尾崎紀世彦「また逢う日まで」歌詞の意味を考察!歌われた時代背景は?

昭和歌謡
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この記事は尾崎紀世彦「また逢う日まで」の歌詞の意味を考察します。

1971年、素晴らしい声量と歌唱力を持つ顔の濃~い男が現れました。

彼の名は“尾崎紀世彦”、彼が世間を圧巻させた名曲は「また逢う日まで」。

「また逢う日まで」の歌詞の意味を読み解いていきましょう。

尾崎紀世彦「また逢う日まで」ってどんな曲?

【また逢う日まで】

アーティスト:尾崎紀世彦

作詞:阿久悠 、作曲:筒美京平 

リリース:1971年3月5日(フィリップス・レコード/日本フォノグラムレーベル) 

第13回日本レコード大賞・大賞
第2回日本歌謡大賞・大賞

[オリコンチャート]
9週連続・オリコン週間1位、 1971年度年間3位

「また会う日まで」は、バンドやグループサウンズを経てソロとなった尾崎紀世彦の2枚目のシングルとして発売されました。

日本人離れしたハッキリした顔立ちでトレードマークは太い“もみ上げ”その風貌も歌唱力も存在感があり、当時の世の中に広く知れ渡り、多くの人にもてはやされました。

その後「さよならをもう一度」「雪が降る」などヒットを続けます。

特に「雪が降る」がフランスでヒットした歌手サルヴァトール・アダモのカヴァー曲。

当時を知らない世代も「また逢う日まで」と「雪が降る」は聞いたことがあるのではないでしょうか?

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尾崎紀世彦「また逢う日まで」の歌詞の意味を考察

尾崎紀世彦「また逢う日まで」のオープニングは、当時らしいインパクトある出だしにパンチのある尾崎の声量で「また逢う日まで」とタイトル通りのう唄い出し。

もし、イントロ当てクイズで出題されたなら、当時は誰もがすぐに回答できそうな“サービス問題”といえる程、イントロから歌詞まで耳慣れた曲です。

 

「また逢う日まで」というタイトルからお分かりの通り、この曲は別れの歌です。

しかし、歌詞とは裏腹に曲調はそれほど悲しみに満ちた雰囲気はなく、どちらかと言うと、明日へ向けての希望や力強さを感じます。

この歌の歌詞の言葉を伝えているのは男性でしょう。

男性と感じるのは尾崎紀世彦が唄っているせいかもしれませんが、別れる相手は恋人なのか?妻なのか?

どちらかがこの場に残るのではなく、2人でドアを閉めてお互いこの場を去る、合意の上での別れと思われます。

 

“さようなら”という言葉ではなく「また逢う日まで」と伝えています。

別れの時は出来ればこんな綺麗な終わりが理想です。

…とはいえ、本当にこんなにスッキリとした別れだったのでしょうか?

もう少し掘り下げてみたいものです。

とりあえず、この歌詞の発信者を男性と仮定して、揚げ足取るように歌詞を読んでみましょう。

 

「別れの理由は話したくない」と男は語っています。

誰に?話したくないのでしょうか、相手の女性でしょうか?第三者に聞かれたらでしょうか?

訳アリですね。性格の不一致や価値観の相違、または、どちらかに浮気疑惑でもあったのかもしれません。それとも…

どちらかが芸能・著名人で別れが発覚したという可能性もあります。

たとえば、仮にこの男性を将来×2となる尾崎紀世彦と想像してみましょう。
(この時点では尾崎は未婚)

 

記者会見でフラッシュを浴びながら、マスコミに「理由はなんですか?」と聞かれ、「プライベートな事なのでお答えできません」とかわすために事務所と相談し用意した言葉なのかもしれません。

尾崎のプレ離婚会見(笑)。

どんな場合にせよ、何故か哀しい、虚しいと語っているところを見ると、嫌いになって別れたとか、喧嘩別れではないのでしょう。

 

けれど、思い出すとネガティブな感情になるならば、それなりの事情があったことは間違いありません。だから、理由を言葉にすると“お互い傷ついてすべてをなくしてしまう”のです。

多くの場合「別れましょう」「ハイそうですか」と簡単には行きません。

暗いだけのイメージの曲調ではないですが、きっと傷つき悩んで、スッタモンダの上で互い合意の別れ、想いを残しての別れだと推測します。

“2人で名前を消す”という行為は現実的には双方の存在を現す表札、もしくは戸籍を消すなど様々な取り方も出来ます。

明らかに同棲か?または家族(夫婦)だった事実を2人でなかった事にしたのでしょう。

 

後半の歌詞では「貴方がどこで何をしているか?知りたくない」とも言っています。

その後の消息を知れば虚しさと哀しさの体験が蘇ってくるから、決心が鈍ってイソイソと会いに行きたくなってしまうのかもしれません。

おそらく二度と2人の道が交わることはないのです。

交わってはならないという覚悟を持って決断したのです。

いつか偶然再会することがあるならば、この哀しい気持ちが風化し、よき想い出となるのでしょうか。

そして、懐かしい旧友にでもあったように、さりげなく“懐かしさ”と“友情”だけを噛みしめたいのかもしれません。

 

話したくない別れの理由とは?

