじめ、子供たちが母親を『かあちゃん』から『おふくろさん』と呼ぶようになったのはいつからでしょうか。

『おふくろ』と呼び捨てにするのは乱暴だから、『おふくろさん』。

思えばだいぶ昔からのような気もしますが、時が立つのは早いもので、ついこの間のような気もします。

 

小学校もろくに行けず、青春を戦争に奪われ、夫亡きあと男ばかりの兄弟を女手ひとつで育ててくれた、おふくろさん。

子供たちの心に、どしゃぶりの雨が降るときはいつも傘になってくれました。

野山に雨雲がかかるとき、決まって雲を指さして、おふくろさんは子供たちに教えたものでした。

「あんたもえらい人になるんだよ。

金持ちになれっていってんじゃあないさ。

皆の心の傘になれるような優しい人が、ほんとのえらい人なのさ。」

 

おふくろさんは小さな小さな人でした。

大人になっても、小柄でやせっぽちな人。

本人は器量が悪い、というけれども、野菊を思わせる可愛い人でした。

おふくろさんは花屋の華やかな花よりも、道端に咲く野花を好んでいました。

 

「だってねえ。野に咲く花は強いんだよ。

お前たちは、あっという間に枯れちまうというけど、それだけ花は潔いんだよ。

何にも執着しないことは強いんだ。

お前たちも強く生きなさい。

 

おふくろさんも、何事にも執着しない、さっぱりした人でした。

夫の戦死を知った夜も、一人、奥の部屋で泣いて、泣いて…。

泣き明かした翌朝は、何事もなかったように子供たちの味噌汁を作っていました。

主人公が生まれ育った村は、山のふもとの小さな盆地にありました。

10月も終わりになると、山から冷たい風が吹き下ろして、やがて、山は帽子をかぶったように、白い雪が積もり始めます。

おふくろさんは、しもやけで赤くなった子供たちの手に、ふうふう息を吹きかけ、軟膏をすり込むと、窓の外の山を指さし言いました。

 

「雪が降って、しばれるから、あったかさのありがたみが分かるんだ。

お前たちも、心が凍えてる人がいたら、あっためてやれる人になりなさい。

愛情というのは、灯だよ。

真っ暗で冷たい心をあったかく、明るく照らす灯なんだ。」

 

おふくろさんの言葉は、どれもこれも、難しい教えなどひとつもありません。

「勉強しろ」とは、ひと言も言われませんでした。

ただ、ただ、と口を酸っぱくして言われた言葉がありました。

「お天道さんに顔向けできないような真似は、絶対するな!」

 

おふくろさんの言葉は、いつの時代であっても、紛れもない真実でした。

働き者で手に豆ばかり作っていたおふくろさんは、この頃、起きている時間が短くなりました。

 

ご飯をゆっくりゆっくり食べ終わったかと思うと、もううつらうつらして眠ってしまいます。

おふくろさんの顔は、日に焼けて皺だらけですが、眠っているおふくろさんは、小さな女の子のような寝顔です。

 

主人公は、おふくろさんの白くちぢれた髪を、昔、我が子が幼かった時にしたように、そうっと撫でました。

ー忘れないよ。忘れるもんか。

おふくろさんが教えてくれたこと。

おふくろさんの手の平の豆。

おふくろさんの小さい背中。

忘れるもんか。

 

あなたはご両親に教えてもらったことで印象深い一言はあるでしょうか。

この機会に想いをはせるのも良いかもしれません。

 

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まとめ

森進一「おふくろさん」の歌詞の意味を考察しました。

母親の我が子に対する無償の愛情…。

子供の頃は母親から愛情を受けることが当たり前になってしまい、ありがたさを感じにくいものです。

 

大人になり、自分が当時の母親の年齢になってみると、その当たり前のことがことがいかに貴重で有り難いことであったのかに気がつきます。

また、母親から繰り返し、教えられてきた人生において大切なことは、大人になっても決して忘れることはありません。

自分を育て、人としての道を教えてくれた母親への感謝と敬意。

この曲を聴くと森進一の情感豊かな歌唱により、しみじみとでそうした感情が込み上げてきます。

 

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