この記事はオーロラタロットの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは、オーロラの降り注ぐ神秘的な極北の世界がテーマとなっています。
あなたもこれを読めばオーロラタロットの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
神秘的で美しいイラストとオーロラの崇高なエネルギーを感じさせてくれるオーロラタロットの魅力をお伝えします。
オーロラタロットの意味と特徴は?
オーロラタロットは名前のとおり、オーロラが降りそそぐ極北の世界をテーマにしたカードです。
とても美しくて神秘的なカードですが、実はこのカードは日本で考案された完全オリジナルのタロットカードです。
作者はタロットカードの解説本やウェブコンテンツの占いサービスで人気のジューン澁澤先生です。
オーロラタロットは、もともとはウェブ上の占いサービスとして提供されていたもので、カードデッキとしては存在していませんでした。
しかし、絵柄が美しい上に的確に占えるという評判から「実際にカードとして使ってみたい!」という多くの声が寄せられ、2017年にカードデッキとして発売されました。
発売後も「落ち着いた気持ちにさせてくれるカード、温もりを感じさせてくれるカード」として人気を集めています。
オーロラタロットは、タロットという名前がついてはいますが、一般的なタロットカードとは趣がだいぶ異なります。
例えば一般的なタロットカードは78枚で、その中に大アルカナと呼ばれる22枚のカードと小アルカナと呼ばれる56枚のカードがあります。
しかし、オーロラタロットは42枚で大アルカナも小アルカナもありません。
また一般的なタロットカードの絵柄は人物が中心ですが、オーロラタロットは極北の大自然がモチーフとなっています。
古くからオーロラは天空の神秘と呼ばれ、「この世と神の世界を結ぶ道」と信じられてきました。
オーロラタロットは占う人に真実を伝えながら、幸せな未来へと導いてくれるようなカードだと感じます。
オーロラタロットの使い方は?
オーロラタロットの使い方は一般的なタロットカードと同じです。
まず最初に占いたいことを頭に浮かべて、トランプのように切ります。
それから裏返したままカードをテーブルの上に置いて時計回りに混ぜます。
よく混ぜたらカードを三つの山に分けて、左手でその山を好きな順番で一つの山にして置きます。
そこからカードを引いていきます。
枚数は42枚ですが、通常のタロット同様1枚引きや過去・現在・未来を占う3枚引きに適しています。
またオールマイティな占い方として人気のヘキサグラムスプレッド(7枚引き)を展開することもできます。出たカードはすべて正位置として扱います。
解説書は1枚のカードについて、2ページにわたって解説がされています。
それぞれ「キーワード」「カードの意味」、それからヘキサグラムスプレッドの際に参考となる「ポジションごとのカードの意味」が書かれています。
ヘキサグラムスプレッドはどのような問題にも対応できるすぐれたスプレッド(カードの並べ方)ですが、7枚のカードを関連付けてリーディングしていくので特に初心者の方は難しく考えてしまいがちです。
ですから解説書にヘキサグラム(7枚引き)専用の説明が書かれているというのは、とても親切だといえます。
また対応策のポジションには恋愛に特化したメッセージが添えられており、「あの人」「あなた」と、それぞれの立場のアドバイスが書かれているので、「これって自分のこと?それとも相手のこと?」と悩まなくてすみます。
たくさんの占い鑑定をしてこられた著者ならではの配慮を感じます。
また、一般的なタロットカードは絵柄の人物の様子から心の動きを読み取っていきますが、オーロラタロットは大自然の姿を通して読み取るので視点が少々異なります。
ですから、タロットカードとオーロラタロットを同時に使うことで、より深くリーディングができそうです。
もちろんオラクルカードと一緒に使うこともできます。
オラクルカードは神や天使、精霊といった存在とつながるものが多いのですが、オーロラタロットの神秘的な世界観はどのようなオラクルカードとも相性が良いと感じます。
オーロラタロットを使った感想は?
