ブルーベリーの育て方が分かる!地植え・鉢植え、剪定や肥料は?

ガーデニング

この記事はブルーベリーの育て方、地植え・鉢植え、剪定や肥料について紹介します。

ブルーべリーは栽培も容易でコンパクトに育てられる家庭栽培向けの果樹です。
あなたもブルーベリーの育て方、地植え・鉢植え、剪定や肥料を知り、育ててみませんか。

あなたもこれを読めば、ブルーベリーの育て方が分かるだけでなく、栽培をとおして自然とふれあう楽しさなどにお気づきいただけることでしょう。

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ブルーベリーの基本情報・主な品種などは?

まずは基本情報を見てみましょう。

基本情報

園芸分類果樹 (ツツジ科)
形態・樹高低木 ・ 1.5~3m
結実までの目安庭植え 2~3年 、鉢植え 2年
栽培適地ハイブッシュ系:関東地方以北、中部地方の高冷地、ラビットアイ系:関東地方以西の地域
耐寒性ハイブッシュ系 強い、ラビットアイ系 弱い
耐暑性ハイブッシュ系 強い、ラビットアイ系 弱い
耐陰性やや強い
受粉樹必要
特性・難易度落葉性・初心者でも育てやすい

 

 

ブルーベリーは大きく分けると2つの系統があります。
①冷涼な気候を好むハイブッシュ系、②温暖な気候を好むラビットアイ系

更に、ハイブッシュ系は寒さに強いノーザンハイブッシュと、暑さに強いサザンハイブッシュに分けられます。

ハイブッシュ系は1本でも結実しますが、2品種以上植えると実つきがよくなります。
ラビットアイ系は自分の花粉では結実しにくいので、別の品種を混植する必要があります。

果実が早く実る早生種から遅く実る晩生種があるので、上手に組み合わせば長期間、収穫を楽しめます。

次はブルーベリーの主な品種です。
まずはハイブッシュ系から紹介します。

ハイブッシュ系の主な品種と特徴

ハイブッシュ系は①ノーザンハイブッシュ系、②サザンハイブッシュ系に分かれます。

①ノーザンハイブッシュ系

ノーザンハイブッシュ系は夏の乾燥、高温に弱いため、関東地方以北、中部地方などの冷涼な地域での栽培に適しています。

品種名特徴
ウェイマウス早生種。拡張性。果実は大きく、品質が優れる。粘土質の土壌では生育が悪い。
スパルタン中生種。直立性。暑さに強く、甘味、酸味が調和している。
ブルーレイ中生種。直立性。寒さに強くたくさん実をつける。大粒で香りよく、風味も良い。
ブルークロップ中生種。直立性。香りがよく果肉のしまりがよい。乾燥に強くやせ地でも育つ。
バークレイ中生種。果実は大粒で風味が良い。やせ地でもよく育ちたくさん実をつける。
ダロウ晩生種。拡張性。果実は大きく、香りも良い。
ハーバード晚生種。拡張性。果実は大きく、香り豊か。たくさん実をつける。やせ地でも育つ。

 

②サザンハイブッシュ系

サザンハイブッシュ系は比較的暖かい地域での栽培が可能です。

品種名特徴
オニール極早生種。半直立性。甘く良好な風味を持つ。
サンシャインブルー中生種。開張性。赤い蕾からピンクの花が咲く。小粒だが実付きが良い。鉢栽培にも向く。
シャープブルー中生種。開張性。完熟すると酸味が落ちついて食べやすくなる。土壌適用性に優れる。
ケープウェア中生種。半直立性。中粒で風味が良い。鉢栽培にも向く。
サミット中生種。半直立型。大粒でさわやかな酸味があり風味が良い。

 

 

次にラビットアイ系の主な品種です。

ラビットアイ系の主な品種と特徴

ラビットアイ系は関東以西の温暖な地域でも育てられます。

品種名特徴
ホームベル中生種。直立性。果実は中〜小粒で甘い。栽培しやすくたくさん実をつける。最も一般的に栽培される。
ティフブルー晩生種。直立性。暑さに強く、たくさん実をつける。完熟果は美味。
ウッダート早生種。拡張性。果実は中〜大粒で香りがよい。
ブライトウェルー早生種。直立性。甘みが強く果肉が柔らかい。香りも良い。
バルドウィン晩生種。拡張性。結実率が高い。果実が美しく、収穫期が長い。