一番気になるとことですが、最後までその理由を匂わせるキーワードはありません。

ドアを閉めて、名前を消して、別々に歩き出した時、心は何かを探すようです。

何を?と突っ込みたくなりますが…きっと未来でしょう。

ここまで男性側の心情と想定し読み解いてみましたが、歌詞の中に“僕”や“私”というような一人称の表現もなく性別を断定できるキーワードもありません。

 

ただ別れの情景と決意しか書かれてはいませんので、女性側の心情であったとしても何の違和感もありません。

あえて、理由には触れず一度だけ「互いに」という言葉を使う事で、とりあえず丸く収まった綺麗な別れを演出しています。

だからこそ、多くの人が自分の身に起こった別れのシーン、理想の別れに置き換えることが出来たのかもしれませんね。

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尾崎紀世彦「また逢う日まで」の流行った1971年とは?

1971年(昭和46年)とは、今から半世紀も前です。

この年には日本が世界に誇るべき食品がいくつも発売になっていますが、その中でも日清食品の「カップヌードル」は今も王者として君臨しています。

発売当時は現在のしょうゆ味、オリジナルと言われる1種類で金額は100円。

その後「シーフード」「カレー」をはじめ数えきれない種類が発売されました。

お湯を入れ3分で食べられる手軽さ、鍋も器も不要でしかも美味しい!

大ヒット商品となり1973年にはアメリカで発売しその後、世界80カ国以上で愛されています。

たとえインスタント食品でも手を抜かない日本人の味の拘りと高い技術の傑作品です。

 

カップヌードルの定番の具といえば、あの小エビ、そしてサイコロ状の肉!

あれをなくしてカップヌードルは語れません。

ちなみに、あのサイコロ状の肉の正式名称は「ダイスミンチ」。

以前からその正体が様々な噂を呼んでいましたが、豚ひき肉と大豆や野菜を混ぜ、フリーズドライしたものです。

今ではあの肉がメインのカップヌードルも発売しています。

尾崎紀世彦「また逢う日まで」には原曲があった!

「また逢う日まで」は尾崎紀世彦の新曲ではなくリメイクされた楽曲でした。

1968年に結成し1971年に解散したグループサウンズ「ズー・ニー・ヴー」。

実は「また逢う日まで」は、彼らのシングル「ひとりの悲しみ」が原曲です。

ズー・ニー・ヴーは「白いサンゴ礁」でヒットをしますが、次のシングル「ひとりの悲しみ」は残念ながらヒットに至りませんでした。

ところがこの曲、聞いての通り素晴らしい曲でした。

プロデューサーは歌詞と唄い方で必ずヒットすると信じ、阿久悠に詞のリメイクを依頼。

尾崎紀世彦の声に合わせ書き換え、タイトルもアレンジも変え「また逢う日まで」が完成したそうです。

所々、原曲の面影はありますが、詞の内容もイメージも変わり、尾崎紀世彦によって大ヒット曲に生まれ変わったのです。

「ひとりの悲しみ」もなかなか味わいある曲です。機会があれば是非、視聴してみてはいかがでしょう?

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まとめ

尾崎紀世彦「また逢う日まで」の歌詞の意味の考察や歌われた時代背景などを紹介しました。

尾崎紀世彦は父も兄もバレエダンサー、母はショーダンサー、とダンサーの家に生まれ、幼い頃から身近に音楽があり、生まれながらに抜群のリズム感にも持ち合わせていたのでしょう。

日本人離れしているような容姿の秘密は父方の祖父がイギリス人、彼はクォーターだったのです。
どおりで…トレードマークのもみ上げも納得です。

 

多くの人に親しまれた尾崎紀世彦の「また逢う日まで」はもう二度と生で聞くことはできません。2012年に尾崎紀世彦は闘病の末に亡くなっています。

あの声量とあのマスクであの世でも多くの魂を楽しませているかもしれません。

人は誰でもいつかあの世に行きますが、望めばそこで尾崎紀世彦の歌や自分が望んだ懐かしのアーティストの歌が聞けるかもしれません。

現世ではありえないコラボも聴けるかも?!だとしたら、ちょっと楽しみです。
そんな時が来るまで、いつかまた逢う日まで…会える時まで…

 

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