この記事はスペルキャスティングオラクルカードの意味と特徴、使い方を紹介します。
このカードは太古からの魔法の知恵をあなたに授けるツールとなるものです。
これを読めばスペルキャスティングオラクルカードの意味や特徴、使い方を知ることができます。
幻想的な美しさを持ち、あなたの人生を励まし、癒してくれるスペルキャスティングオラクルカードの魅力をお伝えします。
スペルキャスティングオラクルカードの意味と特徴は?
スペルキャスティングオラクルカードは魔法をテーマにしたオラクルカードです。
ところであなたは魔法を信じていますか。
子どもの頃から魔法の世界に憧れている人も、魔法なんて怪しい、魔法なんて存在しない、そう思う人もおられるでしょう。
捉え方は人それぞれですが、このカードは魔法という言葉を聞くだけでドキドキする、そして自然の力を使った癒しに関心がある、そのような方のために作られました。
スペルキャスティング(Spellcasting)という言葉は日本では馴染みがありませんが、Spellは「呪文、まじない、魔力」、そしてcastingは「投げかける」という意味を持ちます。
つまりこのカードは「呪文をかける」ことをテーマにしています。
著者はフラビア・ケイト・ピーターズ氏とバーバラ・ミクルジョン=フリー氏の二人です。
二人は自然を崇拝するケルト文化圏(イギリス諸島)を中心に、自然や古代の魔法を教える教師として活動してています。
イラストはリスベス・チーバーゲサマン氏が描いていますが、彼女はシャーマンや祖先の魂につながるアーティストです。
彼女のイラストは幻想的で美しいですが、単にそれだけではありません。
驚くことに一枚一枚のカードの絵のタッチがまるで違って見えるのです。
本当に同一人物が描いたのかと疑ってしまうほど印象が違うカードもありますが、きっと彼女はシャーマンの力を使って、このイラストを描き上げたのだと感じます。
カードの枚数は48枚で、解説書の前半部分には「呪文とは何か?」「月と魔法との関連性」、「魔法の方角、エレメント、関連性」、「呪文のかけ方」などについての説明がされています。
少し厚めの解説書ですが、これを読むだけでも魔法についての基本的な知識が得られそうです。
そして後半部分では各カードについての解説がされています。
特に興味深いのは各カードのメッセージと意味の他に、著者が選んだ呪文が掲載されているところです。
呪文という言葉は少し怪しく聞こえますが、ここでの「呪文」は自然魔法の知恵にあたります。
「このカードが魔法の力と無限の可能性を探し出す助けとなりますように」という著者の願いが伝わってきます。
スペルキャスティングオラクルカードの使い方は?
スペルキャスティングオラクルカードの主な使い方は1枚引きとなります。
48枚のカードには、それぞれの魔法の意味と呪文が存在するので、心を開いて魔法のガイダンスを受け入れてください。
呪文という言葉は少し怪しくて、まるで何かを操ろうとしているかのように感じるかもしれません。
しかし、本来呪文というのは他人ではなくて自分にかけるものなのです。
望みをかなえるために、自分の目的をはっきりさせて実現のために引き金を引く。
それが魔法をかけるということで呪文はそのための道具ということです。
解説書には3枚引く方法と6枚引く方法も紹介されています。
特に興味深いのはカードの裏面に描かれているようなペンタクルの形にカードを並べていく6枚引きのペンタグラムスプレッドでしょう。
円の中に星の形(五芒星)を描き、その星の頂点と中心にカードを置いていくやり方です。
魔法陣のようでワクワクするスプレッドです。
スプレッドの中心は現在を表していて、星のそれぞれの頂点は四つのエレメント(風、水、火、土)とスピリットを意味します。
各場所に置いたカードは現状、他人からの影響、現状から学ぶこと、内なる葛藤、原因、最終結果を示しています。
解説書には・魔法のガイダンス・魔法の呪文・魔法の意味の説明がされているので、それを読みながらリーディングを行います。
呪文は興味がなければ行わなくてもかまわないようですが、やはり魔法の呪文を唱えてみたいと思う方は多いことでしょう。
魔法の呪文を行う際は、神聖な場所、いくつかの材料や道具、それから日時のタイミングが必要となります。
材料は身近にあってイメージできるものばかりですが、たとえば鳥の羽だったりパワーストーンだったり、ハーブだったりします。
決して高価なものではありませんが、中には少し手に入りにくい物もあります。
そのような時には自分でアレンジしながら実行することになります。
「直感を使いながらあなただけの魔法を作り上げてください。」著者はそのように言っています。
まずは一枚カードを引いてみて美しいカードからのエネルギーを感じてみてください。
それから何か気になることがあれば魔法の意味の箇所がヒントになると思います。
スペルキャスティングオラクルカードを使った感想は?
