イチジクの木の育て方は?地植え・鉢植え、剪定方法や肥料が分かる!

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Thoxuan99 / Pixabay

この記事はイチジクの木の育て方、地植え・鉢植え、剪定方法や肥料などについて説明します。

イチジクは西アジアからアラビア半島南部を原産地として古代より栽培されてきました。
歴史あるイチジクの木の育て方、地植え・鉢植え、剪定方法や肥料などを知り、育ててみませんか。

この記事を読めば、あなたにもイチジクの木の育て方が分かるだけでなく、果樹を育てる楽しみなどにも気づいていただけるものと思います。

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イチジクの木の基本情報・主な品種は?

旧約聖書の中でアダムとイブが体を隠したのがイチジクの葉であったという話からイチジクは古代からある果物ということが分かりますね。日本へは中国経由で江戸時代に伝わりました。

イチジクの名前は、一日に1果づつ熟すことから「一熟」がなまったという説や17世紀初めに日本に渡来したとき、映日果を唐音読みで「エイジツカ」とし、それがなまったという説があります。

まずは基本情報を見てみましょう。

基本情報

園芸分類果樹 (クワ科)
形態・樹高小高木 ・ 2~3m
結実まで庭植え 2~3年 、鉢植え 2年
栽培適地東北地方以南の太平洋地域。
耐寒性弱い
耐暑性ふつう
受粉樹不要
耐陰性やや強い
特性・難易度落葉性・初心者でも育てやすい

果樹には2種以上植えないと実が付かないものもありますが、イチジクは単為結果といって受粉しなくても果実が付くので1本でも大丈夫です。

主な品種の特徴は以下のとおりです。

品種名樹勢成熟期特徴
桝井   ドーフィン 中6月下旬~7月上旬 、8月中旬~10月下旬夏秋兼用種。もっとも代表的な品種。豊産性。耐寒性は弱い。
ホワイトゼノア 強8月上旬~10月中旬夏秋兼用種。緑色の果皮で豊産性。耐寒性は強い。
ブラウン・ターキー 弱6月下旬~7月下旬、 9月上旬~10月下旬夏秋兼用種。豊産性。樹勢が弱く定期に仕立てやすく、家庭果樹向き。
蓬来柿     (ほうらいし) 強7月下旬、8月下旬~10月下旬秋果専用種。日本で最も古い品種で、家庭果樹としても親しまれてきた。耐寒性が強く、果実は大きい。

 

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また、イチジクは漢字で「無花果」と書きますが、実は通常私たちが食べている部分は果実ではなく、イチジクの花の部分にあたります。

花が実のなかに小さな花をつけるため、外からは分かりません。
果実を半分に切るとつぶつぶしたものがつまっていますが、そのつぶつぶが花なのです。

イチジクの果実には消化を助ける消化酵素類や糖の吸収を抑え血糖値変動を緩やかにするペクチンが含まれます。

その他、ビタミンB1・B2・B6・ビタミンCなどのビタミン類をバランスよく含んでおり、健康にも良いです。

イチジクの木の栽培カレンダー

年間の栽培カレンダーです。

主な品種のところで夏秋兼用種と秋果専用種を紹介しましたが、夏秋兼用種は栽培の仕方で夏にも秋にも収穫することができます。

次に栽培カレンダーにもとづいて、植付から剪定、開花、施肥、収穫について説明していきます。

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イチジクの木の植え付け(地植え、鉢植え)、植え替えの時期と方法は?

