月の満ち欠けの仕組みや月齢、周期は?数多い呼び名や由来も分かる!

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この記事は、月の満ち欠けの仕組みや月齢と周期、数多い月の呼び名やその由来を紹介します。
日ごとにその姿を少しづつ変化させていく月は神秘的で魅力ですね!

あなたもこれを読めば、月の満ち欠けの仕組みや月齢と周期、多くの月の呼び名や由来を知ることができます。

それでは私たちの生活に関わりが深く、日々その姿を変える月の満ち欠けについてお話しいたします。

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はじめに

日本最古のSF小説、「竹取物語」。平安時代初期に書かれたであろう、物語ですが、誰が執筆したのか?それは不明となっています。

そして、その物語は童話「かぐや姫」として後世に伝えられています。そう、主人公でもあるこの「かぐや」は月の人。いわば宇宙人です。

実際の「竹取物語」と童話「かぐや姫」では若干お話が異なります。多くの童話がそうであるように、子どもにも分かりやすいよう、編成され語り継がれています。

はるか遠い昔、空にポッコリ浮かび、満ち欠けを繰り返す“月”という存在に、日本人は他のどの天体よりも、強い憧れとロマン、そして同時に恐れも抱きながら、共に生きてきたのでしょう。

月の満ち欠けの仕組みや周期は?

ご存知の通り、月は地球の衛星で地球の周りをまわっています。

月は直径約3470kmで地球の1/4くらいの大きさです。地球から月までは約38万㎞。月は地球の周りを楕円軌道で回っています。

 

 

現在では太陽暦で1年を計算しますが、昔はこの月の満ち欠けを暦(カレンダー)にしていました。新月を1日目とし満月で半月、そして次の新月が来るまでの期間が1ヶ月です。

月は太陽の光で明るく見えるので、太陽・地球・月が一直線に並んだ時は光ってはいません。これが新月。暗く、肉眼では確認できない月です。

ここから徐々にまるで膨らんでいくかのように太陽の光が当たり、ほぼ14~15日後に表面全体に太陽光を浴び満月に。そしてまた徐々に欠けて、29.5日後には再び新月に戻ります。

従って、月の周期は29.5日です

29.5日という微妙な期間のため、1年365日とはなりません。次第にずれて、季節が変わってしまうこともあります。

そこで、時代と共に天文学が発達し、太陽と地球、地球と月の周期が計算され、ひと月、30日と31日、そして閏年など調整され現在、世界共通の太陽暦が使用されています。

 

月の満ち欠けの月齢とは?

月齢とは読んで字のごとく、月の年齢のようなものです。新月を0として、満ち欠けでだいたい新月から何日たったのか?次の新月がいつか?を知るための目安です。

今では、月齢0.2とか0.7など小数点のついた数字で表現されることがあります。これは、地球も月も動いているので、月齢も少しづつ変化するからです。

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月の名前~上弦と下弦とは?

「上弦の月、下弦の月」という月の呼び名を聞いたことはありますよね?

「なんかよく分からない!」と思う人も多いと思います。実際調べてみると、一目で上弦、下弦を区別するのはちょっと難しい…。そこで、簡単に説明します。

最初に述べたように、月は新月からスタートし、約15日前後で満月、そしてまた真っ暗な新月に戻ります。太陽と地球と月の位置関係なのですが…。

 

上弦の月

 

上弦も下弦も、新月と満月の間の半月、英語でいうハーフムーンです。

では何故「弦」というのか?それは弓の弦から来た言葉で、弦を引くように膨らみ、また弦が戻るように欠けていくので「弦」という言葉を使ったのでしょう。

そもそも、はるか昔、月も弓も占いに使用されていたので月の名前に弦が用いられたのでしょう。

欠けている方が弓の弦に見立てます。新月から満月になる半月が上弦。満月から新月に戻る半月が下弦です。

月が沈む時、上が欠けていたら上弦、下が欠けていたら下弦です。

とはいえ、明け方まで待っていられませんよね?簡単に見分けるには、月の左側が欠けているのが上弦。右側が欠けているのが下弦、と思ってよいでしょう。

下弦の月

 

新月から再び新月に戻るまでには、三日月、半月、満月、と名前が変わりますが、日本ではさらに細かく分けられています。

では、昔から語り継がれた、毎日の月の名前の中で代表的なものを紹介しましょう。

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月の名前~毎日のようにある、月の名前は?