 

ブルーベリーの品種は非常に多いですが、オススメなのは、ラビットアイ系では「ティフブルー」「ホームベル」「ウッダート」の組み合わせです。

ハイブッシュ系では「ウェイマウス」「スパルタン」「ブルークロップ」「ダロウ」の組み合わせです。

 

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ブルーベリーの栄養成分と効能

ブルーベリーの果実には、アントシアニン、植物繊維、ビタミンE、ビタミンC、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれます。

アントシアニンには抗酸化作用があり、体中の活性酸素を取り除くことで、血液をサラサラにして血流が良くなります。

脳卒中や動脈硬化などの予防、および血圧や血糖値をコントロールする効果があり、成人病の予防が期待できます。

アントシアニン、ビタミンC、ビタミンEが持つ抗酸化作用により、血行が良くなることで肌つやが良くなるなど美容にも効果があります。

ブルーベリーは食物繊維も豊富に含んでいますので腸内環境が整えられ、便秘の予防や解消にも効果があります。

亜鉛、マンガンなどのミネラルも含み、体の機能を調整する大切な効果があります。
このようにブルーベリーの果実には健康に良い栄養素が多く含まれています。

 

ブルーベリーの栽培カレンダー

年間の栽培カレンダーです。

 

次に栽培カレンダーにもとづいて、植付から剪定、開花・受粉、果実管理、施肥、収穫について説明していきます。

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ブルーベリーの植え付け(地植え、鉢植え)は?

地植え  3月(寒冷地)、11月~12月(温暖地)

植え付け時期は関東より西の温暖な地域では11〜12月の秋植え、寒冷な地域では3月の春植えにします。

直径40cm×深さ40cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土に事前に水で湿らせておいた同量の酸度未調整のピートモスをまぜ、さらにその1/3に堆肥を混ぜ、先に埋め戻します。
その上に残りの土を盛り苗木を植え付け水をたっぷりと与えます。

ピートモスはブルーベリーが好む弱酸性の土壌に改良してくれます。
ブルーベリーの根は深く張らず横へ広がり乾燥に弱いため、株元を中心に稲わらやパークチップ、落ち葉などでおおい、土壌の乾燥を防ぎます。

地上40〜50cmのところで切り返します。
花芽がついている場合は花芽の部分を切り落とします。

 

鉢植え 3月(寒冷地)、11月~12月(温暖地)

栽培の方法は、基本的には庭植えの場合と同様です。

7〜8号鉢(直径21〜24cm)にピートモス5、赤玉土5の割合の用土で植え付けます。
ブルーベリー専用の土も良いです。

水やりは、土が乾燥しないように注意します。
肥料は、3月上旬の発芽前に玉肥を鉢のふちに押し込むように与えます。

 

 

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植え替え  3月(寒冷地)、11月~12月(温暖地)

鉢植えの場合は鉢の中で根が詰まってしまうのを防ぎ、通気を良くするために行います。
鉢の大きさや成長の度合いにもよりますが、2年に1回程度は必要です。

また、鉢植えから地植えにする植え替えする時も植え付けと同様に温暖地は11月~12月、寒冷地は3月が向いています。

ブルーベリーの仕立て方、剪定は?

仕立て方

ブルーベリーは株元から枝が出やすいので、自然の樹形を生かし株仕立てにします。
植え付けてから幼木の間は枝数を多くして、樹勢がつくようにあまり剪定しません。

3、4年目以降は果実をならせる剪定になります。
混みあった枝、弱った枝の間引き剪定を主体に行ないます。

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剪定

ブルーベリーの果実の付け方は、新梢(1年枝)の先端と先端に近い枝先に2〜3個の花芽がつきます。翌年の春、この花芽から房状に花が咲き果実がつきます。

夏季剪定   6月~7月

6月頃、勢いよく伸びる新梢を切り返します。
混み合った徒長枝は株元から切り取り、残した徒長枝は1/3~1/2程度切り返して分枝させ、翌年の収穫量をふやします。

秋までに、切り返したところから枝が分かれ、翌年の花芽をつける枝がたくさん出ます。
枝の更新に使用しない弱々しいひこばえは株元から切り取って日当たりと風通しを改善して、病害虫の発生を防ぎます。

