ラズベリーの育て方は?地植え・鉢植え、剪定方法や肥料が分かる!

ガーデニング
Nowaja / Pixabay

この記事はラズベリーの育て方、鉢植え・地植え、剪定方法や肥料を紹介します。

ラズべリーは1本でも実をつけ場所もとらず病害虫にも強い家庭栽培向けの果樹です。
あなたもラズベリーの育て方、鉢植え・地植え、剪定方法や肥料を知って育ててみませんか。

これを読めば、あなたもラズベリーの育て方が分かるだけでなく、家庭で果樹を育て新鮮な果実を食する楽しみなどにお気づきいただけることでしょう。

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ラズベリーの基本情報・主な品種は?

まずは基本情報を見てみましょう。

基本情報

園芸分類果樹 (バラ科)
形態・樹高小低木 ・ 1〜1.5m
結実までの目安庭植え 2年 、鉢植え 2年
栽培適地関東地方以北の地域と中部地方の高冷地
耐寒性強い
耐暑性弱い
耐陰性やや強い
受粉樹不要
特性・難易度落緑性・初心者でも育てやすい

ラズベリーは1本でも実がなる自家結実性がある果樹です。

 

ラズベリーの主な品種と特徴

ラズベリーの主な品種の特徴は以下のとおりです。

品種名特徴
インディアンサマー代表的な人気品種。二季なり性で、果実は赤色で食味が良い。直立性で実付きが良い。
ヘリテージ二季なり性で、果実は赤色。秋になる果実は味が濃厚。
サマーフェスティバル定番の品種。二季なり性で果実は赤色。果実は小さいが、実付きが良い。
ゴールデンクィーン果実は黄色。香りがあり生食すると美味しい。直立性。
ファールゴールド果実は黄色。収穫期間が長く、生食に適している。直立性。
レビール果実は赤色で、たくさん実をつける。枝の発生が多く、栽培が容易。直立性。
ラーザム果実は赤色で、実は小さい。とげが小さく少ない。直立性。
おすすめは、夏と秋に2度収穫できる二季なり性の品種「インディアンサマー」「ヘリテージ」「サマーフェスティバル」や黄色い果実を付ける「ゴールデンクィーン」「ファールゴールド」などです。

 

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ラズベリーの果実に含まれる栄養は?

果実は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化作用のビタミン類を多く含み、細胞の老化を予防する効果があります。
食物繊維も豊富に含んでおり、便秘の改善や大腸がんの予防にも効果があります。

エラグ酸やアントシアニンなどのポリフェノールも豊富に含まれています。
エラグ酸は強い抗酸化作用の他に肌の美白効果があり、化粧品にも配合されています。
アントシアニンには、視力の低下を防ぎ、眼精疲労を改善する働きがあります。

このようにラズベリーの果実には健康に大切な栄養素が含まれています。

 

ラズベリーの栽培カレンダー

年間の栽培カレンダーです。

次に栽培カレンダーにもとづいて、植付から剪定、開花、施肥、収穫について説明していきます。

 

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ラズベリーの植え付け(地植え、鉢植え)は?

庭植え  3月(寒冷地)、11月(温暖地)

夏の西日が当たる場所は避け、日当たりと水はけの良い場所を選びます。
寒冷地では3月、温暖地では11月に植え付けます。

直径40cm×深さ40cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土を混ぜ、さらに、その半分に油かす、牛ふんなどの有機質肥料をまぜ、先にその土を埋め戻します。
その上に腐葉土だけをまぜた土を盛り、苗木を植え付けます。

夏の乾燥に弱いので株元を稲わらや木材チップなどでおおうと乾燥や雑草の防止になります。

 

鉢植え  3月(寒冷地)、11月(温暖地)

栽培の方法は、基本的には庭植えの場合と同様です。

苗木は7~8号(直径21~24cm)位の鉢を使用します。
用土は果樹用の培養土に緩効性の固形肥料を混ぜて使用します。

まず、鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れ、鉢の半分位の深さまで土を入れます。
次に植木の根を放射状に広げて穴の中央に植え、残りの土をかけます。

水やりは、土の表面が乾燥したらたっぷり与えます。
施肥は、3月と収穫直後に玉肥を数個、鉢のふちに与えます。

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植え替え  3月(寒冷地)、11月(温暖地)

鉢植えの場合は鉢の中で根が詰まってしまうのを防ぎ、通気を良くするために行います。
鉢の大きさや成長の度合いにもよりますが、2年に1回程度は必要です。

また、鉢植えから地植えにする植え替えする時も植え付けと同様です。

 

ラズベリーの仕立て方、剪定の時期と方法は?