地植え

12~3月が植え付け時期です。
日当たりが良く、葉が大きいために風の強くないところが適しています。
直径40cm×深さ40cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土、油かすなどを混ぜて埋め戻し植え付けます。

土をかぶせて地面よりも多少高い位置(20cm~30cm)に植える浅植えが基本です。
乾燥しないように藁を敷きます。

地上より40~50cmのところで切り返し、風が吹いた時に苗木が倒れないように支柱を立て固定します。植え付け後は、十分に水を与えます。

 

鉢植え

基本的には庭植えの場合と同様です。

1年生の苗木は7~10号(直径21~30cm)位の鉢を使用します。
用土は果樹用の培養土に緩効性の固形肥料を混ぜて使用します。

まず、鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れ、鉢の半分位の深さまで土を入れます。
次に植木の根を放射状に広げて穴の中央に植え、残りの土をかけます。

水はたっぷりと十分に与えます。
風が吹いた時に苗木が倒れないように支柱を立てを固定します。

 

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植え替え

鉢植えの場合は鉢の中で根が詰まってしまうのを防ぎ、通気を良くするために行います。
鉢の大きさや成長の度合いにもよりますが、2年に1回程度は必要です。

鉢植えから地植えにする植え替えする時も植え付けと同様に12~3月が適しています。

イチジクの木の仕立て方、剪定の時期と方法は?

枝がやわらかいため、比較的容易に樹形をつくることができます。
ほかの果樹に比べて樹勢が強いため、樹高を低くおさえる一文字仕立て杯状仕立てが一般的です。

一文字仕立てとは、2本の主枝を地面から50cm程度の高さでに平行に横に広げ、その主枝から結果枝を立てる樹形です。
杯状仕立てとは、枝を誘引して横に広げて樹高を低く仕立てる樹形です。

剪定の適期は12~3月となります。

剪定方法は、秋果専用種は長く伸びたすべての新梢を2~3芽残して切り戻します。
夏秋兼用種は、全体の枝の50~60%をその年の実をつける枝として残し、その他の枝は2~3芽ほど残して切り返します。

その他、内側に向かっている枝や元気のない枝は付け根から切ります。

イチジクの木の収穫は?

いよいよ待ちに待った楽しみな収穫です。

収穫 夏果 6月下旬~7月 秋果 8月下旬~10月

夏果は前年に伸びた枝の先端に翌年の果実(幼果)をつけ、越冬して6月下旬頃に熟します。
秋果はその年に伸びた新梢につく葉えき(葉と葉の付いている茎とのまたになった所)に果実がつき、8月下旬頃に熟します。夏秋兼用種は両者を合わせたような実のつき方となります。

枝元に近い方から熟していくのでやわらかくなったものから収穫します。

収穫の際は、イチジクの切り口からの白い樹液により指先の皮膚がかぶれてしまうため、ゴム手袋をしたほうが良いです。

イチジクの木の肥料の与え方、水やりは?

肥料の与え方

元肥 12~1月

イチジクは樹勢が強く、肥料をたくさん必要とします。

元肥は、堆肥や油かすなどの有機質肥料をやや多めに与えます。

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追肥 6~9月

追肥は、遅効性の化成肥料を何回かに分けて与えるのが効果的です。

水やり

植え付けの直後や乾燥する時期はたっぷりと水やりをします。
夏場は土が乾燥しないように注意します。

鉢植えの場合は特に乾燥しやすいので土の表面が乾いたら水やりをします。

イチジクの木の栽培での病気や害虫は?

イチジクは育てやすく比較的病害虫は少ないですが、カミキリムシには注意します。

カミキリムシ

イチジクはカミキリムシがつきやすく、そのまま放置すると木の内部を食いつくされて木を枯らしてしまうこともあります。幹に穴があいて木くずが出ていたら中に幼虫がいる可能性が高いので穴から駆除剤をスプレーします。成虫がいた場合は捕殺します。

 

 

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まとめ

イチジクの木の育て方、鉢植え、地植え、剪定方法、肥料、収穫、肥料、水やり、病害虫などについてまとめてみました。

イチジクは比較的簡単に育てることができます。
また、イチジクには消化を助ける消化酵素類、糖の吸収を抑え血糖値変動を緩やかにするペクチンやさまざまなビタミン類が含まれており、健康に良い果物です。

そんな素晴らしいイチジクを収穫して新鮮なうちに味わうことが出来るのは家庭栽培ならではの楽しみです。
イチジクの栽培をとおして自然とふれあったり、季節の変化をより細やかに感じることができます。

あなたもイチジクの木の栽培を始めてみませんか。

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