それでは実際に一枚引いてみることにしましょう。
カードの裏面には生命のシンボルであるツリーオブライフと五芒星が組み合わせて描かれています。
やさしいグリーンとブルーの色合いが自然をイメージさせて、まるでカード自体が魔法の世界の扉のようです。
カードを軽くノックしてからシャッフルを行います。
今回は「今、私にとって必要な魔法は何かを教えてください」とカードに問いかけてみました。
そうして一枚選んだカードがこちらです。
「Happiness 幸せ」
カードにはうれしそうに天を見上げる少女が描かれています。
彼女は光のエネルギーの中にいて、とても生き生きと輝いて見えます。
そして彼女の周囲のエネルギーは循環しているようです。
彼女のそばで青い蝶が飛んでいますが、蝶というのは喜びの象徴とされています。
そして魔法の世界では蝶は新しい幸せを伝えるメッセンジャーだと言われています。
カードからワクワクした高揚感のエネルギーを感じることができました。
次に解説書を開いて魔法のガイダンスを読んでいきます。
「幸せになるためには、自分が本当に元気になれることは何なのかを知る必要があります。
そしてすべてのものに喜びや完璧さを見出し、刺激を受けることが大切です。そうすれば心の奥から魔法のような感覚が湧いてくるでしょう。」
要約すると、このようなメッセージです。
魔法の呪文は、カルセドニーというパワーストーンと箱を使います。
それから呪文を行う曜日と時間の指定があります。
そして自分へのアファメーションと魔法の世界にお願いする言葉を唱えることになっています。
魔法の意味は・幸せな結果がもたらされる・前向きで高揚感のある状況を積極的に探す・良い知らせが届く、などです。
魔法の意味の部分は、問題解決へのヒントとして使えそうだと感じました。
解説書のメッセージは全体的に温かいものが多く、はっきりとしていてわかりやすいと感じます。
スペルキャスティングオラクルカードをお勧めの方は?
スペルキャスティングオラクルカードは魔法が好きな方に向けて「呪文をかける」ことをテーマに作られたカードなので、魔法に興味がある方には是非使ってみてほしいカードです。
解説書の内容が充実しており、これを読むだけでも魔法とは何かが分かってくると思いますし、熟読すれば魔法についての一通りの知識が得られるでしょう。
また魔法の知識は占いにもつながっているので、西洋占星術やタロット占いをされる方にも有用なカードです。
他の占いと併用して使うことでリーディングがしやすくなりそうなカードだと感じます。
他の占いと併用して使うことでリーディングがしやすくなりそうなカードだと感じます。
それから一枚一枚のカードのエネルギーがはっきりしているので、オラクルカードの絵柄読みをしたい方にも適しています。
ハーブやアロマテラピーなど自然を使ったヒーリングに興味のある方にも相性のよいカードだと思います。
しかし、魔法の呪文は願望を実現化するために使うものです。
特に魔法の力で願望を実現させたい方は、このスペルキャスティングオラクルカードを使ってみることをお勧めします。
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まとめ
スペルキャスティングオラクルカードの意味と特徴、使い方や感想などを紹介しました。
このカードは魔法という言葉にドキドキする方、そして自然の力を使った癒しに関心がある方のために作られました。
著者は自然を崇拝するケルト文化圏(イギリス諸島)在住のフラビア・ケイト・ピーターズ氏とバーバラ・ミクルジョン=フリー氏の二人です。
シャーマニックで幻想的な美しさが魅力的なイラストはリスベス・チーバーゲサマン氏が担当されています。
カードの枚数は48枚で解説書の前半部分は魔法についての基本的な知識が詳しく説明されています。
後半部分はそれぞれのカードについての魔法のガイダンス、魔法の呪文、魔法の意味が説明されています。
解説書のメッセージは全体的に温かいものが多く、はっきりとしていてわかりやすいと感じます。
このカードには著者の「魔法の力と無限の可能性を探し出す助けとなりますように」という願いが込められています。
魔法や自然を使ったヒーリングに興味がある方はもちろん、魔法を使って願望実現してみたい方にはぜひ手に取ってみてほしいカードだと感じました。
この記事を読んでスペルキャスティングオラクルカードに興味を持っていただけましたら幸いです。
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