チェッカーズ「あの娘とスキャンダル」の歌詞の意味を考察!禁断の恋の敗者

昭和歌謡
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この記事は、チェッカーズ「あの娘とスキャンダル」の歌詞の意味を考察します。

男性7人組バンドのチェッカーズ。藤井郁弥がリードボーカルを務め、1980年代から1990年代前半にかけて多くのヒットを連発。

それでは、チェッカーズ「あの娘とスキャンダル」の歌詞の意味を読み解きましょう。

チェッカーズ「あの娘とスキャンダル」はどんな曲

【あの娘とスキャンダル】

アーティスト:チェッカーズ

作詞:売野雅勇 

作曲:芹澤廣明

リリース: 1985年3月21日(キャニオン・レコード)

★チャート最高順位
 週間1位、1985年度年間5位(オリコン)

「あの娘とスキャンダル」は、1985年3月に販売されたチェッカーズの6枚目のシングルです。

同年4月に公開されたチェッカーズが主演の映画『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』の主題歌となりました。

発売後、すぐに人気となり、1985年度のオリコンのシングルチャートでは年間第5位、販売枚数は51.6万枚のヒットとなりました。

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チェッカーズ「あの娘とスキャンダル」の歌詞の意味を考察

開けてはいけない、見てはいけない、そう忠告されているのに、禁忌を犯してしまう・・。

神話や昔話によくあるお馴染みのパターンですね。

恋にもそれと似たような禁じられた主題があります。

例えば、既に誰かの恋人(または配偶者)である人との恋愛とか。

1985年に発売されたチェッカーズの「あの娘とスキャンダル」もそんな禁じられた恋の歌です。

 

舞台は、海辺の街。

プールなどもあり、夏は若者や家族連れなどで賑わうリゾート地です。

主人公は、この街に住む青年。

曲調や歌詞全体の雰囲気から察するに、年齢は18~20歳くらい。

地元から通える大学に通う学生で、夏休みの今はバイトや遊びに奔走する毎日です。 

 

その夏、この街に一組の男女が現れました。

都会的な洗練された雰囲気を漂わせる二人ですが、青年は男性の方に見覚えがありました。

それは、Cくん(仮)。

今から十二年前に都会からこの街に引っ越してきた当時話題の美少年でした。

 

Cくんがこの街に引っ越してきたのは、持病の喘息の転地療養のため。

色白で端正な顔立ち、物静かで頭脳明晰、おまけに裕福な家庭に育ったCくん。

明らかに地元の子供たちが通う小学校の中で浮いた存在でしたが、本人はさほど気にしていない感じでした。

 

Cくんは、主人公より2つ年上で学年も違うので、話したこともありません。

少年時代の主人公は、いつも遠くから自分とは異質なCくんを見つめているだけでした。

やがて、転地療養を終え、中学卒業を機にCくんは、また都会に帰って行きました。

そんなCくんが恋人である女性を連れて久々にこの街を訪れたのです。

恋人の女性は、垢抜けたファッションに身を包み、立ち振る舞いはしとやかで可憐。

また、仕草や言葉遣いから、育ちの良さが感じられます。

 

そんな彼女に、主人公の青年は、一目ぼれま同然で恋に落ちます。

しかし、相手には既に彼氏がいます。

その彼氏は、自分には持っていない素質を兼ね備えた都会派Cくん。

 

主人公は、自分の劣等感を刺激され、それもあってますますそのCくんの大切な女性へと想いを募らせていきます。

女性がそんな彼の熱い視線に気付くのに、そう長くはかかりませんでした。

自分を見つめる純粋な瞳・・。

その持ち主にCくんとは違った魅力を感じ、彼女の心がにわかに揺れます。

やがて、Cくんは、用事で都会へ帰ることになりました。

 

しかし、女性は彼に頼みます。

“私はもう少しここにいていい?”Cくんは快くオッケーしてくれました。

 

Cくんがいなくなってしまうと、青年と女性の距離は急速に近くなり、やがて愛し合うようになりました。

遂には、誰もいない夕方の「プールサイドで」キスまで交わしてしまいます。

けれど、直後、彼女は罪悪感から泣き出し、そんな彼女を青年は抱き締めてあげることしか出来ません。

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二番は、それから数日後、急にCくんの待つ都会へ帰ることに。彼女と青年の別れの場面が描かれます。

おそらく、あのキス以降、彼女の苦しみが一層強くなり、悩んだ末に、彼女はこの街を去ることを決めたのでしょう。

見送りに来た青年に彼女は言います。

 

『私、あの人のところへ戻るわ。あなたともっと早く知り合えていれば良かった。

でもね、私はあの人と出会ってしまったの。だからもう、あなたとは「手遅れなの」。ごめんなさい。』

 

そして、彼女は電車に乗り込みます。

最後に彼に対する気持ちをちゃんと伝えたくて、ハッと車両のガラスに息を吹きかけ「I love you」と書いたのでした。

 

そんな彼女への愛しさが溢れ、青年は外側から車両の窓ガラスを叩いてその名を呼びます。

やがて、発車を知らせるベルが鳴り、ドアが閉まり、電車は彼女一人を乗せて走り出して行きました。

 

その後、青年は地元の仲間に“あのCくんの彼女に手を出して振られた奴”としばらく陰口を叩かれます。

まさに「大事な胸の(中略)想い出壊すスキャンダル」です。

『放っておいてくれ!』青年はそう心の中で叫びます。

 

恋愛の有無に関らず、禁忌を犯した者の末路は、ほとんどが悲劇です。

しかし、それでも人が手を伸ばしてしまうのは、禁忌にはそれを犯したくなる誘惑の魔力があるからです。

この歌の青年と女性の恋が短期間に燃え上がったのも禁じられているがゆえ。

女性はその魔力に薄々気付いていたのでしょう。だから、Cくんの元へ帰って行ったのです。

 

しかし、ひと夏の苦い恋の経験は青年を成長させました。

それが垣間見えるのが「あきらめができれば お前苦しめないね 悪いのは俺の方さ」の歌詞です。

浮気した時点で女性にも罪はあるはずなのに、この青年はその罪を全て自分一人で背負おうとしているのです。

それ程までに強く、彼は彼女を愛していたのでしょう。

 

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まとめ

チェッカーズ「あの娘とスキャンダル」の歌詞の意味を考察しました。

この曲の主人公の青年は禁断の恋に敗れ、大きな代償を払うことになりました。

しかし、そこまで一人の人を強く愛した経験は、彼のこれからの人生で絶対にプラスになることて

人の噂も七十五日。陰口だってすぐに止むはず。

優しい彼に早く新たな幸せが訪れることを願いたいですね・・。

 

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