仕立て方

品種によって直立性と半直立性がありますが、自然の樹形を生かした株仕立て、またはフェンスなどに沿って主枝を左右に誘引する垣根仕立てにするのがよいです。

整枝剪定  夏季剪定 5月中旬~6月、冬季剪定 12月~3月

ラズベリーの実の付き方は、前年に伸びた枝の先端部に花芽から伸びた新梢の先端に開花し、結実します。結実した枝は、収穫後の冬に枯れます。

二季なりの品種は、1年目の枝の先端部にも花芽をつけ8~9月に結実します。
この枝は実をつけた部分は枯れますが、その下部は枯れずに翌年の春に新梢を伸ばし、その先端が開花し、7月頃結実します。

剪定は夏季剪定と冬季剪定を行ないます。

夏季剪定は、収穫後のなりあとを切り取ります。
枝が込み合っている場合は間引いてすかします。弱い枝は株元から間引きます。

二季なり性は、春に長く伸びた枝を1/2に切り返すと、分岐して秋の収穫量が増えます。

冬季剪定では、果実の収穫後に枯れた枝は株元から間引き、新しいシュートに更新します。
残す枝は、先端の花芽には良い実がつかないので花芽をすべて落とさないように枝の先端を切り返します。

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ラズベリーの肥料の与え方、水やりは?

次は肥料と水やりについてです。

肥料の与え方

元肥は、3月に堆肥や油かすなどの肥料の効きが緩やかで、一定期間効果が続く有機質肥料を与えます。

 

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水やり

植え付け後は根付きを良くするために十分に水やりを行ないます。

その後も土が乾燥しないように定期的に水やりを行ないます。
特に夏に日照りが続く場合は水やりに気をつけてください。

ラズベリーの開花は?

開花  4月中旬~5月中旬

白またはピンクの花が咲きます。
自家受粉するので、他品種を植えなくても1本で結実します。

 

ラズベリーの収穫は?

いよいよ楽しみな収穫の時期です。

収穫 7月~8月上旬、9月中旬~10月上旬(二季なり)

完全に熟した果実より摘み取ります。
枝にとげがあるので手袋をして収穫します。
二季なり性は秋にも収穫できます。

果実は生食のほか、ジュース、果実酒、菓子の材料に利用します。
収穫後は傷みやすいので冷蔵、冷凍保存するか、早めにジャムなどに加工します。

 

 

ラズベリーの栽培での病気や害虫は?

ラズベリーは一般的には病害虫に強く、家庭での栽培が容易な果樹です。

実が熟す時期に雨が多いと灰色かび病が発生することがあります。
予防するには雨よけをするか、果実が熟したらすぐに収穫します。

コガネムシ、コウモリガにも気をつけます。

灰色かび病

梅雨時期に雨が多いと発生し、果実が腐ります。
予防するには花が終わった頃に薬剤を散布します。

コガネムシ

葉を食害します。見つけしだい捕殺します。
幼虫が筒の中にいる場合は薬剤を散布します。

コウモリガ

6月下旬~7月に幼虫が幹や枝に入り込み内部を食害します。
食害部を見つけて薬剤を散布します。
株の周りの雑草をとりのぞき、株元をわらや腐葉土でおおっておくと防ぐことができます。

 

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まとめ

ラズベリーの育て方、鉢植え、地植え、剪定方法、開花、収穫、肥料、水やり、病害虫などについてまとめてみました。

ラズベリーは、1本で実がなり、病害虫にも強く、コンパクトで栽培も容易です。
果実にはビタミンA、C、Eのビタミン類や食物繊維、エラグ酸やアントシアニンなどのポリフェノールなど健康にも良い成分が豊富に含まれています。

ラズベリーの栽培をとおして、植物とふれあうことでストレス解消や癒しの効果も感じます。

あなたもラズベリーを育て、自然とのふれあいや可愛らしい花や果実を愛でたり、健康に良く美味しい果実を味わってみませんか。

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