松田聖子「strawberryTime」の歌詞の意味を考察!愛と平和がテーマ | カモシカおやじの趣味ブログ

松田聖子「strawberryTime」の歌詞の意味を考察!愛と平和がテーマ

昭和歌謡
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この記事は、松田聖子「strawberryTime」の歌詞の意味を考察します。

1987年に発売されたこの曲は、元祖ママドルの彼女が優しくさわやかに歌い上げ、ほっとさせてくれる名曲です。

それでは、松田聖子「strawberryTime」の歌詞の意味を読み解いていきましよう。

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松田聖子「strawberryTime」はどんな曲

【strawberryTime】

アーティスト:松田聖子

作詞:松本隆

作曲:土橋安騎夫

リリース: 1987年4月22日(CBS・ソニー)

★チャート最高順位
週間1 位、1987年度年間5位(オリコン)

「strawberryTime」は1987年4月に松田聖子の23枚目のシングルとして発売されました。

松田聖子が娘を出産したあとの初シングルです。

元々は「strawberryTime」という同名のアルバムの中に納められる曲だったものを彼女の強い希望でシングル化されたものです。

1987年度のオリコン・シングルチャートでは年間ランキング5位、売上枚数は31.6万枚を記録しました。

 

松田聖子「strawberryTime」の歌詞の意味を考察

「strawberryTime」の歌詞の内容は一見不思議の国のアリスのようなファンタジー要素のある曲です。

なぜ彼女はこの曲をシングル化することを強く希望したのでしょうか。

歌詞を考察していきます。

 

この「strawberryTime」の大きなテーマは「愛と平和」です。

母親になった松田聖子にもっと大きな愛を歌って欲しいと作者が語っているのだとか。

爽快感のあるリズムと安定感がありつつ透き通るよう松田聖子の歌声が心地よくて、安心できるような気分になる曲です。

タイトルの「strawberryTime」とは、争いのない平和な世界と言う意味でジャケットの表に英文で書かれています。

いちごは甘酸っぱく、形の可愛いらしい人気の果物です。ハートの形のようにも見えます。

甘酸っぱい恋、などとも言いますので恋人と過ごすような時間。

そんな幸せな時間を感じさせるタイトルでもあります。

 

歌詞の中で「ペーズリーの海」とありますが、ペイズリーとは草花などを元にしたパターンが繰り返される模様の事。

この模様のパターンは人の心に安心感を与える効果があるのようです。

また、ペイズリー柄の名前はペイズリー地方から来ていますが、柄の発祥の地のひとつはインドやイランだとも言われています。

そこではかつて宗教的要素もあったそうで生命の象徴としての柄であるようです。

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メルヘンチックな歌詞ではありますが、とても深い考察ポイントだと思います。

生命の源でもあり、安心感を与えるペイズリー柄を海にする。

「strawberryland」は楽しく恋人たちが暮らす平和で安心な場所だよ、と1番で歌っている事が分かります。

また、オレンジ色、苺の赤、海の色は青を想像させますが、カラフルな表現は「万華鏡の世界」と言う言葉へと繋がります。

世界観としてはファンタジーの世界のように、明るく魅力的な世界に感じます。

色について考えると髪の色や皮膚の色。

色んな人達、人種が皆平和に暮らしている、平和の国であるとも考察出来ます。

この世界は辛くて泣く事も無く悩むことも無い。と書かれています。

 

この歌をどうして松田聖子がシングルにすることを強く望んだのか。

それはこの歌詞にあると思います。

自分自身が歌いつづけることで自らも周りの人達も、勇気づけられる、頑張れると思ったのではないでしょうか。

子供を産んで戻ってきたアイドルを世間はどこまで応援してくれるのか。

山口百恵のようにそのまま引退した方が良かったのではないか。

そう考えてしまった事もあったのかもしれません。


この歌を聴いた時、彼女自身もこの歌詞にある子供が絵本の話の続きを、ワクワクしてめくるあの期待感を感じた。

そして、彼女もこの歌に勇気づけられ、たくさんの元気をいただいた。

そう考えると彼女が強く「strawberryTime」を強く推した理由が分かるような気がします。

 

作詞者の松本隆は松田聖子への応援歌としてこの歌を作ったのだろうと推察します。

新たな生命を宿し、産んだ彼女に向けたメッセージ。

復帰することについて悩んでいるかもしれない。

不安に感じているかもしれない、それでも不安に思わないで欲しい。

きっと平和な世界が迎えてくれるだろう・・。

 

だから「綺麗な目の妖精」松田聖子、いつものように自然に歌って欲しい。

そして母親として生きていくことで今までのアイドルとしての自分自身の表現とはまた違った大きな愛を歌って欲しい。

これが新しい松田聖子としてのアイドル像だと・・。

「strawberryTime」の曲には、このような想いが込められているものと思われます。

そして、松田聖子は永遠に平和な世界、「strawberryTime」の花の妖精そのものをイメージさせる存在のように感じられます。

 

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まとめ

松田聖子「strawberryTime」のの大きなテーマは「愛と平和」を考察しました。

作詞者の松本隆は出産して母親になった松田聖子へ、より大きな愛を歌って欲しいとの応援の意味を込めてこの曲の歌詞を作った。

そして、松田聖子もこの曲に勇気づけられ、元気づけられ、アルバム予定曲からシングルカット化されることを強く望んだ。このように考察しました。

 

アイドルからママドルへ。

このアルバムが発売されてから「ママドル」と言う言葉が生まれました。

松田聖子はママドルとしての新しい先駆けの存在であり、そして現在も活躍しています。

現在はママドルよりもママタレ(ママタレント)としての活躍をされている方達が多いように思います。

その中でカリスマ的存在、ママドルとしてあり続ける事ができるのは彼女が、「strawberryTime」という曲と共に頑張って来たからだろうと思われます。

 

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