りゅう座の特徴や神話が分かる!りゅう座流星群、α星トゥバンも?

天体

この記事はりゅう座の特徴や神話、りゅう座流星群とα星トゥバンを紹介します。

りゅう座はギリシャ神話の黄金のリンゴの木の守り手や流星群で知られる星座です。

あなたもこれを読めば、りゅう座の特徴や神話、りゅう座流星群とα星トゥバンを知ることが出来ます。

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はじめに

大昔、中国では流れ星のことをテングと言ったそうです。
天狗とは天の狗(いぬ)。大きな音(声)と共に、地上に落ちて来る狗で、その姿は火の玉。

それが飛鳥時代に日本に伝わり、日本の文化や信仰などと融合し、私たちが知る日本の天狗像になったそうです。

では、天頂付近から流れ星を放つ「りゅう座」のお話をしましょう。

りゅう座はどんな星座?

りゅう座はとても古い星座です。

紀元前には「へび座」と呼ばれていたようですが、古代ギリシャ時代には既に蛇からドラゴンにバージョンUP、改名(?)して「りゅう座」となりました。

りゅう座は北極星の近くに位置しているので1年中見ることができます。

γ星エルタニンが2.2等星と一番明るく、それ以外は目立たない星ばかりです。
一見見落としがちですが、見つけ方さえ覚えれば意外と簡単に探せます。

 

 

こと座のベガの少し北西に小さないびつな四角形の頭があり、その一角から垂直に北に上がり、こぐま座をぐるっと囲み、尻尾は北斗七星の柄杓の升の先端の手前までとなります。。

星座図がなくても、子どもの描くヘビのような分かりやすい星の並びです。
りゅう座の見頃は8月〜9月。20時前後に北の空高く昇っています。

りゅう座の尻尾の先端から3つ目の星がα星トゥバン、約4等星と地味な星ですが、この星は紀元前2700年代頃には北極星でした。

 

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りゅう座に関するギリシャ神話の伝承は?

りゅう座の竜と伝わる神話は大まかに2説あります。

1つはヘルクレスの12の試練の1つの黄金のリンゴを取りに行くお話の中でリンゴの木を守っていた竜。

そして、もう一つはギリシャ神話の長い冒険談、アルゴ船の冒険の中で、金の羊の毛皮(おひつじ座)を守っていた竜。

どちらも神の命で忠実に宝物を守った竜です。

さて、この竜は、どんな竜だったか?なぜ、星座になったのか?
竜に自己紹介してもらいましょう。

 

吾輩(わがはい)が、りゅう座の竜である。名前はラード—ン。

ラドゥーンとかラードゥンとか、ラドンなんて呼ばれることもあるが…。
ラドンと間違われるのは困る。

吾輩はゴジラやモスラと戦ったことはない。
ましてや温泉では絶対にない。

くれぐれも勘違いしないでいただきたい。

吾輩の父は怪物デュポーン、母はエキドナ(下半身は蛇の美女)。

そして兄は犬の怪物ケルベロスとオルトロス、姉は獅子のキマイラ、弟はいくつもの首を持つ大蛇のヒュドラ(うみへび座)、他にも兄弟はいるがみんな怪物。

そう、怪物一家である。
それゆえ、我が一家は優秀な警備員が多い。

吾輩は100個の目を持ち口から火を吐き、常に360度見渡すことが可能だ。

ゼウス様とヘラ様の結婚祝いに女神ガイアが贈った黄金のリンゴの木を、ヘラ様に守るよう仰せつかわった。

この木はとても稀少で伝説の黄金リンゴであるから、常にコソ泥どもに狙われる。
木の幹にくるっと巻きついて眠らずに監視する。

このリンゴの木の管理を任されているへスペリアの三姉妹は毎日リンゴの木の世話とチェックし、そして吾輩に声をかけてくれる優しい娘たちだ。

もし怪しい者でも現れたようなら、彼女たちはいつもの優しい姿と声とは裏腹に世にも恐ろしい声で吾輩を呼ぶ!