月にはその満ち欠けによって名前があります。その名前から新月から満月、そしてまた新月へと変わる様子をたどってみましょう。

 

呼び名月齢補足説明
新月 0「朔(さく)」真っ暗です!さあ、始まりです。太陽と地球と月は一直線に並んでいますので、地球が邪魔して月に光が当たりません。
二日月 1新月から2日目の月。繊月(せんげつ)とも呼ばれています。なーんか、やせた三日月といった感じですね。
三日月 2お馴染みの三日目の月。若月とか眉月といった名前もあります。欠けた月は何でも三日月じゃありません。3日目だから三日月です!
黄昏月 44日目の月。黄昏時に西の空にあるから、といわれています。
上弦の月 7新月から7日目。弓に弦を張った状態。これから、どんどん丸くなります。実は昼間にも出ているんですよ!
十日月  1010日目にはどんどん満月に近づいていきます。
十三夜月  13満月まであとちょっと!特に旧暦8/13頃の十三夜月は十五夜と同じようにお供えをして祈ります。
小望月  14こもちづき、満月ではないのですが、もうちょっと!といったところ。満月を望月といいますが、望月のもうチョイ手前という意味かも。
十五夜  15さぁ!満月です。望月、満天月とも言われています。
十六夜  16いざよい、とはためらったり、迷ったりしているという意味があります。なぜなら、十五夜より若干月が出るのが遅く、「あら~ちょっと欠けちゃった?」と月も戸惑っているように見えるからかもしれません。
立待月  1717日目頃、月は出てくるかな?と立ち止まっていれば、ほら!
居待月  1818日目頃、出てないなぁ~座ろっかね?と、少し待ち時間が長い。
寝待月  1919日目頃、もう、座るのも疲れた~寝ながら待つかな?と、なかなか現れてくれない月。そのまま爆睡してしまっては台無しです!
二十日月  20別名、更待月。「え~!まだ待つの?」と思っているくらい、ご登場は夜更けです。
下弦  2222日目、半月!とうとう3/4来ました!ラストスパートだ。
二十三夜  23痩せていくように見える月。願いが叶うという言い伝えも…痩せていく月なので、ダイエットのお願いは最適かも…
有明月  26二十六夜ともいいます。細く鋭いお月様。夜明け、有明の頃に昇ってくるので有明の月です。
晦日月  29新月かな?と思ったら…微かに微かにありました! 月末は晦日といいます。12/31は1年の晦日なので大晦日なのですよ。

…そしてまた明日からは新月。新しい月が始まります。

日本人は忍耐強く、待ってこそ更に趣を感じる民族でもあります。月の出を待つイメージも月の名前に込められているのでしょう。これはごく一部で、月の見え方によって他にもいくつか名前があります。

 

 

毎日姿を変える月のカタチ。竹取物語や多くの歌人たちも、それぞれの想いを月に託したのかもしれませんね。

ちなみに新月には物事のスタートをするには良い時、満月はそれを実践したり、積み重ねた努力を形にする時、そして次の新月までは、今まで培ってきたものを整理し、次に備える時とも信じられていたようでした。

新月に種をまき、満月に実りを感謝し、そして刈り取り次のシーズンに備える。
昔の人は月と共に生きてきたのでしょう。

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まとめ

月の満ち欠けの仕組みや月齢と周期、数多い月の呼び名やその由来を紹介しました。

月の呼び名がたくさんあるのは日本だけでなく、海外でも毎日の月に名前がある所もあります。

日本では月は神秘的で美しい、月にはパワーがあるというプラスのイメージが強いですが、欧米などでは月=死、月=恐怖のマイナスなイメージがある所も多く存在します。

狼男は満月に現れる、満月には死神が来る、など黄泉の国、冥土を結びつけている逸話もたくさんあります。

西洋の歴史ある占いの1つ、タロットカードの「月(MOON)」の絵柄もちょっと妖し気に描かれていることが多いです。そして、そのカードの意味も併せて、なかなか不安を掻き立てられます。

今夜、帰宅途中で目にする月、電車の窓から見える月、お部屋の窓から見える月はどんな月でしょうか?

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