それでは実際にカードを1枚引いて占ってみますが、このカードはタロットカードなので質問が必要です。
質問の内容は恋愛でも仕事でも何でもよいのですが、今回は恋愛にします。
「現在交際中の彼は、私のことをどう思っていますか。」そう思いながらシャッフルしてカードを1枚引きます。
lamp ランプ (灯火)
絵札にはふしぎな形をしたランプが描かれていて、暗闇を明るく照らしています。
そしてランプは現実とは違う何かを映し出しているようです。
ほっとする温かさと、どこか違う世界とつながっているような不思議さを感じる絵柄だと感じます。
このカードに描かれているのは、かつて北極圏で使われていたランプです。
ランプの炎は、周囲に安心できる空間を作り出しています。
しかし、ランプの炎が照らし出す範囲はほんのわずかです。
太陽ほどの明るさはありません。
解説書を見たところ、実はこのカードには「一部だけしか見えていない」という意味があるそうです。
今回の質問に対して、オーロラタロットは「彼はあなたの一部分しかみていない。」「今一つあなたを理解していない。」と伝えていることになりそうです。
美しいカードに見えますが、ちょっとショックなメッセージですね。
しかし、がっかりしたまま終わらせるべきではありません。
カードから受け取ったメッセージから、「ではどうやって改善していけばいいのか」を考えていくことが大事なのです。
「これからは自分の気持ちを具体的に伝えるようにしよう。」
「もっと自分のことを知ってもらうために自分のことを話してみよう。」
こんな風に考えて行動していくことで、二人の関係は少しずつ深まっていくはずです。
実際にカードを引いてみた感想ですが、メッセージの焦点が定まっているので解釈しやすいカードだと感じました。
オーロラタロットをお勧めの方は?
このカードはタロットカード初心者さんからプロの方まで幅広くお勧めできるカードです。
最初は解説書を片手に一枚ずつ読んでいけばいいですし、使い慣れれば自由自在にリーディングできそうです。
プロの方は定番のカードとして使っていただくのもよさそうです。
美しくて神秘的なカードは相談者の気持ちを惹きつけてくれそうです。
また一般的なタロットカードの絵柄が怖くて苦手な方でも、風景中心のオーロラタロットなら使っていけると思います。
絵柄を見て嫌な気分になることはありませんし、悪魔や死神のような恐ろしい存在も登場しないので安心です。
もちろん中にはブリザード(地吹雪)のような波乱を感じるカードもあります。
しかし、タロットカードのように落雷で塔が崩壊して人が振り落とされている絵柄が出てくるよりは、ずっと心穏やかに見つめることができるのではないでしょうか。
カードの結果に一喜一憂することなく、たとえ思わしくなかった時でも「だったらどうすれば良くなるのか」をきちんと考えることができる方であれば、必ずオーロラタロットは問題解決の助けとなってくれるはずです。
まとめ
オーロラタロットの意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
オーロラタロットは名前の通りオーロラが降りそそぐ極北の世界をテーマにした完全オリジナルのタロットカードです。
作者はタロットカードの解説本やウェブコンテンツの占いサービスで人気のジューン澁澤先生です。
タロットという名前がついていますが、一般的なタロットカードとは特徴がだいぶ異なります。
例えば一般的なタロットカードのような大アルカナ、小アルカナはなく、逆位置もありません。
それから人物ではなく極北の自然の風景が中心に描かれていて、カードの枚数は42枚です。
極北の大自然の姿に自分を重ねて、自分自身の心を顧みていくようなカードなので、落ち着いた気持ちでカードと向き合うことができます。
解説書は日本人の心情に寄り添った内容で、たくさんの占い鑑定をしてこられた著者ならではの配慮を感じます。
このカードは占い初心者からプロの方まで幅広くお使いいただけます。
カードの結果に一喜一憂することなく、たとえ思わしくない結果が出てしまった時でも「だったらどうすれば良くなるのか」をきちんと考えることができる方であれば、必ずやオーロラタロットは問題解決の助けとなり、幸せな未来へと導いてくれると感じます。
この記事を読んでオーロラタロットに興味を持っていただけましたら幸いです。
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