へスペリア長女「カモン、ラード—ン!やっておしまい!!」

吾輩は犯人を追いかけ追い詰め、リンゴを離すまでコテンパンにやっつける。

ところがだ…あのヘルクレスがやって来た! 姉妹と吾輩のW警備網は固い。

ヘルクレスは「アトラス、リンゴ取ってきて!」と頼み、リンゴを手に入れたと、短く伝わっているが、実際は、さすがのアトラスも吾輩の存在には難色を示す。

アトラスは「へスペリア姉妹は俺の娘だからなんとかなるけど、先にあの竜をなんとかしてよ」とヘルクレスに吾輩を退治させたのだ。

どうやって退治されたかって?これも色々伝わっているようだが…。

弟のヒュドラの毒のついた矢で100の目を射抜かれたとか、吾輩の唯一の弱点、口の中に蜂の巣を投げ込まれたとか…。

ここで正直申し上げておこう。

恥ずかしながら…不覚にも、眠らない竜が居眠りしていたのだ。

人間とて片目ずつ寝ることはないだろう?
いくら目がたくさんあったとて、寝る時は全てシャットダウン。

この時にヘルクレスに襲われた。
吾輩も生き物だ、時には眠らないと体がもたない。

だが、もう二度と同じ過ちは繰り返さない!

それから、アルゴ船の冒険談の黄金の羊の毛皮を守っていたときだが…。
あれは居眠りではない!あれは魔女の魔法によって眠らされたのだ!

けっして“ウッカリ眠り竜”などではない!
誰でも失敗はある。居眠りは一度だけ!吾輩は忠実な強い番人なのだ。

与えられた職務は命に代えても全うする!
その忠実な仕事ぶりが認められ、星座にしてもらったのだよ。

だから…今でも何かを守っていないと落ち着かないのだ。

 

こぐま座
小熊
 
 

お母さ〜ん、怖いよ。あの竜、すっと僕を狙ってる!

クマさん
大熊
 

ちょっと!私の子に巻き付かないで!少しでも触れたら噛みつくわよ!

 
りゅう
りゅう
 
 

吾輩は子どもをイジメたりはせん!守ってやってるのだ。

クマさん
大熊
 
 

あなた、姿が怖すぎ!だから誤解されるのよ。
せめて笑顔でいなさいよ!

りゅう
りゅう

無理!
吾輩の顔には表情を作る筋肉はない(親子揃って失礼な熊だな)。

まぁ、よかろう。だが、ヘラクレスだけは今も許せん。

吾輩だけでなく、兄弟まで倒し…そしてなんと!星座になってまで…。

吾輩の頭を踏みつけようとしているではないか!忌々しいやつめ!!

 

 

りゅう座流星群と、しぶんぎ座流星群とは?

 

りゅう座の領域には2つも流星群の放射点があります。
放射点とは流星群が放射状に飛び出してくるように見える天球上の地点のことです。

その1つが「りゅう座流星群」、10月上旬にピークを迎えます。

母天体がジャコビニ・ツィナー彗星のため、以前はジャコビニ流星群と呼ばれていましたが、流星群に彗星の名は使わないと決まったため、現在の正式名称は「りゅう座流星群」です。

りゅう座流星群は、竜の頭部分が放射点です。

昔はまるで竜が火を吹くように大量の流星が確認出来ましたが、近年ではその量は少なく、おとなしい流星群となっています。

そして、三大流星群の1つである「しぶんぎ座流星群」もりゅう座に放射点があります。

実は18世紀には、りゅう座付近に「壁面しぶんぎ座」がありました。
現在の88星座からは外れましたが、りゅう座流星群は既にあるので昔の名前で呼ばれています。

しぶんぎ座流星群は毎年お正月頃がピークです。
放射点は、こぐま座と反対側。竜の盛り上がった背中の少し上のあたりです。

 

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まとめ

りゅう座の特徴やギリシャ神話、りゅう座流星群とα星トゥバンを紹介しました。

りゅう座は紀元前には「へび座」と呼ばれていた古代より知られていた由緒ある星座です。

ギリシャ神話では、りゅう座の竜が居眠りなんて!
モデルは恐ろしい怪物なのに、ちょっとオチャメで微笑ましいですね。

そして星座図ではりゅう座の竜は天敵のヘルクレスに踏みつけられそうな位置関係になっています。…星座の神話はよく出来ています。

また、りゅう座の領域には、りゅう座流星群としぶんぎ座流星群の2つの流星群の放射点があり、天文ファンには楽しみですね。

しぶんぎ座流星群のピークは1月初めころなのでしっかり防寒対策をして新年初の流星観測で流れ星に新たな1年の願掛けされてみてはいかがでしょう?

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