前年に実がついて枯れ込んだ枝先や枯れ枝を切り取ります。

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冬季剪定   12月~3月

休眠期の12〜3月に、2〜3 年果実をつけて弱ってきた古い枝を間引き、若い枝に更新します。
常に勢いある枝を4~5本維持するようにします。

徒長枝は1/3~1/2程度切り返して分枝させ、枝数をふやします。
また、枝先の枯れ込を切り取ったり、混み合う枝などを間引いたり、取り除きます。

 

ブルーベリーの肥料、水やりは?

肥料の与え方

元肥  11月、3月

11月には堆肥、鶏ふん、油かすなどの肥料の効きが穏やかで、一定期間効果が続く有機質肥料を与えます。3月には化成肥料と硫安を与えます。

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追肥  6月中旬

速効性で酸性肥料の硫安を与えます。

水やり

ブルーベリーの根は深く張らず横へ広がり乾燥に弱いため、土の表面の乾き具合に注意して水を十分に与えます。

特に気温の高くなる夏場の時期は水やりの間隔が長くならないように、水の量も不足しないように注意します。

ブルーベリーの開花・人工受粉は?

開花・人工受粉  4月

1品種では実がつきにくいので、別の品種の花粉を受粉させる必要があります。
ハイブッシュ系、ラビットアイ系の同一系統を2品種植えていれば自然に受粉しますが、人工授粉するとより実つきが良くなります。

人工授粉は花が咲いたら筆先などに同じ系統の異なる品種の花粉をつけて、中心の雌しべに花粉をつけて受精させます。

 

ブルーベリーの収穫は?

いよいよ楽しみな収穫の時期です。

収穫  7~9月上旬

植え付け後、2〜3年で果実がなりますが、まとまった収穫ができるのは4〜5年目からです。
緑色だった実が赤から青藍色に変わり、指でつまむとぽろっととれる頃が収穫期です。

収穫期が長くいっせいには熟さないので、熟したものから順に収穫します。
収穫したら、すぐに生食するか、ジャム、シロップ、果実酒などに加工するか、冷凍保存します。

 

ブルーベリーの病気や害虫は?

特別に問題となるような病害虫はいませんが、ミノガ、マメコガネ、イラガなどが葉を食害することがあります。
また、鳥によく狙われるので収穫時期が近づいたらネットでおおったほうが良いでしょう。

ミノガ

ミノをかぶって移動し、葉を食害します。捕殺するか薬剤を散布して駆除します。

マメコガネ

成虫が葉を網目状に食害し、葉脈だけを残します。
捕殺するか誘引剤や防虫ネットで防除します

イラガ

幼虫が葉を食害します。見つけたら捕殺しますが、毒があるので素手で触らないようにします。冬に繭(まゆ)を見つけたら取り除き、処分します。

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まとめ

ブルーベリーの栽培方法、鉢植えと地植え、剪定、開花・受粉、収穫、肥料、水やり、病気・害虫などについてまとめました。

ブルーべリーは栽培も容易でコンパクトに育てられる家庭栽培向けの果樹です。
春には可愛らしい花が咲き、緑色の新緑もきれいです。

花が咲いたあとは緑色の果実がなります。
果実は熟するつれて青藍色になり、夏には完熟したおいしい果実を収穫できます。

秋の紅葉も美しく、紅葉が終わると葉が落ちますが、冬には厳しい寒さのなか春に向けて花芽が徐々に膨らんでいく姿も楽しめます。

ブルーベリーを栽培することで季節の変化をともに感じることができます。
病害虫にも強く、無農薬で育てることもできるので安心して、美味しい果実を味わえます。

あなたもブルーベリーの栽培をとおして自然とふれあったり、季節の変化を感じたり、新鮮な美味しい果実を味わってみませんか。

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カモシカおやじの徒然日記
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